Coach Interview -小森田 真也 コーチ(前編)

1.5時間でコーチングの全体像がスッキリ分かります!
「コーチング無料体験講座」詳細と開講日程

時間と命の使い方が明確になる

会社員を卒業し、コーチとして独立したばかりの小森田さんから、人生後半に新しいキャリアをスタートさせたお話を伺いました。 (聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

理想だったマネジメント法に出会う

−東銀座校で講師をしている小森田さん、そのほかの活動を教えてください。

 今年秋に、新卒以来24年間働いてきた会社を卒業して、独立し活動を始めたところです。今、東銀座校の講師の他に、企業向けの1on1導入のサポートや社外メンターとしてリーダー層の育成サポートを法人向けにしている他に、個人向けには30代40代のビジネスリーダーを対象に、SNSを通じて仕事やキャリアに役立つことを発信したり、個別のセッションをしたりセミナーを開催したりと自己実現のサポートをしています。

−今年独立して、既にコーチング関連のお仕事をされているのですね。

 コーチングを学んだのが2019年からでしたが、その時30代後半だったので、40代半ばになったら、セカンドキャリアに挑戦して、新しい生き方や働き方が実現できるようにと考えていました。5、6年かけて今に至っているというところです。

−コーチングを学び始めたきっかけはどんなことだったのでしょうか。

 ユニクロに勤めていたのですが、NYに出向していて、日本に戻る1年前に、その後の人生を考えていたときに『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』という本に出会いました。
「マルチステージ型のキャリアが求められる」とか、「前例のないキャリアがこれから出てくるので自分の意思でデザインしていく時代だ」と書かれていました。巷でも人生100年時代という言葉が聴こえるようになっていた頃です。

 幸いにも会社では評価されていて、現地では部長という立場だったのですが、このままこのキャリアでいいのかという不安や、ユニクロと役職という看板に守られているけれど、それが取れると自分は何ができてどんな価値を提供できる人なのかと思えてきたのです。それを問われた時に、上手く答えられない自分がいました。

 そんな時に、『最高のコーチは教えない。』という、プロ野球監督の吉井理人さんが書いた本に出会いました。大谷選手をピッチングコーチとして指導してきた人です。
そこに書かれていた、教えるのではなくて対話で気づきを促すということにとても共感しました。
これが、自分が理想としていたマネジメントだったと閃いたのです。
コーチングのことは知らなかったのですが、それはまさに自分が信じて取り組もうと思っていたマネジメントでした。これがコーチングと呼ぶものかと。そこからコーチングの本をいろいろと読み、間違いなく自分の武器になるものだと確信しました。

 そして日本に戻った時に体系的に学ぼうと、東銀座校の前進の銀座一丁目校で体験セッションを受けたのが最初の出会いです。授業で受けたミニセッションで、コーチの問いに答えていくだけで自分の扉がバンバン開いていくような衝撃がありました。

 「これはすごいな。これが自分がやりたかったことだ。できるようになりたい」と思って、すぐにクラスAを受けることを決めました。

−導かれているような2冊の本との出会いだったのですね。衝撃的なセッション体験をしたクラスの授業からはどんなことを受け取りましたか。

 まずクラスAのコミットメントシートを書く時から自分の未来を変えられるかもしれないというワクワク感が生まれてきて、その時点でクラスBに進もうと決め、もっと上手になっていきたいという思いが募ってきました。

−コーチングのスキル自体はどんなふうに感じましたか。

 会社では自主的に1on1をやっていたのですが、それはメンバーに対して自分の思いをどうやって正しく伝えて理解してもらえるかに終始していたと思います。でも、コーチングで柱ができてからは、自分が7割喋っていたのが1割に減って、対話で相手に気づきを促すというスタイルに切り替わりました。部下やメンバーも自分の話を聞いてもらえるという安心感があったと思います。こちらは、そういうことを考えていたのかということに気付かされて、結果そこからいいアイデアが生まれて事業運営に反映させることもできました。リーダーシップマネジメントという根本的な仕事のスタイルが大きく変わったタイミングだったと思います。

