発達障害とコーチング


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 芳賀美貴です。
 

多くのコーチたちが障害を持つクライアントにコーチングを提供していますが、ICF(国際コーチング連盟)では、障害の種類に関係なく、サポートを適切に提供するための知識やスキルを備えるよう呼び掛けています。

特に、ICFのHPにはニューロダイバーシティ(脳神経多様性)についての記述があり、リソースとして発達障害についての教育プログラムやコミュニティがある非営利団体が紹介されています。

日本でも経済産業省により少子高齢化対策としてニューロダイバーシティ経営を推進する取り組みが行われています。

銀座コーチングスクールのコーチの中にも発達障害についての知識やスキルを持ったコーチがいます。


ニューロダイバーシティのそもそもの概念は障害の有無や、優劣をつけるのではなく、その特性をニュートラルに捉えることです。

コーチングの概念と一致していますね。


日本においては、発達障害が増えすぎているという問題があります。

日本人の規律の正しさは素晴らしいのですが、規律からはみ出してしまう人を問題視する傾向が強いからともいえます。

ある意味、多様性を認めにくい文化といえるかもしれません。


コーチ達は、自分にはどんな特性があるのかを知ることに加え今一度、自分の中にある偏見を見直してみることも大切ですね。