Coach Interview - 尾澤まりこ コーチ(後編)吉祥寺クラス代表

1.5時間でコーチングの全体像がスッキリ分かります!
「コーチング無料体験講座」詳細と開講日程

リソースを寄せ合い協働して「循環するチーム」を創る

 吉祥寺クラス代表の尾澤さんが得意なのは、自分で工夫して探求して創り上げること。それが喜びでもあるのだそうです。クラスの受講生とフラットな関係で、お互い強みを出し合って仕事を創ってまわしていくという楽しそうな構想をうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

工夫して探求して目的を達成する喜び

ーー 尾澤さんご自身が楽しくクラスを受講したということですが、上司とのコミュニケーションがうまくいかなかったというきっかけがあったとしても、果たしてコミュニケーションが苦手なのかなと感じます。

 多分苦手ではなくて、自分で全部工夫して自分で決めたいので、コントロールするような人に会うときっとぶつかってしまうんです。

ーー 管理されるのが苦手ということは、リーダータイプなんですね。

 そうですね一人親方タイプ。

ーーじゃあ今は一人親方でとてもいい時なんですね。

 すごくいいです。 業務委託の仕事はしていたのですが、去年位から企業との契約も弊社直でできるようになってきたので、生徒さん達にも協力してもらって働いてもらったりしていきます。自分が教えることで、コーチングの技術品質が高い人を育てて、一緒に仕事をしていけるような仲間をつくって、働く環境を整えているところです。クラスで教えた後のWINWIN循環です。

ーークラスの受講生さんとマンツーマンで話して、一緒に考えていくということの延長ですね。その方々やクライアントさんと接していてどんなことを感じますか。

 クライアントさんについては、女性が多いんですけれども、例えば管理職だったり士業だったりして表面上は自信があるけど、よく聞くと些細なことに足を取られていたり悩んでいたりする人が多いです。でもセッションを続けていくと全然大丈夫になってくんです。
 結局一人ひとりの能力ってそんなに違いはなくて、体験の厚さでの違いだと思うんです。士業の方とか難しい試験をクリアしているはずなんですけれども自信がないとか。自信さえつければ元々の能力が見事に開花できる。能力を開花してしまえばまた自信がついて、そうしたらまた挑戦してというふうにぐるぐるぐるぐる回ってくる。そのようになれば、コーチもいらないかもしれないし、困った時だけたまに声掛けしてもらえばいいかなという感じです。
 自信をつけることを良しとされてこなかったので、日本の人は自信がない人が多いですね。本当はすごいことが1人1人できるのに。

ーー自分を好きになれば自信がわくかもしれませんね。

 そうですね。悪いところばかり見てしまうと不安になって、自分のことを好きになれないからまた不安になっちゃって。そこのループにはまっちゃうんですね。受講生さんでも自信がなかったのに、コーチングを習い始めて、一緒にマンツーマンで話していくうちにすごく自信がついて今大活躍されてる方もいます。

ーー尾澤さんご自身の自信についてはどうですか。

 今は仕事が好きとか言ってますけれど、20代の頃はとにかく楽しければいいとか思ってたので、正社員で就職はしていたけれどちゃんとやってなかったですね。それは多分自分をどうやって活かすかがわからなかったんだと思います。イコール自信がないってことですね。

ーー小さい頃を振り返ってみて、今とつながるような、何か思い当たるようなことはありますか?

 そうですね。小さい頃を思い出してみると、例えばザリガニ釣りとかありますね。 男子ばかりだったのでザリガニ釣りとかしていたんです。最初からどうすれば大きいものが釣れるのか考えて始める。で、ザリガニって最初は小さいのしか釣れないんです。で、その釣れたザリガニを餌にしてまた釣るんです。 そうするともうちょっと大きいのが釣れるから、またそれを餌にして、だんだん目標のすごく大きいのを釣るっていうゲームを一人でやってました。 目標達成するまでやるんです。

ーーへえ、面白い。男子みたいな活発な女の子だったんですね。

 活発というわけではなくて研究が好きだったんですね。昆虫採集セットで標本とかを作るのも好きでした。でも恥ずかしがり屋で人の前に出たりはしなくて、一人で研究するのが好きだったんです。

