これから学び始める方へ

コーチングの世界へようこそ! コーチングという新たなコミュニケーションスキルを積極的に学ぼうとお考えのあなたに、心からの敬意を表します。

コーチングの本質は、相手の言葉に耳を傾け、相手の可能性を最大限に引き出す、効果的なコミュニケーションのスキルです。銀座コーチングスクール(GCS)では、職場や家庭・社会でコーチングを活用したい方からプロのコーチ/国際資格取得を目指す方まで、ニーズに応じて段階別にコーチングスキルを修得できるプログラムを提供しています。

受講コース種別選択ガイド無料体験講座受講料/日程/諸制度認定取得までの流れ

受講コース種別

コーチングを体系的に学ぶプログラムとして、GCSでは下記の3種類のコースをご用意しています。それらのうち「国際資格取得コース」は国際コーチング連盟(ICF)の「レベル1プログラム」、「国際資格取得プロフェッショナルコース」は同「レベル2プログラム」として認定されています。いずれのコースを受講しても、国際資格取得とは別に「GCSコーチ認定資格」を取得することができます。

  1. レギュラークラス(40時間)
  2. 国際資格取得コース(レベル1;74時間)
  3. 国際資格取得プロフェッショナルコース(レベル2;136時間)
「国際資格取得コース(レベル1)」には「レギュラークラス」の内容が含まれており、「国際資格取得プロフェッショナルコース(レベル2)」の内容が含まれています(下記概念図参照)。 system-small.png 受講開始にあたっては、それぞれのコースの特徴・違いをご理解の上、受講クラスを選択ください。

コース体系の詳細
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コース選択のガイドライン/最初に受講するクラス
★【イチオシ】国際資格取得コース(レベル1)[詳細]
せっかくコーチングを学ぶのであれば、ICFが発行するコーチングの国際資格取得を目指すことをお奨めします。当コースを修了し、かつセッション経験時間数要件(100時間)を満たすことで、国際的に通用するコーチング資格(ICF ACC認定)を申請することができます。

ICFの認定資格はコーチングの世界では最も権威のある資格と認識され、世界標準のコーチングの基準を満たしていることの証明でもあります。そのため、米国政府や「Fortune500」企業がコーチを雇う場合には、この資格が当たり前のように求められるようになってきており、日本の大手企業でも、その認識が広まりつつあります。

※国際資格取得コースを選択した方は、「クラスJ-国際資格取得コース【初級】」から受講を開始してください。

クラスJ-国際資格取得コース【初級】
から受講を開始する

★レギュラークラス [詳細]
コーチングを学びたいが、国際資格取得を目指すかどうかまでは決めかねている方や、
「自分はコーチに向いているだろうか?」
「コーチングのスキルをしっかりと修得できるだろうか?」
「コーチングスキルを修得するメリットが、まだよくわからない・・」
「最初のうちは受講料負担を抑えたい・・」
という方は、まずはレギュラークラスの受講を開始されることをお奨めします。

レギュラークラスの受講中あるいは修了(GCSコーチ認定資格の取得)後でも、一定の条件を満たすことで、「国際資格取得コースへの切り替え」手続きが可能です。

※レギュラークラスを選択した方は、「クラスA-基本スキル編」から受講を開始してください。

クラスA-基本スキル編
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★国際資格取得プロフェッショナルコース(レベル2)[詳細]
ICFの上級資格であるPCC認定取得を目指す方向けのコースです。当コースの受講資格は「国際資格取得コース(レベル1)」の各クラスを修了することですので、まずは「国際資格取得コース(レベル1)」の受講を開始してください。
無料体験講座について

当クラスでのコーチングスキルの学習に先立ちコーチングの仕組みの概略やスキル演習を体験いただくために、「コーチング無料体験講座」を開催しています。オンラインで自宅からの参加も可能ですので、お気軽にご参加ください。


コーチング無料体験講座に
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受講料/開講スケジュール/諸制度

