Coach Interview - 宮崎じゅん コーチ(後編)

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手帳とコーチングの活用で、自分も他人も好きになれる人に

 手帳活用プランナーとして活動を続けている宮崎さんから、手帳でセルフコーチングをするという話をうかがいました。手帳はスケジュール管理だけではなく、自分を知るのに便利な道具なのでした。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

外と繋がりすぎない自分の世界へ

−まもなく発売になる手帳というのはどんなところが特徴なのでしょうか?

 特徴がないのが特徴です(笑)。これが難しいのですけれども、本当に特徴がないのです。ガッツリも使っていただけるし、逆にガッツリ使っていただかなくても大丈夫です。 使う方が使いたいように使えばいいのです。

−自由度が高いものなのですね。

 そうですね。誰かの人生を縛りたくないですから。ただ、どんな形でも役に立ってほしいとは思っているのです。やりたいことを見つける て、今ってすごく貴重なことだと思うのです。やりたいことがなかなか見つけられない人って案外多いと思うので、見つけられるってすごく貴重だと思います。というよりもやりたいって思える強い気持ちが自分の中で生まれて、それを捕まえられることが 貴重かなと思います。そう思ってもそれを本当に実行に移していこうってなれないと思うので。そんな方の何かの役に立てていただければ、とても幸福なことです。手帳 を通して、サポート自体もそうですし、それが ご縁で私と繋がっていただいて何かサポートさせていただけるようなことがあれば、それは本当に幸せなことだと思います。

−やりたいことが見つけられない人が多いと感じます。年齢に関わらず、本当は何が好きなのかもわからないという声もよく聞きます。それはどうしてだと思いますか?

 それは多分 自分よりも先に他人を見ちゃうから。判断の基準を外側に持つからではないかと思います。あとは 正解を求めるからですかね。正解なんてないのに正解を求めようとするから。

−本当ですね。すごくわかりやすいです。

 自信がないからそれを見えないふりをしている。そこに気づいてほしいと思います。
 そう思うと手帳ってコーチングと近くないですか?

−まさにそうですね。私も紙が好きでずっと紙の手帳を使っています。手で書くことに意味があると思うので。紙の手帳だからこそのいいところってありますか?

 それは、自分の世界を作れることです。ちょっと抽象的なんですが、スマホとかもちろんデジタルもいいです。私も大好きです。共有する情報はデジタルがいいです。
 ただ、デジタルって外と繋がりすぎるのです。その点、紙は自分とペンと紙しかないから。そこで世界が完結するのです。そこに登場するのは自分だけなのです。本当に自分と向き合う時間ができる。外界からシャとアウトできるから自分の世界を作れる。
 外界は情報過多なので。

−確かにそうですね。自分と向き合うには邪魔をされない静かな環境がいりますから。でも世間的には紙の手帳を使わない人が多くなっているのでしょうか。

 多いです。書くこと自体が減っています。だからこそ書くことが見直さされています。

−自分を知るためにあえて手で書くことに戻る。そうすると、振り返るとか向き合いやすくなりますね。

 私も振り返りをしようってお伝えすることが多いです。振り返って自分が何をしてきて今どこにいるか。それがわからないと先になかなか進めない。やっぱり書くってことを大事にしています。結局、社団法人でイベントをしているのも手帳を使う人を増やしたいというのがあって、手帳にまつわる物販ベントをしたりしています。私みたいに手帳を考案して作っている人が多いので。その人たちをお招きして自分の手帳にまつわる話をしてもらったり、ワークショップをしたり、一つのイベントにたくさんの要素があるのです。

−宮崎さんご自身は、手帳を使っていて楽しい時はありますか?

 道具なので楽しいっていうと難しいです。ただ自分が今まで記録をしていて、今までどういうふうに歩いてきたかがわかる。どんな人生を送ってきたかとか。そしてこれからどこへ進んでいきたいかもわかる。それが全てな気がします。自分にとっての過去と今と未来がある。

インタビュー

自分が好きだと言い切れる

−手帳との共通点を感じてコーチングを学んだことで、さらに手帳を広めることやこれまでとは違う層のクライアントをサポートできるようになったということですが、最後に、これからコーチングを極めて活用していきたい後輩たちにはどんなことを伝えたいですか?

 たくさんコーチがいらっしゃるので、自分の強みをはっきりさせることですね。「コーチ×強み」がしっかり差別化できること。私は「コーチ×手帳です」が。
 あと、コンフォートゾーンを自分で破ること必要だと思います。自分がコンフォートゾーンの中にしかいないで、これから旅立っていくクライアントさんのサポートはできないのではないでしょうか。

−これから新しく始めるとか、今やっていることを広げるとか、思い描いている将来のビジョンがありましたら。

 究極なのですが、自分のことを好きな自分でいられるってすごく幸せだと思うので、そんな人が増えていくことに関わっていけたらいいです。
 自分が好きって言い切れる人が少ないような気がしますから。
 自分のことが好きって、自分を大切にしていることですよね。逆に自分を大切にできなかったら人のことも大切にできないということです。自分を大切にできて、人も大切にできたら世界はもっと優しくなると思います。
 私はやはり、自分の強みの手帳とコーチングを用いて、まずは関わってくれた方に自分自身を好きになっていただけるようなサポートをしていきたいです。

−最初の一歩の「自分を好き」になれれば、自己実現も近くなりそうですね。そうなれば世界がもっと優しくなる日が来る。手帳とコーチングとの共通点もよくわかりました。ありがとうございました。

インタビュー

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Profile
宮崎じゅん(みやざき・じゅん)コーチ
★企業にて人事総務としてフルタイムで従事。
★個人事業主
☆手帳活用プランナー
時間と手帳のコンサルタント
オンラインサロン「手帳と向きあう時間」「自分を育てるジブン塾」主宰
☆パラレルワーカーの相談役/手帳×コーチング/自己理解と思考の整理が得意分野なコーチ
ICF国際コーチング連盟ACC保持
(2021年10月~ 有償セッション時間数280H/2023年9月現在)

自身の実体験と実例を元に手帳活用法やマインドセットを提案。
セミナーや手帳関連イベントを開催。
また実体験で得た「手帳活用=セルフコーチング」の考えに基づきプロコーチとしても活動。
2022年6月、自身考案の『maketime手帳』のクラウドファンディング達成。
729人、2,345,200円の支援を得る。2023年はおよそ30日で前年実績を上回る支援を得る。
★一般社団法人日本手帳クリエイター協会代表理事
2022年1月、一般社団法人日本手帳クリエイター協会設立、代表理事就任。
人材育成・場づくり・文化継承を理念に活動

【講演】
★サンクチュアリ出版さんWEBマガジン「ほんよま」連載
 『明日を変える手帳術』
 https://sanctuarybooks.jp/webmag/category/serialstory/techozyutsu
★サンクチュアリ出版さんWEBマガジン「ほんよま」イベントレポート
 『毎日がわくわくする自分だけの手帳術』
 https://sanctuarybooks.jp/webmag/20220225-8289.html 
 『手帳オタクの続けられる手帳術』
 https://sanctuarybooks.jp/webmag/20211125-7897.html
★サンクチュアリ出版人生を変える授業オンライン(イベント動画)
 手帳と向き合う時間~「ジブンを生きる」~ありたい自分のための手帳の使い方  
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 人生の主人公は自分!!「私がオリジナル手帳をつくった理由」

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