話術がなくても大丈夫-仕事の対話が楽になる5つのポイント

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
突然ですが、あなたは話をするのが得意ですか?
前職で一緒に働いていた先輩は話術に長けていて、仕事の話も趣味の話も人を惹きつけ楽しませるトークができる方でした。
「自分はこんな風には話せない。どうすればしっかり話をして仕事を進めていけるのだろう」と思っていましたが、コーチングを学んで分かったことが2つあります。
1つは、「聞き上手は話し上手」ということ。
『聴く』ことができれば、相手の話の意図をつかみ、それに応じた話ができる。また、聴いた上で、話し合いにつなげることができるのだと実感しました。
2つ目は、『話す』も大事だということ。
すばらしい話術が必要なのではなく、「こうすれば話しやすくなる」という方法があることを知りました。
今日はその具体的な方法をご紹介します。
■対話をスムーズにする5つのポイント
コーチングでは、クライアントとの信頼関係を築くことが大前提です。
そのために必要なことは、仕事にもそのまま当てはまります。
(1)安心して話せる環境をつくる
まずは明るい表情で臨みます。笑顔ひとつで、相手の緊張はぼぐれます。
(2)相手が話しやすい話題から開始する(アイスブレイク)
いきなり本題から入っていませんか?
話しやすい雰囲気が整っていないと、会話は表面的なものになりがちです。
季節の話題や、相手が関心を持っていることなど、気軽に話せる話題からスタートします。
(3)相手の名前を呼ぶ
「おはようございます」「○○さん、おはようございます」
どんな違いを感じますか?
名前を呼んでくれた相手には親しみを感じるものです。
会話の中で「○○さんは、どう思いますか?」のように、名前を添えるだけでグッと距離が縮まります。
(4)自己開示する(自分のことも話す)
地元の話題や最近の出来事を話してもよいですし、相手の話に対して「実は私も...」と少し自分のことを話すだけでも十分です。
相手の人となりが分かると親しみを感じるように、自分のことを少し伝えることで、相手も安心して話しやすくなります。
ただし、自分ばかりが話さないように意識します。
(5)「認める」「聴く」を丁寧に行う
相手の話をただ聞くのではなく、しっかり受け止めながら聞きます。
相手の話やペースに合わせて、心を集中させてまずは聴く。それだけで相手はもっと話してくれます。
いかがでしょうか?
私は、コーチングを学ぶ前は「仕事にアイスブレイクなんて必要ない」と思っていました。
なぜなら、話したい相手はいつも忙しそうで「余計な時間をとってはいけない」と思っていたからです。
ところが、コーチングを学び、季節や天気の話から入り、どんな話が出てきても「まずは受け止め、話を聴く」を意識してことで、仕事で関わる方たちと話をするのがグッと楽に、楽しくなり、その後の成果にもつながっていきました。
今日ご紹介したのは「やり方(スキル)」とも言えますが、その本質は「相手の立場になって考える」ことです。
「業務」ではなく、まずは「相手」に心を向ける。
信頼関係の積み重ねが、やがて大きな成果につながっていきます。