メンターコーチング フォームの作成について

概要

メンターコーチングは、コーチの専門的成長に不可欠な要素であり、経験豊富な実践者と関わり、コーチングスキルについて建設的なフィードバックを受け、継続的な学習と成長への支援を得る機会を提供します。

メンターコーチングはすべてのコーチ実践者に推奨されますが、ICF資格を目指すコーチは、該当する資格レベル(ACC、PCC、MCC)で求められるコーチングスキルの発揮と形成的な発達を記録するため、資格を有するメンターコーチと関わることが求められます。振り返りの実践、学習、スキル開発を可能にするため、メンターコーチングは、資格を有するメンターコーチとの間で、このフォームを用いて、 されなければなりません。

2027年1月1日以降、メンターコーチングクライアントに使用することが求められるこのフォームにより、資格を有するICFメンターコーチは、観察されたコーチングセッションにおけるクライアントのコーチングスキルについての所見を記録することが出来るようになります。コーチングセッションは、ライブで観察することも、音声または動画録画を通じて観察することもできます。

メンターコーチは、1対1のメンターコーチングの一環として、観察した各コーチングセッションについて、このフォームを完成させることが求められます。

資格あるメンターコーチ(MCS)に期待されること

資格を有するICFメンターコーチは、個々のコーチ実践者の成長、学習およびスキル開発、ならびにクライアントに対して安全で倫理的なコーチングサービスを提供する能力の発達において、重要な役割を担います。また、コーチングの質や信頼性を高め、ICFの価値観を守る役割も担っています。

これらの責任を遂行するにあたり、資格を有するメンターコーチは、以下を遵守することに同意します。

  • クライアントのコーチングスキルに関する記録が、ICFの基準、要件、標準に従って行われるようにする。
  • コーチングにおける倫理基準を維持する重要性について、ガイダンスと支援を提供する。
  • すべてのICFコア・コンピテンシーにわたるコーチングスキルの開発について、クライアントにガイダンスと支援を提供する。
  • メンターコーチング契約・関わりに関する正確な記録を維持する。
  • 関連する管轄地域の法律および規制に従って、メンターコーチング記録の安全性を維持する。

フォームへの記録に関する要件

メンターコーチングクライアントのコーチングセッションを観察する際、メンターコーチは、求められる各行動またはスキルの証拠に耳を傾け、それを記録する必要があります。クライアントが特定のスキルを発揮していることを観察した後、メンターコーチは、
a) 求められる各スキルについてクライアントのパフォーマンスを採点し、
b) そのスキルをクライアントが発揮したセッション内の証拠を入力します。
メンターコーチングクライアントが特定のスキルを十分に発揮していない場合、メンターコーチは成長を促すフィードバックを提供する必要があります。

クライアントに有意義なフィードバックを提供するため、観察したコーチングセッションについては、メンターコーチングクライアントとのレビューセッション後、できるだけ早く、目安として2営業日以内に評価内容を整理・記録する(※GCS注:「クライアントに渡す」の趣旨と思われる)ことが推奨されています。