コーチングの未来は?

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム あかがわみさこです。
「コーチングはこれからどうなっていく?」
これは、コーチングを学ぶ方や従事している方だけでなく、
キャリアや人生に向き合う多くの人が感じている疑問だと思います。
私自身は、コーチングはなくならないと考えています。
ただし、その形や役割は、これから大きく変化していくのではないでしょうか。
今日は、コーチングの未来について考えてみたいと思います。
<正解のない時代に、考える力が求められている>
働き方や生き方の選択肢は、以前よりも大きく広がりました。
一方で、「これが正解」と言える道は少なくなっています。
例えば、
・これからどんな働き方を選ぶのか。
・転職するか、今の場所に留まるか。
・子育てと仕事をどう両立するか。
など、どれも簡単に答えが出る問いではありません。
だからこそ今、自分の考えを整理し、納得のいく選択をするための「対話」が、
これまで以上に必要とされていると感じています。
<AIによってセルフコーチングは手軽になる>
近年、AIの進化によって、セルフコーチングは驚くほど手軽になりました。
質問を投げかけてもらい、考えを整理し、感情を言語化する。
こうしたプロセスは、時間や場所を選ばず、一人でもできるようになっています。
「まずは自分で考えたい」
「誰にも見られずに本音を出したい」
そんな段階では、AIはとても優秀なパートナーです。
AIの導入によって、コーチングの入り口としてのハードルは確実に下がっていくでしょう。
<それでも「人に相談したい」はなくならない>
一方で、AIだけで完結するかというと、そうではないと感じています。
人にはやはり、「人に相談したい」「誰かに聞いてほしい」という欲求があるからです。
私自身、英会話学習でAI英会話にトライしています。
気軽で、失敗を気にせず話せる点はとても魅力的ですし、文章が合っているかどうかも即座に判断して教えてくれます。
けれど続けていくうちに、模範解答や予定調和の会話ではなく、生身の人間と話したくなる感覚が強くなっていきました。
相手がいる会話ならではのテーマの豊富さ、相手との考え方や視点の違い、会話の間の取り方、声の温度、表情など、
人間との会話でしか得られないものがあります。
そして、言葉にならない迷いや感情、ちょっとした違和感を受け止めてもらえる体験は、
現時点ではAIでは完全に代替できません。
そういう意味で、人間のコーチは、これからも必要だと思っています。
むしろAIが普及すればするほど、「人と対話する価値」は、よりはっきりしていくのではないでしょうか。
<人間のコーチに求められる役割の変化>
AIは、整理や壁打ちが得意です。
一方で、人間のコーチは、対話や関係性の中で生まれる気づきを引き出し、刺激を与え、伴走しながら相手を支える存在です。
AIと並ぶ選択肢がある時代だからこそ、「誰と話すか」「どんなコーチにサポートしてもらうか」は、
これまで以上にシビアに選ばれるようになります。
そこで問われるのが、コーチの信頼性です。
AIではなく、人に頼む理由があるかどうか。
その判断材料の一つとして、「資格」はこれまで以上に意味を持つようになります。
例えば、International Coaching Federationが定める国際基準や倫理規定は、
「安全な対話ができるか」「信頼関係を築き、クライアントと伴走する関わりができているか」を示す指標になります。
もちろん、資格がすべてではありません。
ただ、AIと比較される時代だからこそ、一定の学習と訓練を積んでいることの証明として、
資格の価値は高まっていくでしょう。
<AIと人間は競合ではなく、共存へ>
これからのコーチングは、AIか人間か、という二択ではありません。
AIでセルフコーチングをしながら、大切なテーマや深い部分、最終的な方向性は人との対話の中で見つけていく。
そんな使い分けが、これからは自然になっていくはずです。
その中で人間のコーチに求められるのは、正しい問いを投げること以上に、
「コーチ自身の人間性や信頼感、迷いや悩みを素直に共有できる安心して話せる場をつくれるかどうか、
そして、クライアントの気づきや可能性、リソースを、会話の中から引き出していく力」が問われていきます。
これからの時代、一人で考える力と、人と対話する力の両方を行き来しながら、自分の答えを見つけていく。
そのプロセスを支える存在として、コーチングはこれからも必要とされ続けていくのではずです。
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