Coach Interview - 折原 英明 コーチ(前編)札幌校代表

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自分に問いかけ自分を理解して実現した起業

 独立起業して1年強。それまで思い描いていたコミュニケーションからさらに新しい視点で人の関係が作れたという札幌校副代表の折原コーチ。これまでの経験を活かした提案をしながらコーチングを活用している現場での気づきをうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

技術を学ぶ以上に得られたこと

ーー 札幌校の副代表として活動されていますが、その他も含めて今の活動をお聴かせください。

 昨年の2月に独立してコーチングをベースに、人材マネジメントコンサルタントとして法人企業での従業員との面談や研修などを受託しています。
 これまで飲食業や小売業など人と関わる仕事が長かったのでそういった業種、業態の企業の組織作りや人材育成、マネジメントなどのコンサルティングをしております。

ーー 札幌校の一期生としてコーチングを学んだということですがきっかけはどのようなことですか?

 週末起業フォーラムのメルマガで、GCSの体験講座があることを知って受けてみました。実はコミュニケーションの面で苦労した記憶がなくて、自分ではできていると思ってたんです。

 ですが、そのメルマガに「コミュニケーションはスキルです」と書いてあったのが気になりました。コミュニケーションって、才能とかセンスとか持って生まれたものだと思っていて、自分にはそれがあるからうまく行っているのだと思ってました。

 もし本当にコミュニケーションがスキルであれば、技術として勉強したり身につけたりしたら、自分がうまくいってる理由がわかったり、さらに仕事の面でも役に立つのではないかと思ったので体験講座を受講しました。
 実際、体験講座でいくつかのスキルをやってみて、もっと勉強すればさらによくなるんじゃないかという感覚があったので本講座を受講しました。

ーー 本講座を受けてみていかがでしたか?

 技術的なことを学ぼうと思って本講座を受けたのですけど、クラスCでやっているような自己基盤を考え自分と向き合う時間を持てたことがよかったです。自分自身の考えをしっかりと言葉に出してさらに自分の中に肚落ちさせるということをしたことです。
 そして、いわゆるセルフコーチングができたことに、とても意味があったと思います。

ーー 自分と向き合う経験ですね。元々コミュニケーションに問題はなかったということですが、改めて学んでみて新しい気づきは何かありましたか?

 学んでいく順番は使っていく順番で、例えば「認める」っていう部分ならば自然にできていたんだとか、「聴く」ってことも意識しないでできていたんだってわかって。それならこういう順番で使ったら相手はもっと話しやすくなるんじゃないかって思ったんです。
 自分のコミュニケーションに対する理解が深まり、自分の言いたいことが伝わるってことをすごく理解しました。

ーー具体的にはどんなところで役立っていますか?

 特に大きいのは前職での経験です。外食フランチャイズのスーパーバイザーだったんですが、加盟店のオーナーと言われる社長さんや店長さんたちとお店の管理・運営をして売上などの数字を上げていくんですが、基本的に店長と僕の関係って上司部下ではないので、トップダウンでできることではないんです。いかに自分たちが行っていることを理解してもらって実行してもらうかがとても難しいんです。

 コーチングを学ぶ前は人同士の関係性はできていたんですが、やるべきことをやってもらうという点では理解してもらえなかったこともありました。でも、コーチングを学んだことで、ここは話を聴く場面だなとか、ここはしっかりと認めて聴いた方がいいとか。信頼関係とか相互理解が以前よりもしっかりできるようになったんです。

 そうなってくるとやってもらいたいことも理解してもらえて、数字だけだと売上昨年対比120%になったりしました。「折原さんが言うならやりましょう」とも言ってもらえて信頼関係がさらに強くなりました。

 プライベート面では起業できたことが大きいです。
 セルフコーチングを常にしていたので、目的は何かとか得たい未来はなんなのかとか。そこにいくのに今の現状はどうなのかとか、達成するためにはどんなプロセスを踏むのかとか。以前から起業したいと思っていたんですが何年間か決断できないでいて、そこの決断をするに至ったのは、ありたい姿で未来を見据えていくという「コーチング」の考え方を学んだことが役に立ちました。

ーー 仕事面にもご自身の行動面にも活用しているのですね。現在のクライアントさんにはどんなふうに活用しているのですか?

 企業の従業員さんに外部コーチとして、月に一回面談をさせていただいていて、今抱えている課題の解決と目標を見てどういうゴールを設定していくかということをサポートしています。

 従業員の皆さんは、そもそもゴールとかありたい姿を考えたことがなかったという方が多く、会社の中で数字の目標があって売り上げを上げるとかはあるけど、それを達成して自分がどうなりたいかとか考えてなかったという方が多いです。

 それを考えるようになって行動がしやすくなっていると実感されたり、社外の人に話すことで頭の中が整理されているようで、テキストにあるような、「コーチングを受けたときの効果」が実際にあるんだと、僕もクライアントも実感しているんです。

ーー クライアントさんからはどんなフィードバックがありますか?

 社内のコミュニケーションがよくないところが、僕が関わったところ好転したことがあります。社長さん自身も何をしたらいいのかとか、どう従業員と関わったらいいのかわからない状態だったので、コーチングをしながら自分の経験を伝えたり、関わり方の提案をしたりしていました。実際に実行していただけて一時期の悪い状況はかなり改善されました。「(あなたが)いなかったら会社がつぶれていたかもしれない」と言われました。

インタビュー

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Profile
折原 英明
コーチ
合同会社いきるとはたらく 代表

1976年3月13日 北海道札幌市生まれ
銀座コーチングスクール札幌校 副代表
銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ
Points of YouR 認定トレーナー(国際資格)
北海道立札幌丘珠高等学校卒
帝京大学 経済学部経済学科卒

1998年4月より、(株)ニューステップ(現:株式会社ジーフット)にて店長職を歴任。その後東京本社で販売促進を担当。一般業務と平行し、ニューステップユニオン(現:ジーフット労働組合)にて労働組合活動に従事。北海道ブロック議長、広報リーダー、組合副委員長を歴任。現在は法人クライアントを中心に、社内コミュニケーション問題の改善、人材マネジメントのための仕組みやルール構築をはじめ、外部コーチとして経営者や従業員の目標達成、課題解決をサポートしています。
2010年7月より、(株)アイビスにて大手焼肉フランチャイズチェーンの北海道エリア本部マネージャー兼スーパーバイザー職。店舗の課題解決や人材育成をサポートし、2011年より7年連続売上昨対を更新。2012年にコーチングと出会い、銀座コーチングスクール札幌校1期生として認定資格を取得。その後会社員として働きながら、体験講座の講師や個人セッションを実施。 2018年2月に「合同会社いきるとはたらく」設立。人材マネジメントコンサルタント・じぶんらしくいきるとはたらく実現コーチとして本格的に活動を開始。

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