Coach Interview - 望月彩恵 コーチ(前編)埼玉校共同代表

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大きな変化をもたらしたコーチの言葉

 会社人間だと思い込んでいたのにコーチの言葉で開眼して独立。仕事も私生活も大いに変化したという望月彩恵さんにそのいきさつをうかがいました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

行動力アップと家族との関係改善

ーー 望月さんは、独立コーチとして個人セッションをメインに仕事をされているそうですね。

 今は個人事業主としてコーチングセッションを毎日しています。埼玉校では長畑コーチと共同代表でもありますが、どちらかというとセッションがメインで講師業の割合は少ないです。私も会社員時代にコーチングのセッションを受けて、その時の体験がちょっと衝撃的でその後の変化につながりました。

ーー それはどんな状況だったのですか。

 それまでとは違う業種に異動することになって、ちょっとキャリア迷子みたいになっていた時に周りからの勧めもあって、会社の専属コーチに個人セッションを受けてみました。何をするのか始めはわからないままでした。
 未経験の分野の仕事だったので、目の前のことで頭がいっぱいになってしまっていました。私は受け入れられているのかなとか、これまでやってきたことが活かせなくて、やっていけるのかななどと悩んでいました。
 そんな時にセッションの中で「それで彩恵さんはどうしたいの?」とか「3年後5年後はどう在りたいの?」という質問をされました。そんなことを第三者に聞かれることはそれまでなかったし、1時間ずっと自分の話をさせてもらって、その経験自体がすごく衝撃的でした。

 「あれ、私は何をしたいんだっけ?」というのがグッと入ってきたんです。それで2、3回セッションを受けていく中で、言葉は良くないかもしれないですけれども、目の前のことはもうどうでもよくなってきたんです。

 私は私だし、いろいろなことをやってきたしと、いわゆる自信が取り戻せたんです。結果として自他共に認めるほど行動力が爆上がりしたのです。
 新しい職場で、最初は総務を頼まれて次には人事に。そして採用もやることになって、その数カ月後には医療従事者のためのマネジメントも任されることになりました。

 トントン拍子に進んで最終的には管理部のマネジメントもできるようになったんです。やっぱりこれはコーチングを受けていたおかげだと思いました。それを確信したのです。

ーー コーチングを受けてから、管理部のマネジメントをするまではどのくらいの期間だったんですか

 6、7カ月です。

ーー すごいですね。

 ベンチャーなのでサイクルが早いというのもあったと思うんですが、あのままウジウジと自分の中にこもっていたら多分そういう役割は来なかったと思います。自分のタガが外れたと言うか、やりたいようにやってみようかという気になれたおかげだと思います。

ーー それまでは、何が足を止めていたのだと思いますか?

 やっぱり自信のなさです。ずっとプロジェクトマネージャーをしていたのでスペシャリストではなくてゼネラリストでしたから「私はこれができます」とか「これが得意です」とか言えなかったんです。医療業界に入った時には、これまでの10何年かのキャリアが何もなかったように感じちゃったくらいです。

ーー それから独立するまでの経緯にはどんなことがあったのですか。

 スクールは2019年の秋に卒業して独立したのはその次の年ですね。でも在校中はコーチとして独立する気はなく、会社が副業 OK だったのでその頃からセッションをしていました。本業のサイクルが早く、どんどん次を育てて新規事業を考える立場になっていき、それと同時にコーチとして0から始めたTwitterもフォロワーさんが1万人くらいになっていました。
 会社の新規事業としてコーチングを、という話も出ましたが、方向性や価値観のズレから「本当にそれでいいのか」とても悩んでいた頃、ICFのプロボノコーチングに申し込みました。そこでコーチに「彩恵さんさ、その会社を辞めて何か困ることあるの?」っていわれて。その一言にガツンと来て「困ることはないです」って。
 それでその会社で新規事業をやる意味はないので自分でやることにしました。その言葉と私の経験が今のコーチ業にすごく生きていると思います。

ーー コーチの一言が運命を変えた感じですね。クライアントの立場から、その後クラスでコーチになることを学びますがスキルを学んでいかがでしたか。

 コーチの人たちはこういうことを考えていたんだって、答え合わせをしているような感覚でしたね。ああいう時はこんな意図でやっていたんだとか。楽しさが一致した面白さを感じました。
 一番大きかったのは、授業の中で、自分のことを話しているうちに泣いてしまったことです。母のことを話しているうちに涙が止まらなくなって。思いを言葉にしてから私の中で何かが変わったんです。こういうことを家族以外の人に赤裸々に話したことはなかったということと、口に出したことで母との変な確執みたいなものや思い込みが取れたような気がしました。それ以来母にすごく優しくなれました。一人の人間として見られるようになったのです。

ーー とても大きな出来事ですね。

 それと同時に自分を知ったことが大きかったですね。小さい時の自分の捉え方がわかって。自己理解です。自分が親になって子どもができてさらにわかって、だからこそ乗り越えられたのだと思います。
 そういうことを客観的にストーリー仕立てで話せたことですごく楽になり、自分のことを知ることが出来て自分を認められた。自分に OK を出せたんです。それからすごく楽になりました。
 母については、いつまでも親と子という関係値で見ていたのが個と個で対等というか客観的に見られるようになったんです。母の方は、一人の人間として相談するみたいに、逆に私を頼ってくれるようになったんです。愚痴をこぼすとか、私にそういうことをいう人ではなかったんですが、すごく相談をされるようになって一緒に過ごす時間も増えました。

 娘との関係も変わりました。今9歳でコーチングを習ったときは6歳でしたが、私はどちらかというと子どもとずっといたいというより仕事をしていたいタイプだったんです。それが、娘との時間が楽しくなって、もっと娘といたいとか、家にいたいという気持ちが増えたんです。もしかしたら母と同じで、親だから子どもだからではなくて、娘と対等に喋れて、お互いに個を尊重できる感じがしています。娘を育てているというより信頼できる家族がもう一人増えたという感覚です。だから相談もするし向こうも何かあったらすぐに言ってくれます。そういう意味で身近な人との関係性が変わったと思います。

インタビュー

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Profile
望月 彩恵(もちづき・さえ) コーチ
GCS埼玉校共同代表
GCS認定クラス講師
GCS認定プロフェッショナルコーチ
ICF認定コーチ(ACC)
国家資格キャリアコンサルタント資格保持。

コーチとしてだけでなく、一人の人間として真剣に寄り添って目標に向き合い、セルフブランディングの向上に貢献。感じたことの率直なフィードバックを持ち味とする。
私自身が学歴や社会的ステータスに縛られず、自身の価値を高めることに挑戦し実績を残しています。
セルフブランディングの観点でも学びたい方に是非ご受講いただきたいです!
2006年:SonyMusic「着うたフル®️」配信サイト運営
2009年:結婚
2011年:グリー株式会社にてPMとして従事
2012年:出産
2016年:ベンチャー企業に入社。新規ネイティブゲームのPMとして従事
2018年:自由診療クリニックのシステム&人事コンサル事業部へ異動。人事&管理部のマネジャーを務める傍らコーチングを行なうようになる。
2020年:コーチとして独立


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