若手部下の心に火はつけられるのか?!

コーチング無料体験講座-1.5時間でコーチングの基礎を学び、スキル演習を体験


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 

「部下の心にどうやったら火がつくのか分からす悩んでいます」
と、あるマネージャーの方から相談を受けました。

「火がつく」とは何を期待しているのか聴いてみると、「20代の部下はやる気はある。言われたことはやる。ただ、早く来て準備しようとか、プラスαのことをやろうといった状況はみられない」
「若手を"もっと伸ばしてあげたい"と思うからこそ、その言動を歯がゆく思う」ということでした。


今回は、モチベーションについて、コーチングの視点から考えていきす。

◆モチベーションは「上げる」ものではない

書籍等では「モチベーションを上げる方法」が語られることがあります。
しかし、コーチングのアプローチでは、モチベーションは上げるものではなく引き出すものです。
外から無理やり火をつけようとしても長続きはしません。それどころか、繰り返すうちに心が疲弊してしまいます。

◆本当のモチベーションはどこにあるのか

コーチングでは、クライアント自身の内側にある「本当にやりたいこと」「大切にしている価値観」を探求します。
例えば、ある営業部門のマネージャーは「売上目標を達成しなければ」というプレッシャーで苦しんでいましたが、コーチングセッションを通じて、自身が本当に情熱を感じるのは「チームメンバーの成長を支援すること」だと気づきました。
視点が変わることで、「まるで自分ではないような厳しく威圧的な人」になっていた状態から抜け出すことができ、「自分にできることは何だろう」と、日々、意欲的に自身の役割を全うしていらっしゃいます。
若手であっても、中堅や管理職層であっても、こうした内発的動機(自分の内側から湧いてくる興味・関心から生まれる意欲)が行動変容につながります。

◆コーチングを学ぶということ

コーチングでは、部下やチームメンバーの内発的動機を引き出していきます。
特に重要なのは以下の3つのスキルです:
・承認の技術 - 存在そのものを認め、可能性を信じる
・傾聴の技術 - 思っていることや本心を話してもらう
・質問の技術 - 気づきを引き出す問いかけをする

コーチングの本質的な考え方と実践的なスキルについては、体験講座の中でご紹介しています。