GCSでのコーチング学習~認定資格取得の流れ

ご受講にあたり、コーチングスキル修得のイメージをつかんでください。ここでは各コース共通の基本学習部分について説明する便宜上、クラス名称は「レギュラークラス」と「国際資格取得コース」を併記しています。

1.まずは、コーチング無料体験講座に参加してみる

コーチングの効果やクラスの雰囲気を味わっていただくために、まずは「コーチング無料体験講座」に参加されることをお奨めします。クラスの受講について不安や疑問があれば、この体験講座を受講いただき、それらを解決してから入校されることをお奨めします。

2.本格的な学習は【クラスA-基本スキル編】(クラスJ-初級 前半部)からスタート!

最初のクラスである【クラスA-基本スキル編】クラスJ-初級 前半部)では、コーチングの基礎理論を学んだ上で、基本となるスキルを習得します。野球を例に取れば、キャッチボールや素振りといった基本練習に相当します。このレベルのスキルが身につけば、日常生活でのコミュニケーションは大きく改善されるでしょう。

GCSでの初めてのクラスですので、緊張の面持ちで参加される方も多いのですが、心配は無用です。初日を半分も過ぎた頃には、受講者同士、長年の友人のように親しくなってしまうのが通例です。コミュニケーションスキルを学ぶコーチングのクラスならではの特長でしょう。

3.コーチングの楽しさを実感する【クラスB-ストラクチャー編】(クラスJ-初級 後半部)

【クラスA-基本スキル編】(クラスJ-初級 前半部)を修了したあなたは、コーチングの基本練習を済ませた段階に来ています。野球なら、キャッチボールやバッティング、スライディングの練習を個別に行なった段階とでも言えるでしょう。ですが、野球を本当に楽しみたいのなら、やはり「試合」をしたいですね。

【クラスB-ストラクチャー編】クラスJ-初級 後半部)では、既に習った個別のスキルを使い、クライアントとの一連の対話である「セッション」の運営の仕方を学びます。セッション運営ができるようになると、コーチングの楽しさを実感するでしょう。

野球の試合と同様、セッション運営も実践演習が大切です。もうセッション運営ができるようになっているのですから、積極的に相手をみつけ、実践演習の練習台になってもらいましょう。GCSでは練習相手をみつけるためのFacebookグループを開設していますので、積極的にご活用ください。

4.ワンランク上の実力をつける【クラスC-セッション戦略編】(クラスK-中級 前半部)

実践演習を重ねていくと、自らのスキルアップを感じつつも、セッションが堂々めぐりになってしまったり、壁にぶつかってしまったりと、様々な難しい状況に直面することもあるでしょう。ですが心配する必要はありません。コーチとして成長するための道を進んでいることの証拠だからです。

「野球」の試合で勝つには、ヒットエンドランのような作戦や、併殺のような高度なプレーをこなせるようになる必要があります。コーチングでも同じです。それを学ぶのが【クラスC-セッション戦略編】クラスK-中級 前半部)です。

このクラスでは、セッションでは何に焦点を当てるべきか、どのようにすれば視点を変えて気づきや行動を促すことができるかといった技術を学び、コーチとしてワンランク上の実力をつけていただきます。

5.コーチングの実務を修得し、コーチ活動の準備を!【クラスD-コーチ実務編】(クラスK-中級 後半部)

【クラスC-セッション戦略編】(クラスK-中級 前半部)を修了した段階で、効果的にコーチングセッションを運営するのに必要な技術は、一通り学び終えたことになります。あとは、どんどんと実践練習の機会を積むことです。ですが、コーチとして本格的な活動を開始するには、まだ準備が十分とは言えません。コーチングを実践する上で必要なコーチングの実務を習得する必要があるからです。それをカバーするのが【クラスD-コーチ実務編】クラスK-中級 後半部)です。

このクラスでは、自分自身のリソースを活用して、どのような強みや専門分野を持つコーチになるかを考えていきます。また、クライアントからどのように依頼を受け、どのようにコーチングを開始し、実務的にどのように管理していくのか等を学びます。そうすることで、自信を持ってコーチ活動をスタートする準備が完了します。