−それは大きなことでしたね。そのことで部下の方にはどんな変化がありましたか。

 ずっとメンズ担当だったのですが、初めてレディスの、全員女性のチームに配属になりました。それまでは上司からの指示などをどうやって実行に移すかに終始していたメンバーたちに、急に上に立つ僕が、問いを立てるようなスタイルに切り替えたので、自分たちで考えないといけないということになって、メンバー同士も横のつながりを作りながらディスカッションをすることが増えました。

 それ以降は事業部長という機会をいただいて、組織的売上的にはボロボロな状態の事業部を責任者として立て直すことになりました。部下の人数も増えて担当する領域も商品企画だけでなくてデザインやマーケティングまで広がっていき、まさにその環境は、コーチングを使って乗り越える絶好のチャンスだと感じました。

 部下の人数40人から50人と、1on1を実施し、全員と月に一回必ず。リーダー層とは隔週に一回。側近は週に一回と対話を重ねていったことで、いろいろな問題や課題が浮き彫りになって来ました。メンバー自らの手でどうやったら改善できるのか、もっと良くなるのかを認識合わせできて、少しずつですがみんなの力でよくしていこうという流れになっていきました。

 そうして1年かかりましたが事業成績もV字回復し、自分としてはキャリアの中で最高の評価を得られ、コーチングを使ったマネジメントで成果を出せたことの手応えを感じました。

−そうですか。それで、コーチングの力に確信を得てこれでやっていこうという気持ちになったのですね。

 そうですね。同時にもっと上手になりたいと思って、2024年にACCにチャレンジし、取得することができました。さらにもっと上手になるためには教える側に立った方がいいと思い、講師養成講座を受けて、今年の始めに正式にサブ講師になって東銀座校の教壇に立つことになりました。

−東銀座校を紹介するとしたら特徴はどんなところですか。

 東銀座校の代表が向川さんで、最初にクラスを受けたのも向川さんです。現在二人講師体制で運営しています。ビジネスにフォーカスしたコーチングを提供して、ビジネスリーダーのための社内コーチングを強化育成するような、そんな支援ができるようにやっていこうというのが、二人の共通メッセージになっています。

 オンラインでやることもありますが、対面の時はクラス後の飲み会も盛んで、スキルを学ぶ場だけでなく、横のつながりを大切にして継続的に人間関係が構築できるような関係性を重視しています。

インタビュー

後編は近日公開予定です!今しばらくお待ちください。

後編
・自分に向いた矢が人生の迷いを減少させてくれる
・「いつまでにどうするか」を決定する

Profile
小森田 真也(こもりだ・ しんや) コーチ
1980年千葉県生まれ。
2001年(株)ユニクロ入社。
店舗業務を経験後、商品本部マーチャンダイジング(MD)部に異動。
アシスタントMDを経て、MDリーダー、グローバルMDメンズ担当部長、UT(グラフィックT)プロジェクト統括部長、スポーツプロジェクトMD部長を歴任。
2025年に独立。
現在ではスクール講師、企業向け1ON1導入メンター、個人向けキャリアコーチなど活動の範囲を拡大、今に至る。

【コーチ認定資格】
・GCS認定プロフェッショナルコーチ
・GCS認定クラス講師
・ICF認定コーチ(ACC)

[小森田 真也コーチにセッションを依頼する]
[小森田 真也コーチの担当クラス一覧]

全国30箇所以上でコーチング無料体験講座を開講中!

オンラインクラススケジュール一覧対面クラススケジュール一覧

北海道・東北エリア首都圏城北・城東エリア東京都心エリア
首都圏城南・城西エリア神奈川・伊豆エリア北陸エリア
中部エリア関西エリア中国・四国・九州・沖縄エリア

※対面・オンラインのいずれにつきましても、開催予定が表示されていない、あるいは都合の良い日程がない場合は、
コーチング無料体験講座 日程リクエストフォーム」よりリクエストください。

ms_banner.png