Coach Interview -藤川 美紀 コーチ(前編)

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自分自身への理解から内面の充足感へ

行政書士として独立しながらも、本当にやりたいことなのかと思うようになり、コーチングセッションを初めて受けたという藤川美紀さん。衝撃的だったその結末と自分自身の変化についてお話をうかがいました。 (聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

人の期待に応えるための目標設定

−今、GCSの講師養成講座受講中とのことですが。

 はい。プログラムは全部終わって、今はその後の課題に取り組んでいるところです。年末までに提出しようと思っています。

−受講した大阪校の講師として登壇する予定だとうかがいました。どんなきっかけでコーチングを勉強することになったのですか。

 行政書士として独立して3年目の2018年頃のことです。ある勉強会でコーチの方と出会いました。その頃私は独立したものの、本当にこの仕事を続けるのかと考えていたところでした。そんな時にコーチングを仕事にしている方と会って、コーチングってなんだろうって興味が湧いたので説明を受けセッションを受けることにしました。

それまで自分の夢ややりたいことがわからないという人生を送っていて、行政書士の仕事も本当にやりたいことではなかったので、先が見えなくなっていたのです。これを解決するのにコーチングがいいかもしれないと、なんとなくピンときた感じでした。

−行政書士になる勉強をして、資格をとるのに努力をしたと思いますし、さらに独立もしたのに何か違うと感じていたのですか。

 はい。その前の会社員の時に、育児休暇が1年くらいあったので何か資格を取ろうと思って行政書士を選んだのです。なりたいというより、何かの資格を持って、専門職として独立したら、何者かになれるのではないかという気持ちでした。

その一心で、一生懸命仕事に取り組んでいましたが、結局何者にもなれず、自分は本当は何をしたいのかなと、また、会社員時代と同じようにそれを思うようになりました。自分以外の何者かになろうとしていましたが、そんなものになれるはずなかったのですよね。

だから、セッションの中で「あなたはどうしたいの?」という質問があっても、8ヶ月の期間の最初の2ヶ月くらいは全くそれに答えられませんでした。その時に、私は、自分自身ではなくて人の期待とか、業界の成功モデルとか、そういうことを元に目標を立てていたのだと気づきました。30年くらいずっとそういう目標の立て方をしてきたので、どうしたいかと聴かれても答えられなかったのです。

やりたいことを見つけて一生懸命に仕事にしている人に対してずっと憧れの気持ちを抱いていて、自分も高額セミナーに行ったり自己啓発本を読んだりしていました。自分なりにお金も時間も労力もかけてやってきたのに、やっぱり私には見つからないのだと少し諦めていた時です。それが数ヶ月ちょっとというコーチングセッションで、やりたいことがはっきりしてきたのです。コーチングってシンプルだけどすごくパワーがある。自分もこれをみんなに伝えていきたいと思うようになりました。

−コーチと会って、初めてセッションを受けてそこでようやく答えが見つかった。その勉強会での出会いが運命を変えたのですね。

 はい。コーチングのテーマは「自分が納得する目標を立てたい」だったのですが、コーチが伴走してくれた期間の中で、最終的には「自分もコーチングを学びたい」という気持ちが芽生えてきて、コーチになることが目標になりました。その時のコーチがGCSの大阪校で講師をしていたのでそのまま大阪校で学ぶことにしました。

初めてやりたいことが見つかったこと。それが一番衝撃的な出来事でした。
あの時にコーチと出会っていなかったらと思うとどうなっていたのか恐ろしいです。まだ高額セミナーを受け続けて、同じことを繰り返していたのではないかと思います。

インタビュー

「聴く」ことの違いに気づく

−それまではクライアントの立場だったのですが、今度はコーチングを提供するための学びを始めたわけですがどんな感じでしたか。

 むちゃくちゃ面白かったです。それまでクライアントだったので、仕組みなどが体系的にわかっているから「あ、こういうことだったのか」と、答え合わせをするような感覚があって、体験講座の時にとても面白さを感じました。

−クラスに進んで、それまでの会話とは違うところもあったと思いますが、その部分はいかがでしたか?

 私は人と話す時に、どちらかというと自分がペラペラ話す方ではなく、聴く方が得意だと思っていました。でもコーチングの「認める・聴く」あたりで、自分は全然人の話を聴けていなかったことに気づきました。それも衝撃的でした。

−自分では聴いていたと思っていたけれど、「コーチングを勉強したら、人の話を聴けていなかったことに気づいた」という、その「聴く」の違いはどんなところだと思いますか。

 やはり、「誰のために聴いているのか」が一番の違いで、全てのところにつながっているのだと思います。自分が自分の意見を通したいとか、いい質問をしてよく思われたいとか。ずっと矢印が自分に向いているので、人が話している時も全然違うことを考えていたりしていたわけです。

日常的にそうやっていた今までの自分の聴き方とコーチングの聞き方は全然違っていました。
クラスは進むたびに面白くなって、クラスBが終わると一通りのセッションができるようになるので、クラスの仲間と練習したりしました。セッション中にわからなかったことが、次に進んだクラスCでわかったということもありました。

−練習が楽しくなる頃ですね。どんなことがわからなかったのですか。

 たとえば第三者が出てくるケースなどです。自分がいて上司がいてという時に、全然わからなくなったことがあります。わからないから次のクラスで先生に聴こうということになりました。
クラスは平日の夜の対面クラスで、AからDまで全員同じメンバーだったので、とても仲良くなれて楽しかったです。

インタビュー

後編は近日公開予定です!今しばらくお待ちください。

後編
・健全な自信が持てるようになる
・芽生え始めた充足感

Profile
藤川美紀(ふじかわ・ みき) コーチ
大学卒業後、大手電機メーカーに就職。その後、育休中に取得した行政書士資格で独立。当初の目標だった年商2000万円を達成し、事業譲渡。
独立3年目にコーチングと出会い、人生が一変。そこから自分を取り戻す旅がはじまりました。
2024年に行政書士を卒業し、再独立。現在は個人向けのコーチングセッションやセミナー・研修の講師として活動しています
コーチとしてのミッション:「本当はこう生きたい」に耳を傾ける
コーチ活動の中で感動したこと:人はみんなそれぞれの願いを持って、一生懸命自分の人生を生きようとしていること

認定資格
国際コーチング連盟認定資格ACC
国家資格キャリア・コンサルタント
行政書士

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