Coach Interview - 嶋崎真紀 コーチ(前編)名古屋校講師

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誰でも最初は一年生

 学校では1日中ひと言も話さない静かな小学生だったという嶋崎さん。コーチングに出会ったことで自分でつくっていた自分像から抜け出したら、可能性だらけの世界と出会ったというお話をうかがいます。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

「認めて受けとめる」ことに衝撃を受ける

ーー 現在名古屋校の講師をしていらっしゃる嶋崎さんは、メイクコーチングもされていると聞きました。メイクアップのコーチングなのですね。

 はい。コーチ活動の一つとしてサービスに入れてやっています。名古屋でエステティシャンをしていたことがあるので、その時のスキルを活かし、コーチングのスキルも併せてメイクがご自身でできるように、コーチングをしながらメイクを教えています。メイクアップアーティストは、メイクを施す仕事ですが、私は「メイクアップコーチ」として活動をしています。まず、どういう女性になりたいのかによってメイクの仕方とか色の選び方とか、細かいことを言えば眉毛の角度とか長さとか描き方とかも変わってくるのです。そういうことをご自身でやっていただくのです。みなさん最初は自分でできるようになるとは思っていなかったけれども、やっているうちに楽しくなっちゃうみたいで、自ら筆を取って色を選んでいかれます。

 「前にパーソナルカラー診断を受けた時に、ブルーベースの人だって言われたからずっとブルーのアイカラーを使ってるんです」とおっしゃる方がいて、「似合う色も大切だけど、そればかりにとらわれてしまうのはもったいないですよ。いろんな色で自分の可能性を広げましょう!」という話をしたり。そうすると「チャレンジしたことのなかったピンクを使ってみたいです」って自分でアイシャドウを付けたり。女性って本当はこういうことをしたいのに何かブレーキかけているんですね。それを感じます。

ーー それは楽しいですね。目で見て明らかに変わるのが見えると元気になります。変わるというより美しさを引き出す感じですね。

 皆さん、うれしそうにやってます。コロナの前はメイクレッスンは直接会って対面でやることが当たり前だと思ってましたし、それしかできないと私も思ってたんですけれども、受講生の方からオンラインでやってもらえませんかって言われて。直接肌に触れることができないし、そんなことできるのかなって最初は思っていました。でも、ホワイトボードに書いて細かく説明したり、私も一緒にベースメイクやカラーメイクをしたりして。やってみた結果すごく満足をしていただけたので、オンラインでもできることがあるんだって教えてもらえました。
 外見ばかりを整えるということではなくて、外見を整えれば鏡を見た時に感情を引き出すことが出来る。その気持ちをすごく大事にしてほしいと思っています

ーー よくわかります。自分の気持ちが上がると気分がよくなるので行動にも影響しますね。そのほかには?

 主にはリーダー研修やコミュニケーション研修で講師としても活動させてもらっています。それから、今後ですけれども、やっていきたい事の一つとして、子どもに関わる大人に向けたコミュニケーション講座を今取り掛かっているプロジェクトでできるといいなと思っています。ターゲットとしては、小学校や幼稚園の先生。子どもたちは6歳くらいまでを対象にしています。
 私が幼少期、自分から発信することが苦手な子だったのですが、自分は今こんなに変わったってことを伝えたいし、関わるおとながもっと引き上げてほしいです。子どもたちの間でもお互いをジャッジしないで認めたりとか友好的な会話ができれば10年後20年後の社会が変わるんじゃないかと思っています。

ーー 本当にそうですね。以前していたお仕事から、どんなきっかけでコーチングを学ぼうと思ったのですか。

 コーチの前は不動産会社の事務をしていたんですけれども、その時に初めてできた部下がなかなか成長しないと言うか指示待ちと言うか。言ったことしかやってくれなくて、どうすれば部下が成長していくかがわからなくてすごく悩んでいたんです。そんな時にコーチングというものがビジネスに使えるという本を見つけて、検索したら名古屋でコーチングの無料体験講座があるというので何もわからないまま申し込みました。

ーー 初めて会話の練習をしてどんな感じでしたか。

 コミュニケーションを学んだことがなかったから、ずっと自分の感覚で話したり聞いたりしていて、相手のことなんか考えたこともなかったことに気づきました。部下を育成している時は自分ばかりがボールを相手に投げていたように思います。ですが、コミュニケーションっていうのはお互いにひとつのボールを投げたら受けとる。受けとったら投げるを繰り返えさなければ成立しないということを知らされた時は、今思えば当たりまえのことなのに、当時の自分としてかなりの衝撃でした。 それで、これを学んでいけば何かが変わるんじゃないかって可能性を感じてすぐにクラスに申し込みました。でもその頃は、コーチングを活かして何かしようとは全く思っていなくて、会社の中で使えたらいいなと思って受講しただけなので、プロコーチになるとか、講師になるなんてことは微塵も考えていませんでした。ただなんとなくこれをやっておいて損はないだろうって。今はどう使えるかわからないけれども、きっと何かに役に立ちそうだなって。

 その後のクラスで一番衝撃だったのがクラスAです。「認める」スキルというのを最初に学びますよね。私はそれまでずっと、全部受けいれるってことをしてきたと思ったんです。本当に言葉の違いだけなんですが「受けとめる」と「受けいれる」の違いです。講師がその言葉の違いは何でしょうねって。改めてそんな質問されても考えたこともなかったですし、その時々の状況に応じてあいまいに自分は言葉を使っていたなって思いました。「認める」ことを学んだ時に、「受けとめるってそういうことでいいんだ」って衝撃を受けました。今までは人が言ったことに納得はしなくても自分の中に飲み込んで消化しようとしていました。それがつらかったです。

ーー 「そういうことでいいんだ」というのはどういうようなことですか。

 私は私の考えや想いが自分の中にあるのは間違いないことなので、同じように相手にもそういうものがあるんだってことを本当に実感したんです。なのでジャッジするわけでもなく否定するわけでもなく、めちゃめちゃ賛同するわけでもないということです。相手とは絶対的に違うんだってことを本当の意味で理解できたって思います。それが上辺だけでなくて本当に腑に落ちたんです。

インタビュー

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Profile
嶋崎真紀(しまさき まき)コーチ
GCS認定講師
GCSプロフェッショナルコーチ
宮崎県出身。10年以上美容・アパレルなどの接客販売を経験し某ファストファッション業界では入社1年目からCSリーダーとして活躍。現在は企業研修講師として接客販売員・営業職に向けた顧客との信頼関係を構築し、ニーズを引き出す「接遇コーチング」を使ったスタッフ育成や、職場のパフォーマンスを上げるための「接遇コミュニケーション」を取り入れたリーダー育成研修などを行なっている。

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