「コーチング」と「アドバイス」の違い~どちらが有効?
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
「コーチングに興味はあるけれど、アドバイスも必要ではないか」という声をよく耳にします。
そこで、今回は、コーチングとアドバイスの違いについて考えていきます。
【コーチングとアドバイスの違い】
・アドバイスとは?
助言。自分の知識や経験等から「こうした方がいい」と伝えること
・コーチングとは?
相手の中にある考えや答えを引き出すこと
事例を見ていきましょう。
(1)プレゼンの資料づくりについて相談された時
アドバイス:
「まず結論から話すといいよ」
「文字数を減らしてみて」
コーチング:
「今の資料で一番気になっている部分は?」
「○○さんは、どんな資料だと興味を惹かれる?」
(2)部下がミスをした時の対応
アドバイス:
「次回からは事前に確認をとってから実施して」
「注意点をメモしておくといいよ」
コーチング:
「この経験で、気づいたことはどんなこと?」
「次回からは、どのように工夫してみる?」
(3)チーム内の人間関係の悩みについて
アドバイス:
「それなら直接話してみたら?」
「気にしなくていいよ」
コーチング:
「理想の関係ってどんな感じ?」
「その関係に近づくために、できることがあるとしたら何だろう?」
アドバイスかコーチングか-
関わる際の状況はさまざまで、正解不正解はありません。
例えば、入社したばかりの新入社員には、アドバイスやティーチングが必要です。
一方、自分で考え、答えを出す力を育むには、アドバイスよりコーチングが効果的です。
アドバイスだけではなく、コーチングも活用できる。
そうすることで新たな可能性が広がっていきます。
ニーズに合わせた受講スタイルを選択できるのがGCS。
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