自己啓発と自己研鑽の違い ― コーチングが大切にする「成長」とは

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 芳賀美貴です。
「自己啓発」と「自己研鑽」。
似たような意味で使われることが多い言葉ですが、この二つには少し違いがあります。
自己研鑽とは、知識や技術を磨くことです。
新しいことを学ぶ、経験を積む、資格を取得するなど、自分のできることを増やしていく取り組みです。
一方、自己啓発とは、自分自身をより深く知り、人として成長していくことです。
価値観を見つめ直したり、新しい考え方に触れたり、自分の可能性を広げたりすることが自己啓発と言えるでしょう。
どちらも成長には欠かせません。
コーチングを学ぶ人であれば、質問や傾聴のスキルを磨く自己研鑽も必要ですし、自分自身と向き合う自己啓発も大切です。
しかし、コーチングではもう一つ、大切にしている考え方があります。
それが「自己基盤」です。
自己基盤とは、自分らしく安定して人と向き合うための土台のことです。
健康な心と体、感情との付き合い方、自分への信頼、生活の安定など、一人の人間としての土台が整っていることで、相手の話を落ち着いて聴き、その人の可能性を信じることができます。
国際コーチング連盟(ICF)でも、コーチには学び続けることだけでなく、自分自身を振り返り、自分の価値観や思い込みに気づき続ける姿勢が求められています。
コーチとして成長するとは、知識やスキルを増やすことだけではありません。
自分自身を知り、人として成長し、その土台の上でクライアントと向き合うことが大切です。
「もっとできるようになりたい。」
そんな気持ちは、成長の原動力になりますし
「私は、どんなコーチでありたいのだろう。」という問いを持ち続けることが、自己研鑽、自己啓発、そして自己基盤を育てることにつながっていくのです。