自己肯定と自己承認の違いとは?


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム あかがわみさこです。
 

「自己肯定感を高めましょう」
最近、こんな言葉をよく目にするようになりました。

けれど、コーチングの現場で多く聞くのは、
「自己肯定感が低い気がします」
「自分をもっと肯定できるようになりたいです」
という声です。

でも、その背景を丁寧に聴いていくと、
多くの場合、足りていないのは「自己肯定」そのものではなく、「自己承認」なのだと感じます。

「自己肯定」と「自己承認」

これらの言葉は似ているようで、実は役割が少し違います。
この違いを知るだけで、自分との向き合い方がぐっと楽になることがありますので、
今日はこの2つの違いについて書いていきます。

自己肯定とは、
「できているか・できていないか」に関係なく自分の存在そのものをOKとする感覚です。

成果が出ていなくても、
失敗していても、
自信がなくても、
「私はここにいていい」そう思える状態。
それが自己肯定です。

自己肯定は、心の土台のようなもので、調子の良いときだけでなく、うまくいかない時や落ち込んだ時にも、自分を支えてくれる感覚です。

ただし、「よし、今日から自己肯定感を高めよう」とすぐに高められるものではありません。
むしろ、無理に高めようとすると、「肯定できていない自分」を責めてしまい、逆に苦しくなることもあります。

一方で、自己承認とは、
今の自分の状態や感情を、評価せずに認めることです。

「今日は頑張れた」
「今日は何もできなかった」
「今、不安を感じている」
「モヤモヤしている自分がいる」
これらを「良い・悪い」「正しい・間違っている」で判断せず、
「そうなんだね」と受け止めること。
それが自己承認です。

コーチングでは、感情や状態を変えようとする前に、まず「気づいて、認める」ことを大切にします。
それは、人は承認されたときに初めて、次の選択ができるからです。

この二つの違いをシンプルに言うと、
自己肯定は
「どんな自分でも存在していい」という感覚。
自己承認は
「今の自分はこうなんだと気づく」こと。

コーチングでは、自己承認を丁寧に積み重ねていくことで、結果として自己肯定が育っていく、という流れをとても大切にします。

「自己肯定感を高めなきゃ」と、いきなり肯定しようとしなくて大丈夫です。

まずは、
「今、私は疲れている」
「不安を感じている」
「余裕がない」
という、今の自分を承認してみてください。

それだけで心は少し落ち着いてきます。
そして、コーチングでは、答えを与えることよりも、「問いを通して自分の本音に気づいていく」ことを大切にします。

「本当は何に疲れているのか」
「何に不安を感じているのか」
「どんな状態なら少し楽になれそうか」

こうした問いを重ねていくことで自己承認が深まり、無理のない形での自己肯定へとつながっていきますよ。


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