しっかり聴こうと思っているのに、上手くいかないという方へ

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こんにちは!
 
銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 
お盆を迎えました。
今年は、数年ぶりに帰省しているという方も多いのではないのでしょうか?
 
「久しぶりだね」と話をする機会も増えるこの時節、今日は「聴き方」についての話題をお届けします。
 
あなたは、もし、親類や友人が、「ちょっと話を聞いてほしい」と言ってきたら、どのように話を聴きますか?
 
 
自宅のソファや、近所の喫茶店など、落ち着いて話ができそうな場所を選んで座り、
 
「どうした?」
 
などと声をかけ、話が出てくるのを待ち、相手の顔を見て、時にうなずきながら、じっくりと話を聴く-
 
 
そんな風に聴くのではないでしょうか?
 
 
一方、コーチングセッションで『話を聴く』という場面になると、メモを取る方がいらっしゃいます。
 
 
・クライアントの意向に沿った話ができるように、要点を書き留めておこう
 
・キーワードとなりそうな言葉を押さえておこう
 
と、親類や友人との話に比べ、『しっかりと聴こう』という思いからメモをとる。
 
 
ところが、メモをしている間は、聴けなくなります。耳への意識が途切れるのです。
 
と言うより、実は、「メモしよう」と思った時点で、相手への集中力が欠けています。
 
人は、そんなに器用ではないんですね・・・
 
 
コーチングでは、メモを取ることを禁じている訳ではありません。
 
ですが、コーチングが上手くいかない、クライアントの想いを汲み取れていない、と感じたら、メモは手放してみましょう。
 
 
コーチのメモがなくても、クライアントは、自分で頭の中を整理して気づきを生み出していくことができる!
 
クライアントを信じて、全集中です。
 
 
今日は、クラス受講中で、コーチングセッションのレベルアップを図っている方からの相談をもとにお届けしました。
 
銀座コーチングスクールでは、コーチングセッションの実践を積む場をご用意しています。
 
コミュニケーションは常にライブ。実践してみると、上手くいかないこともありますが、それを一緒に乗り越えながら、レベルアップを図ってまいりましょう!