Coach Interview - 税所 彰 コーチ(後編)池袋校[川越教室]講師

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自分の人生やひとへの気持ちも変えた「コミュニケーションの変化」

 企業の管理職として長いキャリアをお持ちの税所さんに、忘れられない失敗談というのをうかがいました。それを解決するための学びからコーチングと出会い、今の活動やご自身の変化につながっていったそうです。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

変化を実感した家族からのことば

ーー 先ほど「家庭をないがしろにして仕事一筋だったけれどそれが大きく変わった」とおっしゃったのは、具体的にはどんなことが起きたのでしょうか。

 コーチングを勉強し始めたときのことですけれども、一番最初に気が付いてくれたのは家族です。今は成人していますが私には息子と娘がいます。あるとき、息子が「お父さん変わったね」って言ってくれたんです。「え?」って言ったら「悪い意味じゃないよ」って。しばらくしたら娘も同じことを言ったのです。それがとても嬉しかったですね。それまで、昔風の、上から目線の父親を演じていたわけです。それが目線が下がって同じくらいになったから子どもたちも話しやすくなったのだと思います。
 自分がそうして演じていたことで、長い間周囲はそのように見ていたことがわかりました。人間関係がドラマチックに変わったのはそのことですね。それから非常に気が楽になりましたね。

ーー 気が楽になるっていいですね。それまではおうちではかなり厳しいお父さんだったのですか。

 本人は非常に民主的なつもりでしたが。ちゃぶ台ひっくり返したりはしませんし(笑)。
 まあ、子育てには母親の優しさとは反対に父親には厳しさが必要だという少し古い意識がどこか残っていたのでしょうね。

ーーお父さんが変わると家庭も変わるのでしょうね。

 そうだと思います。そう言われると私自身の生き方も変わったと思います。コミュニケーションが変わっただけなんですが、それによって自分自身が楽になったということは、人生や人に対して楽な気持ちになったということです。これは誰にでも起きることなんだと。そういう普遍性みたいなものをコーチングに感じます。だからやればやるほど、コーチングの深さ、可能性を感じます。

ーー今とても豊かな時間を過ごしていらっしゃるように感じます。

 はい。サラリーマンの方々はリタイア後はどうなるのかって心配される方も多いと思います。私もリタイア後の生活に少し不安もありましたが、こうして仕事を続けていけるのはありがたいですね。仕事をしない100%の老後人生でもハッピーなんでしょうが、社会とのつながりはあった方がいい。コーチングという仕事を通していろいろな方々と接することができますし、フレッシュな意見や悩みも聴くことができます。少しでも私のスキルを還元できていると思うと社会とのつながりをより強く感じることができます。リタイア後は自営業として自分で自由にやりたい仕事をやっていけるのでストレスがほとんどありません。

インタビュー

成果は協力し合あって結ばれる

ーー 素晴らしいですね。人生100年時代なので引退するのはもったいないです。その分野のコーチングの需要についてはお考えですか。

 そうですね。それもいいですが、私のキャリアを考えるとやれることはマネジメントの分野なんです。管理職の方々がコーチングのスキルをマスターすることが大事だとここ何年か痛切に感じています。最初にお話ししたように私自身には失敗した経験があるので。コーチングは日本でもかなり普及してきているとは思いますがマネジャークラスの方々にまだ十分に浸透してないと思います。マネジャーの仕事のひとつは社員の能力を引き出すことですが、能力開発の知識はきちんと勉強すれば短時間に覚えられます。これにコーチングを組み合わせればいいのです。もう一つはチームをひとつにまとめるメソッド。チームビルディングについての本や情報は世の中にはたくさんありますが、これにコーチングを結びつければユニークな実践的スキルになります。こうしてマネジャーは人材育成ができてしかもチームをまとめることができる。一人一人の能力が伸びるということはチームの生産性が上がるということです。

