理想のキャリアを描く前に、大切にしたい視点とは?
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
働き方や生き方の多様化が進み、「この先、どんなキャリアを歩んでいきたいか」を考える機会が増えていると感じます。
理想の未来を考える切り口として、現状の課題に注目する方も多いのではないでしょうか。
たとえば、
・何となく仕事に取り組んでいる
・計画的に仕事を進めるのが苦手
・1人で仕事を抱えがち
・ONとOFFの切り替えがうまくいっていない
・運動の時間が取れていない
など。
これらを改善することが、目指す姿につながることもあるでしょう。
ただ、「理想のキャリア」は、現状の課題の克服の延長にあるとは限りません。
一般論ではなく、自分自身が望むキャリアを考えるために、「今、あるもの」にも、ぜひ目を向けてみてください。
・少しずつできる仕事が増えている
・与えられた業務は、期限内に終えられている
・在宅勤務で働きやすい
・課内のメンバーには恵まれている
・土日は休日が確保されている
など。
やっていることやできることは、経験により得た力です。
今、あるものは、活かしていくことができます。
これらは認識することでリソース(資源)となります。
さらに、「今、あるもの」に目を向けることで、自信や感謝が湧いてきます。
未来へ進んでいくのに、「課題を克服せねば...」と思いながら歩んでいくより、自信や感謝を胸に歩んでいったほうが、豊かな人生になると思いませんか?
コーチングを学ぶ過程では、肯定的な視点を持つこと、プラスに焦点を当てることを習慣づけていきます。
視点が変わると、世の中の見え方が変わる- つまり、人生が変わります。