ーー昆虫の標本を作って研究したりして、どんなところに達成感を感じていましたか。

 多分、自分が目標とするものを捕まえられたりした時とかです。例えば近年稀に見るすごい大きなものを捕まえたらこれが達成感で、育てたいとかはないんですけどね。目標達成が目的なので。

インタビュー

何をするにも自信を持つことが基本

ーー 受講生さんたちと一緒に仕事をして、教える循環を創っていきたいというその背景には尾澤さんの中にどんな思いがあるのでしょうか。

 男女フラットなのが好きなんです。講師をやってはいますけれども別に上ではなく、教えるけれどもティール組織みたいなものができると、監督はしないけれども皆自発的に動けるようなことができればいいなと思っていて。自分も働いてる間、自由でいたいので 働く人たちも自由でいてほしい。でもコーチって横のつながりがないと言うか自分の技を見せ合う場所もないし、勉強会はあるけど実践編はあまりないですよね。みんなが仕事ごとのチームで集まって全員で知恵と各人のリソースを寄せ合って恊働してまた仕事が生まれたら、そこに集まってみたいな感じのものを作りたいんです。そういうの何て言ったらいいでしょう。

ーー 提供するものがたくさんできるわけですよね。そして尾澤さんのところにお願いしたいって来たお客様にはどんないいことがあるのでしょうか。

 そうですね。内容によりますが、会社やチームの風通しが良くなるとか。

ーー お互いの信頼関係が高まるとかですね。

 そうですね。私たちがコーチとして入っていくことで働きやすい環境ができる。それぞれの才能が発揮できて、安心安全な職場になり、自分で考えられる人材が増えて、大前提の会社の利益にも寄与することができる。

ーー では最後にコーチの皆さんへのエールとかメッセージなどいただけますか。

 クラスにいる間にいっぱいセッション練習をした方がいいと思います。コーチングの技術品質はクラスで身につけて、その他のことは外で身につけて。体験してきた自分の強みをもう一度見直した方がいいです。私も教えるということや営業をやってきたのでそれが私の強みだと思っています。体験してきたことに強みがあるので、技術はしっかり確保しておきながら自信を持って卒業してほしいと思います。
 自信さえあれば、誰かに聞きに行ったりアタックするのも可能です。それが基本だと思います。

 それから、私自身は今年はPCCを取得して、コーチング勉強中の方のメンターコーチになりたいと考えています。クラスの受講生さんたちと長く関われますし、今からそれが本当に楽しみです。

ーー わかりました。自分を信じる自信の話に共感します。自由でフラットなチームでの循環も楽しみにしています。ありがとうございました。

インタビュー

前編ヘ

Profile
尾澤まりこ(おわざ まりこ)コーチ
GCS認定講師
GCSプロフェッショナルコーチ
大学卒業後、商社・スタートアップベンチャー・金融など約15年間の法人営業職として、部下10名の管理職の経験を経験。社内のコミュニケーション改善のためにコーチングを学び始める。大手都市銀行にてセールス研修やコンプライアンス研修などを実施し、増率TOPの取締役賞を受賞後、退職。現在、法人代表を務め、吉祥寺クラス代表。「コーチングができる&面白い授業」を心がけている。現在は、企業のコーチング研修や企業外管理職1ON1などにも従事している。
国際コーチング連盟認定コーチ(ACC)・国家資格キャリアコンサルタント・ワークショップデザイナー・FP

[尾澤 まりこコーチの担当クラス一覧]

全国30箇所以上でコーチング無料体験講座を開講中!

オンラインクラススケジュール一覧対面クラススケジュール一覧

北海道・東北エリア首都圏城北・城東エリア東京都心エリア
首都圏城南・城西エリア神奈川・伊豆エリア北陸エリア
中部エリア関西エリア中国・四国・九州・沖縄エリア

※対面・オンラインのいずれにつきましても、開催予定が表示されていない、あるいは都合の良い日程がない場合は、
コーチング無料体験講座 日程リクエストフォーム」よりリクエストください。

ms_banner.png