医療現場で働くあなたへー コーチングが「安心して働ける人間関係」を育てるとき


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先日、現役の看護師さん、元看護師さんたちと「医療現場とコーチング」をテーマに座談会を行いました。

それぞれ違う場所・違う立場で働きながらも、共通していたのは、「患者さんのことを大切に思う気持ち」と同じくらい、「一緒に働く仲間との関係性」に悩みやもどかしさを抱えている、ということでした。

この記事では、その座談会で見えてきた"医療現場のリアル"と、そこでコーチングがどのように役立つのかをご紹介します。

忙しさの中で置き去りになってしまう気持ち

医療現場で働いていると、自分の気持ちをゆっくり見つめる時間は、正直なかなか取れません。

患者さんにはできるかぎり寄り添いたい。
その一方で、同僚や後輩には、つい言葉がきつくなってしまう。

ミスが許されないプレッシャーのなか、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながらも、本当は不安や疲れを抱えている。

座談会では、そんな思いや経験が、ぽつり、ぽつりと語られていきました。

お話を伺いながら、「この方たちは、どれだけたくさんの感情を飲み込んできたのだろう」と胸が熱くなったのを覚えています。

誰かの命や人生に寄り添う仕事だからこそ、自分のことはあと回しになりがちなのかもしれません。

「知っているコーチング」と「使えるコーチング」

座談会で特に印象に残ったのは、ある参加者の言葉でした。

看護学生のころ、授業で「コーチング」という言葉には触れたことがあったそうです。

けれど、実習や現場に出ると、その知識を活かす余裕もなく、「知っているけれど、使えないもの」の一つとして、心の片隅に追いやられていったといいます。

その方は、GCSで改めてコーチングを学び直したことで、「承認される」ということを初めて体感したのだと話してくださいました。

自分の小さな変化や努力を言葉にして受け取ってもらうことで、心にふっと灯りがともるような感覚があったそうです。

頭で「知っている」コーチングと、日々の会話の中で自然に「使える」コーチング。

この二つの間には、思っている以上に大きな距離があります。

その距離が少しずつ縮まっていくとき、 自分へのまなざしも、同僚や後輩への声かけも、ゆっくりと変わり始めます。

職場の空気が和らぎ、「ここでなら、素の自分でいてもいい」と感じられる瞬間が増えていく―そんな変化の一端を、座談会を通して見せていただいた気がしました。

医療現場で働く皆さんは、日々たくさんの命や人生と向き合っておられます。

その重さを引き受けながら、同時に自分の心と体も守っていくことは、決して簡単なことではありません。

だからこそ、誰かに話を聴いてもらったり、新しい関わり方を学んだりしながら、 少しずつ「自分らしく、安心して働ける状態」を取り戻していくことが、とても大切なのだと思います。

チームで働くからこそ大切になること

医療は、決して一人では完結しない仕事です。

医師、看護師、コメディカル、事務スタッフなど、さまざまな役割を持った人たちが、チームとして関わり合いながら成り立っています。

とはいえ、忙しさや立場の違いから、すれ違いや誤解が生まれてしまうことも少なくありません。

「こんなこと聞いていいのかな」と不安を飲み込んだり、「分からない」と言いづらい空気の中で、心細さを抱えたまま業務に就いている人もいるかもしれません。

ミスが起きたときに、「誰が悪いのか」を探すことに意識が向いてしまう場面もあるでしょう。

そんなときに鍵になるのが、「心理的安全性」という考え方です。

安心して相談できるかどうか。
意見や不安を口にしたときに、受け止めてもらえると感じられるかどうか。
失敗を共有したときに、「責められる」のではなく「未来のために一緒に考えてもらえる」と思えるかどうか。

コーチングは、その土台をつくる一つの方法です。

問いかけの仕方、話の聴き方、相手の良さや強みに目を向ける承認の姿勢。

どれも特別な魔法ではなく、日々の何気ない会話の質を少しずつ変えていくものです。

患者さんのために良い医療を届けたい―その思いを支えるのは、現場で働く一人ひとりの「安心」と「つながり」。

コーチングは、その「安心」と「つながり」を育てていくための、心強い味方になってくれます。

まずは「自分の悩み」を整えたいとき

ここまで読んでくださった方の中には、「確かにそうだな」と感じながらも、まずは自分自身のことを話して整理したい、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

今の職場での悩みや不安、これからの働き方やキャリア、家庭との両立のこと...。

頭の中でぐるぐる考えているうちは、なかなか答えは見えてきませんが、安心して話せる場で言葉にしてみると、少しずつ輪郭がはっきりしてきます。

GCSでは、コーチとの【セッション】もご用意しています。

「まずは自分のことを落ち着いて話してみたい」「誰かに伴走してもらいながら、今後を考えたい」という方には、こうした個別の時間を活用していただくのも、一つの方法です。

自分の心の中を整えることは、周りの人との関わり方を変えていくための、静かで大切な一歩だと感じています。

学びを一歩先に進めたくなったら

座談会のエピソードや、コーチングの話に触れるうちに、「自分もコーチングを使えるようになりたい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

たとえば、後輩指導の場面で、相手のやる気や強みを引き出せるようになりたい。
忙しい中でも、ちょっとした声かけでチームの雰囲気を和らげたい。
将来を見据えて、対人支援のスキルをしっかり身につけておきたい。

そんな「一歩先」を望む気持ちが芽生えたときの入口として、GCSでは【コーチング無料体験講座】をご用意しています。

この講座では、コーチングの基本的な考え方や、現場での具体的な活用例を、短い時間の中で体感していただけます。

「コーチングとは何か」という話だけではなく、「会話がどんなふうに変わるのか」「自分の現場なら、どこで使えそうか」といったイメージも、少しずつ掴んでいただける内容です。

また、実際に学び始めるとしたら、
・どのようなステップで進んでいくのか。
・オンラインや通学など、どんな受講スタイルがあるのか。
・働きながら学んでいる方が、どのように時間をやりくりしているのか。

そんな「気になるところ」もあわせてお伝えしますので、いきなり本格的なクラスに申し込むのが不安な方にも、安心してご参加いただける場になっています。

「もう少し詳しく知りたい」「自分にもできるか、まずは試してみたい」

そう感じてくださったタイミングで、よろしければ下記のリンク先もご覧になってみてください。


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