Coach Interview - 税所 彰 コーチ(前編)池袋校[川越教室]講師

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自分の人生やひとへの気持ちも変えた「コミュニケーションの変化」

 企業の管理職として長いキャリアをお持ちの税所さんに、忘れられない失敗談というのをうかがいました。それを解決するための学びからコーチングと出会い、今の活動やご自身の変化につながっていったそうです。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

転職した先での思わぬ体験

ーー 税所さんとは川越教室を始められる前にお会いして以来だと思います。その後の活動についてお話しいただけますか。

 川越教室を開講して7年になります。会社をリタイアして自由な時間ができたときでした。コーチングを是非広めたい。それを仕事にできたらハッピーだと思いまして。
 川越はさほど広いエリアではないのですが、生徒さんも少しずつ増えて、受講された生徒さんと街でばったり顔を合わせることもあります。今は少しお休みしていますけれども、同窓会のようなコーチングカフェという集まりを開いていました。クラスを終えた生徒さんたちとの交流が私自身もとても楽しいですしコーチング以外のことでもいろいろと勉強にもなります。コーチングの練習会をしたり、専門家の方もいらっしゃるので講師になってもらってちょっとした話をしてもらっています。コロナ禍が治まったら再開したいですね。
 その他には、商工会議所に入っているのでセミナーの話もいただきます。オリジナルのコンテンツを作成して企業向けの研修やセミナーにも力を入れたいと考えております。経営者の方で初めてコーチングを知って興味を示される方もいらっしゃいます。

ーー GCSの門を叩いたときは既にコーチングはご存知だったのですか。

 アメリカでコーチングが研究されていた1980年代に私は日本企業の駐在員としてアメリカで仕事していました。しかし、当時はあまりコーチングは話題にはなっていませんでした。日本に上陸してから知りましたが、ビジネスマンとしてコミュニケーションスキルは重要だと思っていたので、最初はカウンセリングを勉強していました。日本にはまだコーチングを教えるところがありませんでした。

ーー カウンセリングを勉強しようと思ったのは何かきっかけがあったからなのでしょうか。

 実は転職をして大失敗をしたことがきっかけでした。というのは、38歳まで日本の企業に勤めていまして、ちょうど外資系企業がマネジャーを募集していたのでそちらに転職しました。自分でも望んでいてできると思っていたのですが、ヒラ社員からいきなり管理職になってしまい、やってみたらできなかったというのが正直なところです

 つまり、管理職として一番重要な「部下をどうやって動かすか」、「部下である社員とどう向き合えばいいのか」という、その実務を学んでいなかったということです。アメリカのIT関係の大きな会社でしたから、不況になった時に本社の指示でリストラをやるわけです。私は管理部の責任者ですからリストラを遂行する立場なんですね。社員は不信感をどんどんつのらせて行きます。社員の気持ちも汲み取ったうえで知恵を絞り、何をどうすべきかを考えなければいけなかったのに出来なかった。社員たちを守ることが本来のマネジャーの仕事なのです。そのために社内をまとめ、本社に対してもギリギリの交渉をして妥協点を見つけていく。そういうことをやれなかったことをすごく悔やみました。

 それで、リストラを遂行した段階で勤めていた会社を自分も辞めました。アメリカの経営大学院で勉強していたので経営学には自信を持っていましたから、転職するときも気軽に引き受けたんですけれども。頭でっかちのマネジャーでした。つまり頭で経営学だけを勉強していてもそれは知識に過ぎないんです。知識を活用して目の前にいる部下たちに働きかけて動いてもらうには、全然違うスキルが必要だとやっとわかったんです。そのときの体験がその後の私に大きな影響を与えていると思います。

 幸いにも次の就職先がすぐ決まったので、コミュニケーションに力を入れようと産業カウンセラーの勉強を始めました。その後キャリアカウンセリングも勉強したのですが、カウンセラー仲間のひとりが「コーチングという面白いスキルがあるよ」と教えてくれたんです。それで早速GCSに受けに行きました。そこでやっとコーチングに出会ったという経緯です。カウンセリングを勉強してから10年以上経っていました。もっと早く知っていれば良かったと思います。キャリアカウンセラーの資格を取った後、キャリア学という分野があることも知って法政大学(社会人大学院)で勉強しました。

