トレーニングとコーチングの決定的な3つの違い


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銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 村井大輔です。
 
コーチングとトレーニングは、どちらも人の成長や目標達成を支援する強力な手法ですが、「アプローチ(関わり方)」と「答えをどこに求めるか」という本質が180度異なります。

一言で表現するなら、トレーニングは「教える(与える)」、コーチングは「引き出す(生み出す)」という違いです。


≪3つの決定的な違い≫

(1) 答えはどこにあるか

 ・トレーニング: 答えは「トレーナー(指導者)側」にあります。すでに確立された専門知識やスキル、正しい「型(マニュアル)」を相手に教え、インプットします。
 ・コーチング: 答えは「クライアント(相手)の中」にあります。コーチが答えを提示するのではなく、問いかけによって相手の思考を深め、本人が自ら気づいていなかった答えを内側から引き出します。

(2) 主導権はどちらが握るか

 ・トレーニング: 主導権は「トレーナー」にあります。メニューを組み、進捗を管理し、間違っていれば「こう修正してください」と指示・指導します。
 ・コーチング: 主導権は「相手(主体)」にあります。何をテーマに話し、どんな行動を起こすかを決めるのは相手自身です。コーチは対等な「伴走者(パートナー)」として関わります。

(3) もたらす成果の性質

 ・トレーニング: 「マイナスからゼロ」または「ゼロからイチ」のフェーズに最も効果的です。基礎知識がない状態から、標準値(できる状態)へ確実に引き上げます。
 ・コーチング: 「イチから無限大」のフェーズで爆発的な効果を発揮します。本人が持っているポテンシャルを解放し、これまでの「自分の限界(思い込み)」を突破させて、想像以上の成果を生み出します。


≪具体的なシーンでの違い≫

【スポーツの現場で】

 ・トレーニング: 「フォームが崩れているので、この筋トレを10回3セットやって、型を体に叩き込んでください」
 ・コーチング: 「今のプレー、自分の中ではどんな感覚だった? 次のセットでさらに精度を上げるために、どんな工夫ができると思う?」

【ビジネスの現場で】

 ・トレーニング: 「新規開拓の営業トークはこのマニュアル通りに進めて、今週中に10件テレアポをしてください」
 ・コーチング: 「今期の目標を達成するために、君が一番強みを活かせるアプローチ方法はどんな形だと思う?」


≪使い分けの基準≫

どちらが優れているかというわけではありません。「相手の状況や状態」「目的に応じて」使い分けることが重要です。

 ・トレーニングが必要な時:相手に基礎知識や技術が全くない時、ルールや型を最短で身につけさせたい時。
 ・コーチングが必要な時:相手に一定の経験や知識があり、さらに自立して動いてほしい時、主体性やモチベーションを高めたい時、現状の壁を突破させたい時。


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