ICF認定基準改定に伴うメンターコーチングと
評価方法の変更について(2026年4月)

※2026年5月26日更新

2026年4月13日(米国東部標準時)、ICFより認定基準改定に関する情報が公開されました。

この改定により、レベル1レベル2認定プログラムは、

  • 修了実技評価による修了判定方式から、
  • メンターコーチングを通じて継続的に成長を確認する形成的評価(Formative Evaluation)のプロセスを通じ、所定のメンターコーチング要件と到達状況の確認をもって修了となる方式
へと、段階的に移行します。

ICFの追加の発表により、2026年中またはそれ以前に受講を開始した方については、移行時期の猶予措置が適用され、2027年12月31日までに現行方式による修了実技評価に合格することで、修了が認められることとなりました。

但し、修了実技評価は、提出すれば必ず合格するとは限らず、不合格となった場合には再提出が必要となり、再提出後の再評価および評価結果の通知にも一定の期間を要します。

この点に鑑み、当スクールでは、現行方式での修了を希望される方については、原則として以下の方針で運用いたします。

  • 2027年3月31日までに修了実技評価のデータを提出し、2027年12月31日までに合格した場合:現行方式を適用
  • 2027年4月1日以降に修了実技評価のデータを提出する場合:個別にご相談ください。初回提出で不合格・再提出となった場合、最終猶予期限である2027年12月31日までに合格・修了できない可能性が高くなります。その場合は、改めて新方式へ移行いただく必要が生じる可能性がありますので、あらかじめそのリスクをご理解の上、ご提出ください。

注1)ICF資格認定要件であるセッション経験時間数(ACC:100時間、PCC:500時間)については、プログラム修了時点で充足する必要はありません
注2)メンターコーチングは少なくとも10時間・3ヶ月間以上が必要です。現行方式を希望する場合、その期間を見込んで予定を立てる必要があります。

主な変更点

【1】修了実技評価の合格は、修了要件から外れます

レベル1・レベル2修了実技評価の合格は修了要件から外れ、代わりに、メンターコーチングのプロセスで、フィードバックや振り返りを通じて成長や到達状況を継続的に確認する形成的評価(Formative Evaluation)の仕組みへ移行します。移行後は、所定のメンターコーチング要件と到達状況が確認された時点で修了となります。

【2】形成的評価は、「強化されたメンターコーチング」で行われます

形成的評価は、少なくとも10時間・3か月以上にわたって実施される強化されたメンターコーチング(Enhanced Mentor Coaching:仮訳)の枠組みで行われます。なお、最低3時間は1対1で実施し、その1対1セッションのうち少なくとも3回分について、継続的な観察記録が作成されます。

【3】新方式のメンターコーチングは、MCS保有者が実施します

強化されたメンターコーチングは、所定のトレーニングを受けたメンターコーチング資格(Mentor Coaching Specialization:MCS)保有者が実施します。現在稼働中のメンターコーチについても、MCS取得へ向けて準備を進めております。新方式でのメンターコーチングについては、MCS保有者を確保し次第、提供を開始いたします(早くて2026年8月以降を予定)。

【4】目指す資格レベルに応じて、必要なメンターコーチングのレベルが異なります

特定レベル(ACC・PCC)への到達を目指して形成的評価を行うため、目指す資格レベルに応じたレベルのメンターコーチングが必要となります。

  • レベル1修了:ACCレベルまたはPCCレベルのメンターコーチング
  • レベル2修了:PCCレベルのメンターコーチング
※レベル1修了のために受けたメンターコーチングの実績は、レベル2修了要件へ向けてそのまま流用することはできない運用となる予定です。(ICFに詳細確認中)

新方式移行後の料金について

新方式のメンターコーチングは、現行方式よりきめ細やかで、かつ充実した内容になります。それに伴い、メンターコーチの職務負担が質・量ともに大幅に増加することになるため、メンターコーチングの料金は改定(値上げ)となる予定です。現在、値上げ幅の抑制へ向けて調整中であり、2026年7月に新料金をご案内する予定です。

修了実技評価の料金負担はなくなりますが、それを差し引いても、恐縮ながら、新方式ではトータル(現行方式のメンターコーチング+修了実技評価)の料金が増額となる可能性が高いことを、あらかじめご容赦ください。

なお、新方式は、「国際基準への適合へ向けてのコンピテンシー向上」を、より確実なものとなることを目指したものです。そのため、GCSとしては、MCSを取得したメンターコーチによる新方式のメンターコーチングの提供を早急に開始できるよう、準備を進めてまいります。

一括申込割引でお申し込みの方へ

「クラスJ・K・L+レベル1修了実技評価一括割引」でお申し込みの方は、上述のとおり、2027年3月31日までにレベル1の現行方式の修了実技評価データを提出することで、料金の増額を含めて新方式の適用はありません。なお、今回の改定に伴い「クラスJ・K・L+レベル1修了実技評価一括割引」メニューの受付は一旦停止とします。

もし新方式でのメンターコーチングを希望される方は、新方式のメンターコーチングによる増額分を、現行の修了実技評価の費用(定価基準 レベル1:27,500円、レベル2:44,000円)と相殺し、精算させていただきます。

今後のご案内について

今回の改定は、評価方法だけでなく、メンターコーチングの位置づけそのものを見直す大きな変更です。当スクールとしても、ICFの新基準に適切に対応しつつ、受講生のみなさまにとってわかりやすく、安心して学びを進めていただける運用となるよう、順次整備を進めてまいります。

また、現段階では実際の運用について不明瞭な詳細部分もあります。そのため、適宜ICFが開催する質疑ミーティングへの参加や問い合わせ等により、確認・明確化を鋭意進めてまいります。