Coach Interview -嶋崎良迦 コーチ(後編)名古屋校講師

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言葉を超えたセッション

 改名してますます運気上昇している嶋崎良迦さんから、ここ数年の出来事、変化について、そしてまた今チャレンジしていることなどもうかがいました。 (聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

問いを持ち続けるクライアントと共に

−嶋崎さんは、国際資格のPCCを取得しているということですが、そのことでコーチとしてどのようなことを得られましたか。

 そうですね。
 まず、ACCを取得した時には、自分がやってきたことが国際基準に沿っていたと確認できたことで、大きな自信につながりました。
 PCCに挑戦したとき、実は筆記試験に二度落ちてしまったのです。その時はかなり落ち込みましたが、でもその経験を今は受講者さまやメンターコーチングにも活かすことができています。PCCチャレンジはコーチとしてだけでなく、一人の人間としても、自分を客観的に見つめ直す大きな機会になったと思っています。
 PCCを目指す中では、スキルだけではなく「コーチとしての在り方」を自分の中にじっくりと落とし込んできました。その在り方が、試験のプロセスを通して自然と立ち上がってきた感覚があります。ACCでは「スキルを認めてもらえた」という安心感がありましたが、PCCでは「マインドが整った」という感覚です。
 だからこそ、以前よりもずっと深い信頼をもってクライアントと向き合えるようになりましたし、その結果としてセッションの質も変わったと感じています。

−どのように変わったのですか。

 以前は、セッションの中で「何かアクションプランを決めて終わらなきゃ」と、どこか焦る気持ちがありました。でも今は、「この瞬間、クライアントが本当に何を求めているのか」を、同じスピードで一緒に感じ取りながら、場を共に創り上げることを大切にしています。
 まだまだ、結果だけを急いでしまう瞬間もありますが、その瞬間に気づき"クライアント自身が心から望むものに近づけるように寄り添い続けることに立ち返る"そう思えるようになったことで、私自身がセッション中に余計な焦りを少しずつ手放せるようになりました。
 コーチとして、ありのままクライアントと在り続けることの大切さを改めて実感しています。

−クライアントから何かフィードバックはありましたか。

 あるクライアントの方から、こんな感想をいただきました。
 「セッション中は、質問に答える中で大きな気づきがあって、その場では"これをやろう"と目の前の課題にも意識が向いていました。でもセッションが終わってからも、ふとした瞬間に振り返る時間があって、セッション中に答えられなかった問いが、実は自分の中のまだ内省できていない部分だったと気づいたのです。
 そこからまた自分のなかで問い続けるうちに、これまでぼんやりしていた5年後の構想が、"案外遠い未来ではないかもしれない"とリアルに感じられるようになりました。」
 この感想をいただいた時に、改めて思いました。
 コーチングセッションは、その場で答えを出すことだけが目的ではなくて、クライアントがセッション後も自分の中に問いを持ち続けて、自分自身と対話を深めていく時間が何より大切だということ。だからこそ、私はその問いとともに、クライアントが自分の未来をじわじわと引き寄せていくプロセスにずっと伴走していきたいと思っています。


インタビュー

身体で感じるコーチング

−これからさらにやっていきたいことがあったらお聞かせください。

 はい、これからは学んだコーチングを、自分の得意分野や好きなことと掛け合わせて、オリジナルの形で提供できる人をもっと増やしたいと思っています。
 実は今、ビジネスパートナーとともに商標登録した「ワンネスセッション」を提供しており、これはボディセラピーができるセラピスト育成プログラムです。
 私自身、やりたいことがたくさんあって、昔は「どれかひとつに決めないといけない」と悩んでいました。でもコーチングのセッションで「全部やったっていいんじゃない?」と言われて、はっと気づいたんです。ベースに「自分が大切にしている軸」があれば、いくつあってもそれは全部が繋がっていく。
 そう思ったら、やりたいことに自由に挑戦できるようになりました。
 コーチングを学んでも、「私には強みがない」「やりたいことがわからない」と思っている方、多いかもしれません。
 でも、実際はやってみないと見えてこないことばかりです。
 完璧にしようと構えすぎずに、小さくても行動して、感じて、また動く。その繰り返しが一番大事だと思っています。
 もうひとつ、「コーチの佇まい」や「在り方」を、頭だけでなく身体で体感できる『身体で感じるコーチング』という講座を今、開発しています。
 うまく進めば秋頃にお披露目できる予定です。

−身体で感じるコーチング。楽しみですね。

 ありがとうございます。
 コーチングセッション中って、どうしても「次に何を質問しよう」と頭で考えてしまいがちです。でも本来、問いは自分自身と深く向き合っているからこそ内側から自然に湧きおこるもの。身体を通して自分とつながると、言葉が、問いが湧いてくる感覚を体験してもらいたいです。
 国際コーチング連盟でも「コーチはクライアントと共に今ここにある」という姿勢が大切だとされていますが、実際にセッションでそれを体感するのは意外と難しいのです。
 だからこそ、コーチ自身が「どう在るか」が問いを生み、問いが場をつくり、クライアントが安心して話せる空気が生まれる。
 ときには問いを投げかけなくても、コーチの在り方が相手の言葉を自然に引き出すこともあります。
 そんな、本当の意味で「共にいる」セッションを、これからもっと伝えていきたいです。

−わかります。自分が発したことが世界を作るように、セッションにおいてもコーチの在り方がクライアントの気づきにつながるように思います。

 本当にそう思います。
 言葉だけではなく、その場の空気感すらクライアントと一緒に紡いでいく。それが、私が考える本当のコーチングの面白さであり、言葉を超えたセッションの在り方だと思っています。

−「大切にしている軸」があれば、何をどう掛け合わせても大丈夫というお話を伺いました。今チャレンジしていることがこれからどんなふうに展開されていくか楽しみです。 ありがとうございました。

インタビュー

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Profile
嶋崎 良迦(しまさき・りょうか) コーチ
国際コーチング連盟(ICF)認定コーチ(PCC)
シックスセカンズジャパン国際認定資格ブレインプロファイラー
銀座コーチングスクール(GCS)名古屋校講師
人と関わることの難しさと深さに魅了され、コミュニケーションの専門家を志す。飲食・アパレル・美容・不動産など多様な現場経験を経て、現在は企業研修講師として、感情マネジメントやチームビルディング、アサーショントレーニング研修なども担当。相手の気持ちを大切にしながらも、自分の軸を保てる対話の在り方を伝えている。
「コーチングは、人との関わり方を変えるだけでなく、自分自身との関係を変える力がある」 そんな想いで、これまで数百名の変化の一歩に伴走している。

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