Coach Interview - 森水三香子 コーチ(後編)六本木校代表

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心身ともに整えれば機嫌よく行動できる

 数年前までコーチングとは無縁だったという森水三香子さん。短い期間で六本木校を開校したそのスピーディな行動力の源などうかがってみました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

心と身体ともに整える

ーー ご家族との関係が変わったので講師になってそのよさを広めたいと思ったのですね。

 そうですね。認定試験合格のメールが来たその日に講師養成講座を申し込みました。私がコーチングのスキルを手に入れて家族との関係も変わって自分が生きやすくなったので。クライアントさんも喜んでくれていると思いますが、人数としては受講生さんの方が多いと思うので一人でも多くの方にコーチングスキルを手に入れていただいて、人生を気楽に生きてほしいと思いました。

ーー 初のクラス講師をしてどんな感じがしましたか。

 たまたま私が先にコーチングスキルを学んだ先輩なので、講師として教えるというよりは 知っていることをお伝えしているという感じです。コーチングがいいと思う事の一つはコーチとクライアントが対等の立場でどちらが上でも下でもないというところです。たまたま講師という立場だけれども先に学んでいるからお伝えしていますという感覚でやっています。
 先日クラス D が終わった方がいらして、六本木校で初めての修了生なのでとても感動しました。ご自分の将来像が見えたとおっしゃってくださったのですが、わたし自身が改めてクラスで学んで生きがいも感じているんだと思いました。

ーー 六本木校以外の活動は?

 個人セッションと研修の講師とピラティスの講師の資格も取っているので、コーチングとピラティスという相性がいい2つを合わせています。ワールドツアーでも4日間セミナーを担当させていただきました。コーチングで心が整っていても体が不健康だとバランスが悪いのでピラティスで呼吸をして、心身ともに整えていただけたらいいなと思っています。

ーー コーチングとピラティスの相性がいいというのはどんなところなのですか?

 ピラティスは座ったり寝転がったりして負荷なく自分の身体が正しい位置に戻るための動きをしながら呼吸にフォーカスします。気持ちが前向きになります。
 そもそもリハビリのために始まったピラティスは、呼吸法や、関節や骨を正しい場所に戻したりすることで生きやすくなって毎日の生活がしやすくなります。
 コーチングは自分の気持ちが前向きになると思いますが、忙しく生きている人たちがコーチングで目標に向かっても健康でないとできないのではないでしょうか。心と身体どちらも健康でいるということを意識していきたいと思っています。

ーー 森水さんがピラティスを始めたのはリハビリのためだったのですか?

 10年前に腰椎圧迫骨折をしました。早く病院に行っていればもっと軽傷ですんだかもしれませんが、その時は子育てで忙しくて整形外科に行くことも思いつかなくて。腰が痛いなと思いながらそのままにしていたのでどんどん悪化してしまい、結局一か月以上入院して大手術になってしまいました。

 それで骨折したところに五寸釘みたいなボルトを4本入れていたのですが、なかなか骨が生成されなくて10年間ずっとそのまま。それがピラティスを始めたら何と骨が生まれてきたのです。
 呼吸をすごくするようになったので、細胞が活性化されたことも良かったんじゃないかと思います。ボルトが抜けたのもすごく嬉しかったですし本当に呼吸をしているだけなのに体重も安定して肌もきれいになって、ピラティスはいいことずくめなのをみんなに知ってもらいたいと思います。

ーー そうだったのですか。それはすごい体験ですね。日常生活でも明らかな違いを感じるのですか。

 違いますね。まず自律神経が整います。
 機嫌は気候の変化にも左右されがちですよね。そういうことにも強くなるし自律神経が整うことによって喜怒哀楽の波がすごく穏やかになって、自己基盤の確立にも影響すると思うのです。

 まず最初に今の自分を感じるのですが、それはコーチングの現状把握と似ていると思います。重心がどこにあるかとか、どこで呼吸ができているかとか、今の自分がどうあるのかと感じながらムーブメントをして終わってからどう変化したかを感じるのです。
 コーチングのストラクチャーにも似ていると思います。
 呼吸を大切にするピラティスに出会って、交感神経と副交感神経のバランスが取れてきた頃にコーチングにも出会いました。ですから「心身ともに」ということを体感して、それまで凝り固まっていた視点が動くような感覚が起きました。だからピラティスも大勢の方にお伝えしたいと思っています。

ーー いいですね。コーチのような脳と感覚を使う仕事には特に必要なのかもしれませんね。

 はい。コーチングセッションは座ってやることが多いですし、特にズームだとモニターを見ているだけですよね。視点が凝り固まっているとなかなか自由な発想ができないと思います。視神経と脳みそは近いので。座っていても体を動かしたり目のトレーニングをしたりして細胞を活性化させて呼吸をしっかりすることで、運動不足になりがちなコーチの日常を変えていきたいです。

 ICFのコアコンピテンシーにある「コーチが感情を整える能力を開発し、維持している」それと「コーチがセッションに備え、精神的及び感情的な準備をしている」という項目が私は大好きです。コーチも人間だから喜怒哀楽がある。でもその波を穏やかにできるのは他人ではなくて自分です。自分自身でいつも自分を機嫌よくしていられる。その一躍を担うのがピラティスになると思います。

インタビュー

自らの体験も役立つようなクラスに

ーー 心と身体は繋がっているのでどちらも大事だということ改めて思いました。森水さんがそのバランスを整えてとてもいい感じで進んでいることが伝わってきます。 では最後に六本木校の特長などを教えてくださいますか。

 私は2年前の12月にGCSで学び始めて、2021年に認定講師になって8月に個人事業主になりACCを取得。そして今年8月に六本木校を開校しました。
 目標にスピーディーに向かってきたことをロールモデルとして、受講生さんにお伝えできることがたくさんあると思います。私自身は急激な変化でしたけれど、その体験がどなたかの役に立つならうれしいです。

ーー 森水さんのように一気に人生が回り出す方も増えそうですね。

 きっとコーチングに出会わなければ、個人事業主にもならなかったと思うし、誰かのためにという発想もなかったと思います。多くの方に伝えていきたいです。



ーー 自分の内側だけでなく、身体と向き合う大切さを教えていただき、体感と行動もつながっているように感じました。どうもありがとうございます。

インタビュー

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Profile
森水三香子(もりみず・みかこ) コーチ
GCS認定クオリティコーチ
GCS六本木校代表講師
ICF認定ACC

新卒で入社した大手デベロッパーで経理部門を6年間従事。 結婚退職後、10年間専業主婦として息子2人をワンオペで育てる。 某私立大広報部でTwitterチームに参加後、働きたい意欲が止まらなくなるものの専業主婦でいてもらいたい夫と子育てと家事との両立を模索。 偶然コーチングに出会い、夫、子どもとの関係が改善。 自分自身が生きやすくなったことでコーチングの力を実感。 多くの人がコーチングを知りその周りに幸せの波紋を広げてもらいたいと思い六本木校を開校。 現在ピラティスに夢中。 夫、二人の息子、2匹の猫と都内在住。


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