Coach Interview -福田雅人 コーチ(前編)
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コーチングベースのメンターとして
建設業界やIT業界を経てコーチングと出会い、現在は企業の顧問職に就きながら、自由にやりたい活動をしている福田さん。何歳になっても自分次第で道は開けるという話をうかがいました。 (聞き手:山上 晴美コーチ) |
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望んだ通りの待遇の再雇用
−今、GCS上野校の講師をされていますね。そのほかの活動をおしえてください。
会社員として働きながら上野校の講師をしています。他には コーチ仲間と企業向けのビジネス開拓を企画しています。
−企業向けのビジネス開拓というのはどんなことですか。
主にコーチ仲間と、企業向けにコーチングサービスや企業研修を提供するということです。今は、ヒアリングしながらプレセールスをしていて、どういったことができるかというのを模索している段階です。
−そうですか。そして今も会社に勤めていらっしゃるのですね。
はい。昨年10月までハウスメーカーに勤務していましたが、往復4時間超えの通勤で、ちょっとしんどくなったり、やりがいを感じなくなったりしたので、先のことを決めないままに辞めました。
−それはすごい。最高の待遇ですね。
最後の最後にいい案件に出会えました。
−今まで長い間、昭和の時代を厳しい環境でお仕事されてきたら、最後にご褒美が来たみたいな感じでしょうか。
まあ、そうですね。顧問という肩書きがあると社内でも配慮してくれますね。入社して2ヶ月経ったところで若手のプロジェクトの後方支援みたいなことを始めました。以前から興味があったIT系のことで若手の後方支援をしたり、役員に対して提案したりしていて、信頼は得たと思います。
−なるほど。定年を迎えたり超えたりして、皆さんいろいろ、独立するとか考えていらっしゃる方が多いと思うのですが、一つの形として参考になりますね。
はい。ある年齢になったら独立起業するのが唯一の道で、それが正しいみたいな感じのことを言う方もいらっしゃると思うんですけれど、企業に求められて、そこで働き続けることができて、それに応えられるというのもオーケーだと思います。しかもそれだけじゃなく、その他のこともやっていて、それが起用されて相互に役に立っているので。 |
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納得できることを大事にする時間
−コーチングとの出会いについてお聞かせください。学ぶきっかけはどんなことからですか?
3つ前の会社で、管理部門の責任者をしていて、人事、総務、法務、ISOのマネジメントをやっていました。61歳で定年延長満了を迎え再雇用になった時に現場に降りて、現場の人材育成みたいなことをやり始め、育成プログラムなどを考えていました。その時に「コーチングっていうのがあるらしい。いいみたいだから勉強してみたら」って勧めたのですが、勧めた本人が未経験だったのでGCSの旧新宿校を受けに行ったのがきっかけです。
−そうでしたか。コーチングを実践で学んでどんな印象をもちましたか。
印象として、すべての職能に共通する基盤になるコミュニケーションスキルだと思ったので全クラスを受けました。コーチングを実践するのもありだけれど、わかりやすく人に伝えることが得意だと自分で思っているので講師養成講座も受けました。
−会社に勤務しながらコーチ業をスタートさせたのですね。
はい。ですが正直なところ、当時は週4日とはいえ、往復4時間の通勤時間だったので、平日は何もできませんでした。それで、たまたま申し込んできた方と契約するということはあっても、クライアント獲得みたいなことにエネルギーを注げませんでした。ただスキルが鈍らないようにと練習はして、あとは勤務先で若手の社員に向けて勤務時間中に「コーチングやりませんか?」と声をかけていました。
−プロフィールに、「最初は、コーチングは、流行りのビジネスコミュニケーションスキルかなと思っていた」とありましたが、実際のコーチングはどういうものだと感じましたか?
スクールの受講生から学んだり、いろいろなコーチングベースの勉強会や、仲間の勉強会にも参加して、そこでの意見交換会みたいなところから学んだりすることはすごく大きいですね。そこからわかったことがあります。
−受講生の方からどんなことを学んでいるのですか?
コーチングの本質的なところとかです。例えばコーチングって、基本的にポジティブに目標達成に向けているんだけど、すべての人が常にポジティブか。すべての人が高い目標設定を立てて、そこに向かわないといけないかというと、そうではないと思います。
−受講生さんたちとの会話から、コーチングの別の側面を発見したということでしょうか。
さらに、コーチングを学んで、いわゆるスキル的な部分についてはどんなふうに感じましたか?
それまでは多分コミュニケーションのスタイルが違っていたのだと思います。副本部長として人事や総務などやっていた時に、一番信頼している仲のいい部下からストレートに、「福田さんって、とっつきにくいんですよね」って言われました。
−ご自分に大きな変化があったので、そのようなことが起きた。
ですが、結果として退職することになったのですね。
ある時、女性役員に呼ばれて「福田さんはどうしてアルバイトなの?常勤顧問でいいじゃないの。そうなれば勤務時間とか、リモートワークとか副業とか気にせずにできるから」と言われたのです。でも、1年半経っても常勤顧問にはなれず、自分なりの成果を出すことも難しいと感じ、通勤時間4時間超えも疲れてきたこともあったので退社したということです。
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後編は近日公開予定です!今しばらくお待ちください。
後編
・思考整理の案内人
・求めている人たちのために聴いて伝える
Profile 福田雅人(ふくだ・まさと) コーチ |
1955年/福岡県福岡市生まれ 海外プロジェクトで豊富な経験を持つ通信技術者であると共に、人事畑で豊富な知見を持つ先輩社員は、当時、経験のない新任人事部長である私の指南役。その指南役から観て、建設業界、IT業界を経て、通信建設業界にやってきた私は異質に映ったようです。最初の社内イベントでの動きを観察して付けてくれたタイトルが「思考整理の案内人」です。その後、10年近く、傍でメンターとして寄り添ってくれました。 7年ほど人事部長を務めながら、コーチングについては「一時期流行したビジネススキル」という程度の認識でした。 定年延長を満了して経営管理部門の責任者から再雇用シニアへと立場を変え、プロフィット部門で若手・中堅社員の育成プログラムを企画・運営するなかで、コーチングの必要性を感じ、基礎的な内容を学習。 そこで、コーチングは、いずれのステータス、専門分野に限らず、総ての社会人が共通して獲得すべき基本スキル、なにより自己基盤を高める手段と確信し、認定コーチを取得するに至ります。 GCS認定プロフェッショナルコーチ GCS認定クラス講師 ICF認定コーチ(ACC) GCS上野校講師 [福田雅人コーチにセッションを依頼する] [福田雅人コーチの担当クラス一覧] |
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