『伝える』と『伝わる』、その決定的な違いとは?


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 
「伝えているのに、どうして分かってもらえないんだろう...」と感じたことはありませんか?

実際には、「伝える」ことと「伝わる」ことは、全くの別のものです。

今日は、この2つの違いについてお伝えします。

■「伝える」と「伝わる」の違い

伝える
主語:自分
視点:自分が何を発するか
ゴール:言葉や情報を相手に届けること
結果:自分が話し終えた時点で一区切りとなる

伝わる
主語:相手
視点:相手が何を受け取ったか
ゴール:相手が内容や意図を理解すること(必要に応じて、納得や行動につながること)
結果:相手が自分の意図や内容を理解した状態になる

例えば、親が子どもに「勉強しなさい」と言ったとします。これは、親が「伝えた」状態です。

けれど、子どもが「夏休みだから、遊んでいてもいいじゃないか」と思っていたら、それは「伝わった」とは言えません。

一方、子どもが実際に机に向かう様子が見られたら、「伝わった」と感じるのではないでしょうか。

また、勉強するという行動には至らなくても、
「お母さんの気持ちは分かった。僕のことを心配してくれているんだね。学校が始まったらしっかり勉強するね。でも、夏休みにはいろいろやりたいことがあるんだ。プールに行ったり‥‥‥」
などと話してくれたら、それもまた、「伝わった」と感じられるのではないでしょうか。

※もし「自分が伝えたことに対して、相手に行動してほしい」と望んでいるとしたら、相手が「応じる」あるいは「従う」ことを望んでいるということになります。


■相手に「伝わる」ためには、どうすればいいのか

大切なのは「自分が何を伝えたいか」だけでなく、「相手はどう受け取ったのか」に目を向けることです。

「ちゃんと伝えたから大丈夫」と終わらせるのではなく、

「今の話をどう受け取りましたか?」
「どう感じましたか?」
「何か気になることはありますか?」

と、相手の言葉を聴いてみる。

話してもらうことで、こちらが伝えたかったことと、相手が受け取ったことの間にあるズレにも気づくことができますし、伝わっていないと感じたら言葉を補うことができます。

私たちは生身の人間です。いろいろな出来事や思いにあふれた毎日の中、「勉強しなさい」という一言をとっても、伝える側の思いや背景はさまざまで、伝えられる側の事情や思いもさまざまです。たった一言、あるいは一文で、簡単に分かり合えるはずがないのです。

だからこそ、コミュニケーションでは「伝える力」だけでなく「聴く力」も大切になります。

「伝える」は、話し手が主役の一方向の行為。
「伝わる」は、聞き手がその言葉をしっかりと受け取ることで成立する、双方向の結果です。

「聴く」から始まるコーチングは、伝える力と聴く力の両方を育ててくれます。


毎日行い、一生続くコミュニケーション。

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