6.「GCSコーチ認定試験」を受験する

クラスA~クラスD(クラスJ・K)までを修了すると、コーチ活動をスタートを切るのに十分な準備ができているかどうかを確認するために、「GCSコーチ認定試験」を受験することができます。試験の詳細については、「GCSコーチ認定制度の概要」のページを参照ください。

受験に必要な準備としては、クラスでの学習以外での実践演習が必要です。クラスC・D(クラスK)の修了時には講師に対して1回づつセッションを行なうことができますし、Facebook上に開設されている練習相手をみつけるためのグループを通じて練習相手をみつけることもできます。

7.「GCSコーチ認定証」を取得する

晴れて「GCSコーチ認定試験」に合格したあなたには、「GCSコーチ認定証」が交付されます。認定証は認定コーチ個別のウェブページ(マイページ)上に表示されます。 app_sample.png 国際資格取得を目指す方でも、まずはGCSコーチ認定を取得することでクライアントを獲得しやすくなり、セッション経験時間数(ACC認定では100時間)を蓄積するのに有利です(全くの無資格では、かなりのハンデがあります)。

8.コーチとしての活動を本格開始する

GCSコーチ認定の取得は、有料クライアントを獲得できるレベルのコーチングスキルを修得していることの証です。プロコーチとしての活動を進め、クライアントを獲得し、セッション経験時間数を蓄積していきましょう。

銀座コーチングスクールでは、GCS認定コーチがコーチとして成功することをサポートするために、各種プログラムや特典を用意しています。それらは認定コーチだけが享受できる特典ですので、ぜひフル活用してください。

9.国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(ACC)を取得する

着実にクライアントとのセッション経験を蓄積していくことで、いよいよICF ACC認定取得へ向けての準備が完了します。認定申請・取得のためには、下記の要件を充足する必要があります。

【1】クラスL(上級)を受講し、60時間以上のコーチ専門トレーニングを完了する
GCSでのクラスJ・K・Lを修了することで学習時間要件が満たされます。クラスLを修了された方には、ICF認定の申請マニュアルを進呈します。
【2】ICF認定コーチによる10時間のメンターコーチングを受ける
メンターコーチングとは、セッション力向上のために受けるコーチングです。希望する方は、GCS経由でメンターコーチングを申し込むことができます。
【3】セッション経験時間数が100時間(うち75時間は有料)以上で、クライアント数は8名以上
資格要件の中では最もハードルが高い部分ですが、着実に実績を積み上げていけば数年で到達します。GCSコーチ認定資格を取得した方は、GCS認定コーチ専用のFacebookグループに参加し、有料セッションとして計上できる「相互コーチング」の相手をみつけてセッション経験時間数を積み上げていくことができます。(「相互コーチング」とは、2名のコーチが互いに有料の価値があるセッションを提供し合い、料金を相殺することで実際の金銭の支払いを伴わないコーチングのことです。国際コーチング連盟(ICF)の認定資格取得要件である有料セッション経験時間数を満たすにあたり、「相互コーチング」も有料セッション経験時間数として認められます。)
【4】実技試験に合格する
実際のクライアントとのセッションの録音データ1回分を、文字起こし原稿(要英訳)と共にICFに提出し、審査を受けます。国際資格取得コースを受講されている方は、英訳は不要で、GCS本部が審査(修了実技評価)を実施します。
【5】筆記試験に合格する
  • ICFが運営するウェブ上で実施されるテスト(択一式;日本語)に解答し、合格点を獲得することが必要です。
10.国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(PCC)を取得する

「国際資格取得コース」のクラスJ・K・Lを修了後、「国際資格取得プロフェッショナルコース(レベル2)」に進級し、レベル2の修了要件を満たします。PCC取得要件である500時間のセッション経験時間数に到達したら、ICFにPCC認定取得を申請しましょう。