「助けて」と自己開示してみたら-

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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 

コーチングの大切な要素の1つである「自己開示」について、先日、印象深い出来事があったのでご紹介します。

その日は、ある集まりで会議の進行役をしていたのですが、開始10分ほどたった頃、場の空気が温まらずシーンとした雰囲気になっていることに気づきました。

そこで、集まっている方たちにお願いしたのです。

「実は私、場を温めるのがあまり得意ではありません。

友人に、楽しい話で場を盛り上げるのが上手な人がいます。関西の方なのですが、いつもクスッと笑える話をして自然にみんなを和ませるんです。

すごいなあと思うのですが、私はそういうことは得意でなくて-

今日も、いつものように場が静かなまま進めてしまったなあと思っています。

そこで皆さん、この場を盛り上げるのを手伝ってくれませんか?」

感じたことを正直に打ち明け、さらに伝えました。

「この後、ディスカッションの時間を設けます。

そこで拍手をしたり、話した人にポジティブなフィードバックを贈ったりして、皆さんの力で場を温めてくれませんか。ご協力お願いします!」

私が話している最中から、一部の方は笑顔を見せてくださり、その後のディスカッションでは、皆さんが明らかに意識してたくさんのフィードバックを贈っていただき、あっという間に会場が賑やかな場になりました。

気づいたのは、自己開示と助けてもらうことの大切さです。

「自分は今こういう状態です」
「苦手なんです」
「助けて、協力して」と言っていい。
むしろ、1人でがんばるよりも、助けてもらった方が大きな成果を生み出すことができる。

このことを忘れず、まずは自分が心を開いて、コーチングならば相手と一緒に、会議ならば皆と一緒に、よりよい時間を創っていきたいと思いました。

あなたが「助けて」「協力して」と伝えたいことは何ですか?

それを率直に伝えるとしたら、どんな言葉になりますか?