Coach Interview -真下知子 コーチ(前編)神戸校講師
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自信を持って子どもと向き合える元気な先生を増やす
養護教諭として長く学校勤務をしていた真下知子さん。コーチングを学んだことがきっかけで、自分の中にたくさんの可能性を見出し、ついには独立するという、それまでとは全く違う行動に周囲も自分も驚いたそうです。 (聞き手:山上 晴美コーチ) |
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「質問力」の学びから自分自身の大変化へ
−神戸校の講師になったそうですが、それまでのことをお聞かせください。
3月まで、養護教諭という、いわゆる保健室の先生をしていて、現在はコーチとして独立をして、神戸校の講師を始めたところです。
−保健室の先生は具体的にはどんなことをするのですか。
保健室で怪我の対応をしたり、健康診断を進めたり、悩みがある子どもたちの話を聴いたりと、いろいろなことをします。相談内容としては、友人関係の悩みから進路、家族関係など多岐にわたります。その他、アレルギーの緊急対応や修学旅行の付き添いなどもしていました。
−大勢の生徒と関わってきたのですね。そのお仕事を長くされて、辞めてコーチとして独立したのはどんなきっかけがあったからですか?
2021年にGCSの神戸校で学び始めた時は、単純に仕事に活かしたいと思ったからでした。生徒の話を聴くとき、ただ聴くだけではなく質問力もつけたいと思ったんですね。質問力をつけようと思って質問の本を読んでいたら、どの本にも「コーチング」と出てきて。それで、「コーチング、神戸」で検索したらGCSが出てきました。神戸校の代表の妻鹿コーチの体験講座を受けて、直感で「この人から学びたい!」 と思い、体験を受けた後にすぐにクラスを申し込みました。
−コーチングを体験してみていかがでしたか。
学び自体はとても楽しかったのですが、正直、ストラクチャーが難しかったです。どうも固く考えてしまって、この質問はストラクチャーのどの部分にあたるのだろうとかいうことに捉われてしまっていました。
−神戸校はどんなクラスでしたか。
妻鹿コーチが神戸校をアットホームな場にしてくださったので、今も神戸校の仲間と集まって交流ができています。そういう安心できるつながりが続いているクラスです。
−そうでしたか。いい交流ができているのですね。そして、受講している時は、養護教諭の仕事にコーチングを取り入れようと学び始めたということですが、実際にはどんなふうに活かしていたのですか。
卒業生から相談が来た時です。転職や就職などの時には、コーチングのアプローチで、本当は何をしたいのか、将来どんなことに取り組みたいのかなどを一緒に考えたりします。先日はポートフォリオの作成のサポートをしました。在学中ももちろんですが、将来に向けて、本当にしたいことを一緒に考える時間はとても好きです。
−いいですね。そこまでサポートしてくれたら、学生はとても心強く自信が持てるように思います。そのほかに、ご自分が変わったとか気づいたことは何かありますか。
変わったことといえば、私が仕事を早期退職して独立するということが、今までの私を知っている人から見たらびっくりすることだと思います。私自身も驚くような変化でした。母からは「あなたは石橋を叩いても渡らない」と言われるくらい慎重派でしたから。以前は、しんどいことがあってもこれしか道がないから定年まで働くのかなと思っていました。でも、「違う道を選んでいいんだ。やりたいことを試してみるという人生もアリなんだ」って思えたとことが一番大きいことです。本当にびっくりするような変化です。
−それはよかったです。先ほどの話の中で「養護教諭というのは当たり前でなくてすごいことだ」とクラスで言われたということですが具体的にはどんなことですか。
養護教諭として話を聴くことは日常だったので、傾聴の経験は大したことではないと思っていたんですね。でも、その経歴は強みだと言われて驚きました。他にも、自分が心配性なあまり、不安に振り回されてしんどかったんですが、「心配性だからこそ、準備をして備えができる」と気づけて。短所だと思っていたことが実は活かせるという視点を持てたのも大きかったです。
−では、真下さんが元々持っている強みは何だと思いますか?
ありがたいことに「安心して話せる」とよく言ってもらえます。 |
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後編は近日公開予定です!今しばらくお待ちください。
後編
・温かいつながりから生まれるコミュニケーション
Profile 眞下 知子(ましも・ ともこ) コーチ |
元養護教諭として25年間勤務。保健室で延べ2,000時間以上、中高生のなかなか言えない本音に寄り添い続けてきた。「ここでは何を話しても、何を話さなくても大丈夫」──そんな安心感のある場があってこそ、人は少しずつ本音を語り、自分自身を受け入れていけることを、日々の実践の中で学ぶ。摂食障害で休職した自身の経験からも、本音を語り、受け止めてもらえることの力を深く実感した。それは大人にも必要なことではないかと感じ、2025年に教職を退職し、コーチとして独立した。安心して話せる環境を整えながら、自己理解から自己受容、そして自己肯定・自己実現へと進むプロセスに丁寧に伴走している。 2025年6月より、銀座コーチングスクール神戸校講師として「安心してなんでも話せる環境でこそ、学びや気づきが深まる」を信念に、温かな場づくりを大切にしている。また、セルフコンパッションを伝えるトレーナーとしても活動し、自己批判を和らげ、他者との温かいつながりを築く視点を、コーチングに融合させて提供している。 保有資格:国際コーチング連盟認定コーチ(ACC)、銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ・神戸校講師、養護教諭一種免許状。 [眞下 知子コーチにセッションを依頼する] [眞下 知子コーチの担当クラス一覧] |
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