 能力開発とチームビルディング。両方とも人に関するスキルですが、我々コーチングがわかる人が集まってそのような研修ができればいいと思っています。今そのプログラムを作っているところです。
 関心があるコーチの方に参加していただいて、世の中のマネジャーさんたちに伝えていけばハラスメントなんかなくなりますし、会社の業績アップにも繋がると思います。どうやって社員をマネジメントしたらいいかと迷っているマネジャーの方々が大勢いるわけですから。

利益を出すためには利益ではなくて人をしっかり見ていかないといけません。やはり社員を大事にしないと利益は出ないです。 優れたマネジャーが増えれば日本の企業のレベルがもう少し上がるかなと思います。日本企業の生産性は先進国のなかで低いですし、特に管理職の生産性は低いと言われます。こういう訓練を受けてないからだと思います。海外ではマネジャークラスはもう少し生産性が高いです。マネジャーに対する研修制度も日本より遥かに充実しています。日本も早く追いつくといいと思います。非力ながらも新しいマネジャー育成のプログラムを作って来年ぐらいから広めていけたらと思っています。

ーー 結果としてコミュニケーションがよくなって会社の業績が上がるのはもちろん、それぞれのマネージャーの方々も人として成長して人間力が高まるからそのような結果が出るわけですね。

 おっしゃる通りです。大事なところはマネジャー自身の成長ですね。そこにしっかりと焦点をあてていくのが重要なことです。彼らがしっかり自分自身にフォーカスできれば社員たちひとり一人としっかりと向き合うことができるのです。

ーーそのような方々をこれから大勢育てていかれるということですか。

 はい。コーチングを身に付けた優れたマネジャーを「コーチング・マネジャー」と名付けていいますが、私はコーチング・マネジャーを育てて行きたいです。京都大学の動物学の山極壽一先生が「人間ほど協力しあう動物はいない」と言っています。人間は1人だと自然界では弱いんです。何人かで協力して敵を倒して食糧を得ることからスタートしているのです。そこからコミュニケーションが生まれそのおかげで脳が発達したそうです。コーチングはまさに人と人をつなぐスキル。人間だけしかできない素晴らしいことです。コロナや差別などで孤立してしまいそうな今の世の中で、もっとアピールしていきたいですね。

ーー本当にそう思います。分断のような風潮のある今、人同士のつながりがなくてはならないということを改めて認識しました。その活動が広がることを願っています。ありがとうございました。

インタビュー

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Profile
税所 彰(さいしょ あきら)コーチ
銀座コーチングスクール池袋校・川越教室講師
プロフェッショナルコーチ(マネジメント専門)
リソース・コーチング代表

【経歴】
大手輸出企業の駐在員として6年間米国に滞在。米国の経営大学院でマネジメントを学ぶ。その後米国系システム企業に転職し管理部長、監査役を経て、北欧系精密機器企業でCFO(最高財務責任者)歴任。企業合併などマネジメント改革や人材の育成に取り組んだ。
 2009年GCSでコーチングを学び、コーチとして延べ100人以上の人々にセッションを実施してきた。 2013年リタイア後、銀座コーチングスクール池袋校・川越教室を運営しながらコーチング講師、セミナー講師を務めている。
2020年GCSギャザー「マネジメント・コーチ育成会」を立ち上げ、マネジメント能力育成のコーチングに取り組んでいる。
企業で頑張るマネジャーを支援することと、マネジメント専門能力を備えたコーチ(マネジメント・コーチ)を育成することが現在の目標。

【趣味】
水彩画。スポーツ観戦(西武ライオンズ)、水泳、 歴史研究

【学歴】
一橋大学社会学部卒
マンハッタンカレッジ経営大学院(米国NY市)MBA修了
法政大学大学院キャリアデザイン学修士課程修了

【主な資格】
MBA経営学修士(マンハッタンカレッジ 米国NY市)
キャリアデザイン学修士(法政大学大学院)
キャリアコンサルタント資格(HR総研)
プロフェッショナルコーチ(銀座コーチングスクール認定)
エンファクトリー  コーチ・キャリア部門専門家(2018年~)
英語検定試験1級 通訳案内士・英語(観光庁)
川越商工会議所会員

コーチプロフィールページ

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