できる指導者がやっている3つの習慣

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 村井大輔です。
スポーツの現場で指導をしていると、ふと思うことがあります。
「この子は今、本当は何を考えているのだろう?」
「選手の本音が知りたい」と。
それは、毎日なんでもすべて報告してほしいということではありません。
壁にぶつかった時、あるいは悩みがある時に、「この監督(コーチ)なら、安心して本音を話せる」と思ってもらえる環境を作れているか、ということです。
成長とともに高まる「心の壁」
幼い頃は、こちらが聞かなくてもその日にあったことを何でも話してくれました。
しかし、年代が上がるにつれ、選手との会話は少なくなっていきがちです。
思春期を迎え、自立心が芽生える時期だからこそ、「普段から安心して話ができる場」を耕しておくことが、指導者には求められます。
では、選手にとって「安心して話せる環境」とは、具体的にどのような状態でしょうか?
それは、選手が「この指導者は、自分の話を最後まで聴いてくれる」という確信を持っている状態だと私は思います。
信頼を築く「認める」スキル
その確信を生むために欠かせないのが、コーチングのスキルの一つ「認める(承認)」スキルです。
指導現場ですぐに実践できる、3つのポイントを整理しましょう。
1. 相手の言葉をそのまま受け止める(受容)
選手の言葉に対し、否定や反論、あるいは「もっとこうしろ」というアドバイスをグッと堪えます。まずは「そう感じているんだな」と、その事実をそのまま受け止めます。
2. 「聴いている」ことを伝える(反応)
適切な「うなずき」や「相槌」は、言葉以上にメッセージを伝えます。 練習の準備をしながら、あるいはスマホを見ながらの「ながら聞き」になっていませんか? 体を相手に向け、耳と目と心で聴く姿勢が大切です。
3. 相手の言葉を繰り返す(リフレイン)
選手:「今日の練習、全然体が動きませんでした......」
指導者:「そうか、思うように動かなかったんだな」
選手:「レギュラーになって、絶対やってやろうと思ってます!」
指導者:「よし、やってやろうという気持ちなんだな」
「良かれと思って」が逆効果になることも
選手のためを思って、つい先回りしてアドバイスをしたり、「それは違うぞ」と否定したりしていませんか?
正論であっても、タイミングが早いと選手は「これ以上話しても無駄だ」「結局分かってもらえない」と心を閉ざしてしまいます。
普段の何気ない会話から「認める」スキルを意識することで、指導者と選手の間のパイプは太くなります。
ベタベタした関係ではなくても、いざという時に「コーチ、実は......」と本音を打ち明けてもらえる。
そんな信頼関係の中でこそ、選手の本当の強さは引き出されるのではないでしょうか。
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