ーー 学問としてのキャリア学を学んでどんなところが良かったと思いますか。

 最初の転職での失敗があったので、自分のキャリアについて考えていたのです。「キャリア」の意味は人生をどう考えるか、どう生きるかということです。その中で特にビジネスキャリアですね。仕事自体も自分の成長と関わりがあるということです。家庭があって仕事がある。それをきちんと教えてくれたのもキャリア学です。昔はどうしても家庭をないがしろにしてしまって、人生は仕事一途みたいな感じでしたが、両方あって自分の成長につながるということです。
 その後コーチングを勉強してすごく納得できたのは、知識ではなくて実践に役立つスキルであったことです。MBAで学んだ経営学もキャリア学も知識だった訳ですが、これらの知識とコーチングというスキルと組み合わせることでマネジャーにとって大きなパワーが発揮できると実感しました。

 私は会社の中で財務や人事を統括する管理部門の責任者でしたが、その中でも人事が一番大事なのです。採用面接の際にはこの会社で働く資質がある人物かどうかを見極める役なんです。人間の土台のような誠実さとかの方が、学歴や知性というよりも大事なんですね。どんな生き方をしてきた人か、仕事に取り組む姿勢はどうか、という視点でキャリア学が役立ちました。もう一つ人事の重要な役割は人を育成することです。これはコーチングが非常に役立ちますね。コーチングは人の能力を引き出すスキルでもありますから。

ーー 人の能力を引き出すような仕事をしているときはどんな気持ちになりますか。

 コーチングを教える立場になって、コーチングが相手の能力を引き出せる事が良くわかるようになりました。クライアントの方がどんどん成長されて、「あー、分かりました!」って言ってくれる時がすごく嬉しいですね。ひとの能力を引き出すこと、ひとの成長に関われることほどやりがいを感じることはありません。講師としてコーチングを教えること自体も7年ぐらい続けてきていますが、生徒さんがコーチングを通してコミュニケーション能力が向上し、その方のキャリアがより良い方向に向かうことを、いつも願っています。

インタビュー

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Profile
税所 彰(さいしょ あきら)コーチ
銀座コーチングスクール池袋校・川越教室講師
プロフェッショナルコーチ(マネジメント専門)
リソース・コーチング代表

【経歴】
大手輸出企業の駐在員として6年間米国に滞在。米国の経営大学院でマネジメントを学ぶ。その後米国系システム企業に転職し管理部長、監査役を経て、北欧系精密機器企業でCFO(最高財務責任者)歴任。企業合併などマネジメント改革や人材の育成に取り組んだ。
 2009年GCSでコーチングを学び、コーチとして延べ100人以上の人々にセッションを実施してきた。 2013年リタイア後、銀座コーチングスクール池袋校・川越教室を運営しながらコーチング講師、セミナー講師を務めている。
2020年GCSギャザー「マネジメント・コーチ育成会」を立ち上げ、マネジメント能力育成のコーチングに取り組んでいる。
企業で頑張るマネジャーを支援することと、マネジメント専門能力を備えたコーチ(マネジメント・コーチ)を育成することが現在の目標。

【趣味】
水彩画。スポーツ観戦(西武ライオンズ)、水泳、 歴史研究

【学歴】
一橋大学社会学部卒
マンハッタンカレッジ経営大学院(米国NY市)MBA修了
法政大学大学院キャリアデザイン学修士課程修了

【主な資格】
MBA経営学修士(マンハッタンカレッジ 米国NY市)
キャリアデザイン学修士(法政大学大学院)
キャリアコンサルタント資格(HR総研)
プロフェッショナルコーチ(銀座コーチングスクール認定)
エンファクトリー  コーチ・キャリア部門専門家(2018年~)
英語検定試験1級 通訳案内士・英語(観光庁)
川越商工会議所会員

コーチプロフィールページ

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