指示で得られるものと失われるもの~指示すると任せるの違い
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
「指示待ちの体制を変えていきたいけれど、指示した方が部下は確実に動くんです」
と、ある方が話をしてくださいました。
仕事なので期限内にやってもらわないと困る。ミスしてお客様に迷惑をかけることはできない。
だから、指示をやめられない。
----同じような経験はありませんか?
教えたり指示したりすることで、部下が取り組みやすくなるという一面はあるでしょう。
指示を頻繁に出せば出すほど、伝えたことが行われる確率は高まるかもしれません。
ただ、「○○をしてください」という指示に対して、指示された人は「○○をしよう」と思うだけで、それ以上のことは考えません。なぜなら、指示されていないからです。
指示によって物事が進む一方で、失われていくのは考える力や自主性です。
・なぜ、それを行うのか
・より効率的に行うにはどうしたいいだろう?
・さらにお客様に喜んでいただくにはどうしたらいいだろう?
等と考えて取り組むという機会が奪われ「言われたことだけをやる」体質が生まれてしまいます。
自らの意思が尊重されることがなく、やる気が奪われます。
「指示する」から「任せる」へ
では、どうすればいいのでしょうか?
重要なのは、目標や方向性は伝え、何をどうするかは部下に考えてもらうことです。
突然、すべてを丸投げするのではなく、
・問いかけて、相手の考えを聴く
・対話をしながら、一緒に考える
といったことを行い、フォローしながら徐々に自主性を引き出していきます。
あなたの職場でも、少しずつ実践してみませんか?
学んだことを実践することで「教える」「指示する」から「任せる」へシフトする!
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