受講から認定までの流れ
GCSのコーチングクラスのプログラムは非常にわかりやすく、なおかつ短期間でのスキル習得ができるようにカリキュラムが構成されていることで、好評をいただいています。
また、受講生・修了生・GCS認定コーチを中心としたコーチングコミュニティとして開設されている「各種Facebookページ」に参加することで、クラス内外の仲間と交流したり、勉強会・イベント・最新ノウハウなどの情報を得ることができますので、モチベーションを維持しつつ、楽しく受講を進めていくことができます。
受講から認定までの流れ
GCSでのコーチングクラス受講の流れについて、順を追って説明します。ご自身が受講されるにあたり、イメージをつかんでいただければと思います。
※下記はレギュラークラスを受講される場合を想定しています。国際資格取得コースを受講される場合も同様のステップとなりますが、項目8の後に、クラスL-国際資格取得コース【上級】の受講等が加わります。(クラスA・BはクラスJに、クラスC・DはクラスKに読み替えてください)
1.まずは、コーチング無料体験講座に参加してみる
コーチングの効果やクラスの雰囲気を味わっていただくために、まずは「コーチング無料体験講座」に参加されることをお奨めします。クラスの受講について不安や疑問があれば、この体験講座を受講いただき、それらを解決してから入校されることをお奨めします。
2.本格的な学習は【クラスA-基本スキル編】からスタート!
最初のクラスである【クラスA-基本スキル編】では、コーチングの基礎理論を学んだ上で、基本となるスキルを習得します。野球を例に取れば、キャッチボールや素振りといった基本練習に相当します。このレベルのスキルが身につけば、日常生活でのコミュニケーションは大きく改善されるでしょう。
GCSでの初めてのクラスですので、緊張の面持ちで参加される方も多いのですが、心配は無用です。初日を半分も過ぎた頃には、受講者同士、長年の友人のように親しくなってしまうのが通例です。コミュニケーションスキルを学ぶコーチングのクラスならではの特長でしょう。
3.コーチングの楽しさを実感する【クラスB-ストラクチャー編】
【クラスA-基本スキル編】を修了したあなたは、コーチングの基本練習を済ませた段階に来ています。野球なら、キャッチボールやバッティング、スライディングの練習を個別に行なった段階とでも言えるでしょう。ですが、野球を本当に楽しみたいのなら、やはり「試合」をしたいですね。
【クラスB-ストラクチャー編】では、既に習った個別のスキルを使い、クライアントとの一連の対話である「セッション」の運営の仕方を学びます。セッション運営ができるようになると、コーチングの楽しさを実感するでしょう。
野球の試合と同様、セッション運営も実践演習が大切です。もうセッション運営ができるようになっているのですから、積極的に相手をみつけ、実践演習の練習台になってもらいましょう。
4.ワンランク上の実力をつける【クラスC-セッション戦略編】
実践演習を重ねていくと、自らのスキルアップを感じつつも、セッションが堂々めぐりになってしまったり、壁にぶつかってしまったりと、様々な難しい状況に直面することもあるでしょう。ですが心配する必要はありません。コーチとして成長するための道を進んでいることの証拠だからです。
「野球」の試合で勝つには、ヒットエンドランのような作戦や、併殺のような高度なプレーをこなせるようになる必要があります。コーチングでも同じです。それを学ぶのが【クラスC-セッション戦略編】です。
このクラスでは、セッションでは何に焦点を当てるべきか、どのようにすれば視点を変えて気づきや行動を促すことができるかといった技術を学び、コーチとしてワンランク上の実力をつけていただきます。
5.コーチングの実務を修得し、コーチ活動の準備を!【クラスD-コーチ実務編】
【クラスC-セッション戦略編】を修了した段階で、効果的にコーチングセッションを運営するのに必要な技術は、一通り学び終えたことになります。あとは、どんどんと実践練習の機会を積むことです。ですが、コーチとして本格的な活動を開始するには、まだ準備が十分とは言えません。コーチングを実践する上で必要なコーチングの実務を習得する必要があるからです。それをカバーするのが【クラスD-コーチ実務編】です。
