あなたの質問はオープンですか?それともクローズですか?

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こんにちは!
銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表 大石 典史です。

季節は6月、梅雨のシーズンに入りました。
新型コロナウィルス感染予防に関する緊急事態宣言も解除され、
「新しい生活様式」を取り入れながら、あなたの周りでも
徐々に日常が戻って来ている頃かと思います。

一説によると、新型コロナウィルスは、
高温多湿の環境においては感染力が弱まるとか。
科学的な根拠の裏付けが急がれるところですが、
6月という季節に個人的には期待したいところです。

さて、今日の【コーチングスキル編】では、
コーチングの基本スキルの代表格でもある
「質問する」スキルについてご紹介したいと思います。

「質問する」スキルには、大別すると、
「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」があります。

一般的に、前者は相手が「Yes/No」では答えられない質問で、
相手から広がりのある答えを引き出すことができます。
一方で、後者は相手の言ったことを確認したり、
決断を促したりする際に効果を発揮します。

この説明にあるように、どちらかが優れている、ということではなく、
場面に応じて使い分けることが必要である、ということが言えます。

ただ、「質問する」スキルの目的が、
「クライアントの中にあるものを引き出す」
ことにあることを踏まえると、コーチングにおいては、
オープンクエスチョンの方が効果的である、ということが言えます。

ところで、このオープンクエスチョンですが、
日頃意識して使うことが少ないからなのか、
受講生の方の中には、難しいと感じる方が多いようです。

そこで、オープンクエスチョンが使えるようになるために、
私が推奨しているトレーニングとは・・・
「クローズドクエスチョンをオープンクエスチョンに変換する」
というものです。

果たしてそれはどのようなものなのでしょうか?
金曜日の【コーチング事例編】で詳しくご紹介したいと思います。
次回のGCSジャーナルもどうぞお楽しみに!