面談で見えた職場のリアル~アンケートでは得られない本音

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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 

先日、ある企業の従業員の方たちから、お話を伺う機会がありました。
目的は、職場環境の改善です。

まずは趣旨を説明した上で、記述式のアンケートにご回答いただき、その後、1時間の面談時間を設けてヒアリングを行いました。

多くの方にとって、こうした面談は初めての経験です。
「何を聞かれるんだろう?」と不安な気持ちで面談に来られた方も多かったと思います。

アンケートとヒアリング。
やってみると、そこから出てくる"声"の違いに驚かされました。

ヒアリングの方が、話の「量」が多かったのはもちろんのこと、その「内容」にも大きな違いがありました。

アンケートに書かれていたことも、そうでないことも、より広く、深く、具体的に語られる-
さらに、どちらかというとアンケートの回答は会話のきっかけに過ぎず、実情や本音は聴くことで得られるのだと実感しました。


何が違いを生み出したのか-
ヒアリングにあって、アンケートになかったものは次の2点です。

(1)安心・安全な場づくり
・守秘義務について丁寧に伝える(あなたの個人情報は絶対に守ります)
・100%話し手の味方であること伝え、その姿勢を崩さない
・どんな話をしてもよいことを随所で示す

(2)生身の人間として向き合う・関わる
・顔を突き合わせて話す(対面の面談でした)
・どんな話もしっかりと受け止める
・気になる言葉がでてきたら確認する(言葉の意味、言葉の背景等)
・話題にあがった出来事が、本人に与えた影響、気持ち、感情を尋ねてみる

ヒアリングでできるのは双方向の会話。
話をしていると「そういえば、こんなこともあった」と思い出して話してくれたり、「本当にこのままでいいのだろうか?」と自分自身と向き合い始めたり、『話すことで、気づきが生まれる』ことを改めて感じる機会となりました。


実情や本音を引き出すスキルやマインド。

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