このクラスでは、自分自身のリソースを活用して、どのような強みや専門分野を持つコーチになるかを考えていきます。また、クライアントからどのように依頼を受け、どのようにコーチングを開始し、実務的にどのように管理していくのか等を学びます。そうすることで、自信を持ってコーチ活動をスタートする準備が完了します。
6.「GCSコーチ認定試験」を受験する
クラスA~クラスDまでを修了すると、コーチ活動をスタートを切るのに十分な準備ができているかどうかを確認するために、「GCSコーチ認定試験」を受験することができます。試験の詳細については、「GCSコーチ認定制度の概要」のページを参照ください。
受験に必要な準備としては、クラスでの学習以外での実践演習が必要です。クラスC・Dの修了時には講師に対して1回づつセッションを行なうことができますし、Facebook上に開設されている『「セッション練習相手」求む!(全国版)』グループを通じて練習相手をみつけることもできます。このグループへは、「GCS全国同窓会」への参加を申し込む際、併せて参加を申し込むことができます。
【重要】9/5以降の受験お申し込みより、実技試験の形態が変更になります。詳しくは「GCSコーチ認定試験 実施形態変更のご案内」を参照ください。
7.「GCSコーチ認定証」を取得する
晴れて「GCSコーチ認定試験」に合格したあなたには、「GCSコーチ認定証」が交付されます。認定証は認定コーチ個別のウェブページ(マイページ)上に表示されます。
※希望される方へは、PDF版の認定証を発行いたします。認定証(PDF版)発行依頼フォームよりお申し込みください。
8.コーチとしての活動を開始する!
銀座コーチングスクールでは、GCS認定コーチがコーチとして成功することをサポートするために、各種プログラムを用意しています。それらは認定コーチだけが享受できる特典ですので、ぜひフル活用してください。
国際資格取得コースを受講された場合は下記の手順で国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(ACC)を取得します
- 【1】クラスL(上級)を受講し、60時間以上のコーチ専門トレーニングを修了する
-
- GCSでのクラスJ・K・Lを修了することで要件が満たされます。
- 【2】ICF認定コーチによる10時間のメンターコーチングを受ける
-
- メンターコーチングとは、セッション力向上のために受けるコーチングです。希望する方は、GCS経由でメンターコーチングを申し込むことができます
- 【3】セッション経験時間数が100時間(うち75時間は有料)以上で、クライアント数は8名以上
-
- 資格要件の中では最もハードルが高い部分ですが、着実に実績を積み上げていけば数年で到達します。
- 【4】実技試験に合格する
-
- クライアントとのセッションの録音データ1回分を、文字起こし原稿(要英訳)と共に提出し、審査を受けます。
- 【5】筆記試験に合格する
-
- ウェブ上で実施されるテスト(択一式;日本語)に解答し、合格点を獲得することが必要です。
- 【6】ICFに認定を申請する
-
- クラスLにて申請マニュアルをお渡しします。
9.こんな時はどうする?
レギュラークラスを修了し、GCSコーチ認定資格を取得した後、国際資格取得にもチャレンジしようと思うかも知れません。そのような場合、国際資格取得コースを最初(クラスJ)から受講し直す必要はありません。国際資格取得コースの【クラスL-上級】のみ受講ください。一定の要件を満たすことで、ポートフォリオ申請という方式でI国際コーチング連盟(ICF)の認定資格(ACC)を取得できます。
もしクラスの受講間隔が大きく空いてしまった場合等は、クラスについて行けるかどうか、心配になるかも知れません。そのような場合は、半額の受講料で既に受けたクラスを再受講することができます。
万が一、コーチ認定試験に合格できなかった場合でも、もちろん再チャレンジすることが可能です。筆記試験が合格レベルで、実技試験のみが不合格であった場合は、実技試験のみ、割引料金で受験することが可能です。(合格されなかった方に、個別にご案内いたします)