コーチとして活躍するためにまずすること3選
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 森水三香子です。
「コーチとして本格的に活動したいけれど、何から始めたらいいかわからない」
これは、私自身が認定コーチになった直後に感じていたことです
あなたはいかがですか?
スキルは学んだけれど、いざ「コーチです」と名乗るには、まだ何か足りない気がする。
そんなモヤモヤを感じていた方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方に向けて、「コーチとして活躍するためにまずやっておきたい3つのこと」をご紹介します。
どれもすぐに始められる、小さな一歩です。
(1)「コーチである自分」を受け入れる
最初の一歩は、「私はコーチです」と自分で自分に許可を出すことです。
これは意外と見落とされがちですが、実はとても大切なこと。
コーチングの学びを終えたばかりの頃は、「まだ経験が少ないから」「もっと勉強してから」と、
自分にブレーキをかけてしまう方が多くいます。
でも、誰かにとってのコーチは、「すごい実績のある人」ではなく、
「今ここで、自分の話を聴いてくれる人」であることが多いのです。
だからこそ、自分の中で「私はコーチなんだ」と認めることが、クライアントとの信頼関係の第一歩になります。
(2)「話を聴く機会」をとにかく増やす
スキルアップのために本を読む、勉強会に出ることももちろん大切ですが、
「実際に人の話を聴く経験」こそが、何よりの練習になります。
プロのアスリートが日々トレーニングを重ねるように、
コーチも「対話の筋肉」を鍛えていくことが必要です。
完璧なセッションを目指すのではなく、「1回1回を丁寧に振り返る」ことが大切。
うまくいかなかったことを悔やむより、
「なぜ、うまくいかなかったのか?」を観察してみましょう。
信頼できる仲間やメンターと定期的に練習セッションを行い、
率直なフィードバックをもらうことも成長の大きな助けになります。
(3)「誰の役に立ちたいのか」を言語化する
最後のポイントは、「自分はどんな人の力になりたいのか?」を考えることです。
「コーチングを届けたい相手」を具体的にイメージできるようになると、
言葉のトーンも発信内容も自然と変わっていきます。
たとえば、私の場合は「自分を後回しにしがちなビジネスパーソン」や
「転職やキャリアに悩む30〜50代の方たち」に届けたいという思いがあります。
この軸があることで、どんなテーマで発信するか、どんな言葉を使うかに迷いがなくなりました。
ターゲットが定まらないまま発信しても、なかなか声は届きません。
まずは「自分は誰の味方になりたいのか」を、じっくり考えてみる時間をとってみてください。
コーチとしての第一歩に必要なのは、特別な才能や完璧なスキルではありません。
「自分を信じて始めてみること」「経験を積むこと」「誰の力になりたいのかを考えること」。
この3つを意識することで、自然と"コーチとしての自分"が育っていきます。
誰かの人生に変化を起こす力が、すでにあなたの中にあります。
まずは、できることから。
今日から一歩、踏み出してみませんか?
あなたのコーチとしての活躍を応援しております!