Coach Interview - 林 英利 コーチ(前編)

原点回帰―本質的なきっかけを思い出す

 昨年に続き林英利代表に登場をしていただきました。前回のインタビューから1年半が経ち、GCSの新たな取り組みや、セッションでの共通の課題「ありたい姿を引き出す」についてお話をうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

GCSの最新の取り組み

ーー 新たな取り組みとして、メンターコーチになるためのクラスなどが誕生していますね。

 以前の講師養成プログラムの中に、コーチングセッションを評価できるようになることを目的とした講座がありましたが、それをリニューアルし、「クラスE(メンターコーチ編)」としました。従来通りセッション評価をする認定試験官を育成することに加え、コーチのコーチ(=メンターコーチ)になることを目指す方々にも受講していただけるようにしました。

 また、これに伴い、現在「GCSメンターコーチ制度」を開発中です。GCSは、「コーチングがわかるだけでなく、できるようになる」ことにこだわっていますから、クラスAの受講中から認定試験が終わるまで、メンターコーチが受講生をサポートするようにしたいと考えています。  この制度が始まれば、受講者は定期的にメンターコーチのセッションを受けられるし、メンターコーチを相手にしてセッションの練習もできるようになります。メンターコーチはセッションを評価することができるスキルを持っていますので、セッション練習した後に適切なフィードバックをしてくれるのです。この制度を来年度中にはスタートしたいと思っています。

ーー 他にはどのような取り組みをされているのですか?

 GCSの受講者は子育て世代の方も多いので、子育てコーチングに特化した講座を全国で展開できるようにしたいと考えています。この講座はクラスAレベルに相当する講座なのですが、さらに本格的にコーチングを学びたいという方にはクラスBに編入できるようにします。

ーー 先日の「GCSコーチカンファレンス18」でも、様々なテーマのグループ活動が行われていましたね。

 160名集まって大盛況でした。テーマを「原点回帰~必要なことは、すべてあなたの中にある~」とし、グループ活動では、「プロコーチ」、「子育てコーチング」、「会社の中でコーチングを活かす」、「自己基盤強化」、「心理学」、「週末起業」などの10のテーマに分かれてディスカッションを行いました。「他のコーチの活動が聞けてとても参考になった」という声をたくさんいただきました。

 今までは「プロコーチの育成」を前面に出してきましたが、認定コーチの数もその活用方法も増えていますので、さまざまなテーマやジャンルでのフォローアップを検討中です。Zoom(Web会議システム)を活用した勉強会なども計画中です。これまでには社内コーチ向けの勉強会などは開催してきましたが、今後は社内コーチ向けだけではなく、子育て、プロコーチとして活動する方向けのプログラムを作っていく予定です。Zoomで開催しますので、いろいろな地域の方が参加できるし、コーチ同士の繫がりも生まれます。

インタビュー

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Profile
林 英利
コーチ
銀座コーチングスクール代表
GCS認定プロフェッショナルコーチ
国際コーチ連盟(ICF)日本支部顧問
ICF認定コーチ(ACC)
大和ハウス工業(株)、トヨタ自動車(株)等にて、住宅事業、人材育成、新規事業開発等を担当。経営コンサルタントとして、また、若者のライフデザインを支援する事業の開始を目指す中でコーチングに出会う。社内の新規事業開発において、チームの意欲向上や社内協力などの取り付けにコーチングを役立て、事業化に貢献。2012年、プロコーチ・研修講師として独立した後に、GCSの運営に参画し、GCS札幌校、新宿校、池袋校などを立ち上げる。それぞれの人が、生まれ持つ資質を生かし活躍することで、本人の充実感の向上と社会貢献が実現できるよう、コーチングスクール運営、講師、プロコーチの活動等を通じてサポートしている。2012年にGCS副代表、2015年にGCS代表に就任。国際コーチ連盟(ICF)日本支部顧問

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