コーチ型リーダー育成研修

日常の業務では、目先の数値目標を意識するあまり、組織の本来の目的や経営理念に沿った活動ができていない場合があります。当研修では、社会に対する組織の存在意義や、組織の成立要件を学んだ上で、自社のリーダーとして必要な要件などをグループディスカッションなどを通じて明確にします。

どのような目標を掲げても、それが個々人の価値観に沿ったものでなければ、意欲的・主体的に活動することはできません。組織の目的を再確認した後には、自身の過去を振り返ったり、理想的な未来を描いたりする演習を通じて、各自の価値観を明確にし、組織の目的と自分の価値観を両立させた、「自分自身が目指す理想のリーダー像」と実現に向けた行動計画を明確にします。研修最終日には発表会があります。

研修中に、研修参加者同士が互いの良い面を発見しフィードバックしあうことで、リーダー同士の繋がりが強化されます。また、フィードバックを受けることで自己肯定感が高まり、フィードバックを行なう側は相手のやる気を高めるフィードバック力を強化することができます。その結果、組織の中に「互いにサポートし合える文化」を育むことができます。

研修中に習得した「フィードバックするスキル」を応用し、相手を前向きにすることができる「褒め方」「叱り方」ができるようになります。両者とも、主語と何に焦点を当てるかが、重要なポイントになります。

定期的に行われる部下と上司の目標管理面談ですが、単なる数字の確認や、上司からの一方的な指示で終わっている面談が多いのではないでしょうか。当研修では、コーチングを活用した独自の目標管理面談メソッドを提供し、今期の成果と課題を明確にし、それらを踏まえて来期はどのようなことを目指すのかを、部下から引き出すことに加え、上司の期待も上手く伝えられるようになります。（面談シートあり）

一般的なコーチング研修では、「傾聴」や「質問」のスキルを学ぶことに終始するものが多いですか、当研修では、すぐに職場で活用できる、「月曜日朝の３分間コーチング」や「目標管理面談」のフレームワークを体得し、すぐに実践できる内容になっています。

• オリエンテーション
• キャリア・タイムラインの作成
• 組織とは（講義とディスカッション）
• 管理職を取り巻く環境（講義とディスカッション）
• リーダーとしての自己基盤を高める（演習と全体シェア）

• コミュニケーションの基本スキルの習得
  ・リーダーに必要なコミュニケーション能力とは
  ・「認める」スキル（講義と演習）
  ・「聴く」スキル（講義と演習）
  
• コーチングスキルＡ
  ・コーチングとは
  ・コーチングが機能するための条件
  ・質問スキル（講義と演習）
  
• 実践課題設定

• 実践課題報告
• コーチングスキルＢ
  ・視点の移動（質問スキルの応用／講義と演習）
  ・フィードバックするスキル（講義と演習）
  ・上手な褒め方・叱り方（講義）
  ・コーチングの実践演習
  　３分間コーチング演習、目標管理面談演習など
  

• 自身が目指す理想的なリーダー像の明確化
  ・自分の価値観と組織の目的の振り返り
  ・目標設定（３年後の自分）
  ・現状把握
  ・行動計画の策定
  
• 自身が目指すリーダー像の発表会
• 実践課題設定

葉山 みなみ ／ 銀座コーチングスクール（GCS） 法人事業 マネジャー

株式会社エドウィン（本社営業）、株式会社ジオス（英会話学校の学校運営、エリアマネージャー、本社会長室）等を経て、2001年にソフトバンク株式会社に採用担当として入社。海外での新卒採用、管理部門の中途採用、「人事100人採用」「新卒3,000人採用」のプロジェクトリーダー、健康管理センター発足など、企業急成長期の人事・採用活動に邁進。在職中は約10,000人の面接をこなす。2007年にキャリア・ディベロップメント・アドバイザー（CDA）、2009年にGCS認定コーチ資格を取得する。2014年にGCS川崎校を開校、2016年からはGCS法人事業、GCS横浜校の運営を担当。現在はプロコーチの育成のほか、コーポレート・コーチとして、経営者や組織内のリーダー・管理職の課題解決に向けたサポートを数多く行っている。