1on1、気づいたら自分ばかり話していた...心当たりはありませんか?

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
1on1で「相手の話を聞こう」と意識しているのに、気づけば自分ばかりが話してしまう--
そうした経験はないでしょうか。
これは、上司やメンターを務める多くの方が直面する悩みです。
そして、話してしまうのには理由があります。
今回は主な2つの理由と、関わり方を変えるコツをご紹介します。
■ 話してしまう理由
1.「役に立ちたい」と思うから
リーダーや上司の立場だと、「解決策を出す」「判断する」「指示を出す」ことを日常的に求められます。また、相手よりも知識や経験が豊富なことも多いでしょう。
だからこそ、相手の話を聞きながら「こうすればいい」という考えが思い浮かび、自分の経験や考えを話し始めてしまうことがあります。
「助けになりたい」と思うのは自然なことです。
ただ、少し話を聞いただけで、相手の状況を分かった気になってはいないでしょうか?
1on1の時間だからこそ、もう少し聴いてみてもよいかもしれません。
2. 沈黙が不安だから
少し間が空くと、気まずく感じて反射的に埋めにいく。
「沈黙=停滞」「場を止めてはいけない」「自分がリードしなくては」
そうした思いから、ついつい自分の話を始めてしまいます。
でも、本当に沈黙はNGなのでしょうか?
■ まずは相手を理解することから
例えば、部下が「最近、少し大変なんです...」と話して言葉が止まったとします。
あなたは「4月から始まった新しい仕事に慣れていないのかな」「外回りがきついのかな」「最近、後輩ができたから大変なんだろう」などと想像できるかもしれません。さらに、それに応じたアドバイスまで浮かんでくるかもしれません。
----ただ、それはすべてあなたの想像にすぎません。
「何が大変なのか」「"少し"とはどの程度か」「大変な状況に対してどう感じているのか」など、もっと話してもらわないと、実際の状況を理解することはできません。分からなければ、本当に有効なアドバイスはできないのです。
■ 関わり方を少し変えてみる
相手に話してもらうためには、まずは"すぐに答えを言わない"ことです。
「うん、うん」「そうなんだね」「大変なんだね」などと、声に出して受け止め、心の中で3秒数える。
「もう少し詳しく聞かせてもらえるかな?」「具体的にはどういった状況なのかな?」などと問いかけ話を促してみる。
大切なのは、すぐに言葉が出てこなくても待つことです。
『間(ま)』は、相手が自分と向き合い、言葉を探している時間です。沈黙を埋めることは、その時間を奪うことになります。
■ コーチングを学ぶことで得られること
「自分が話してしまった」と気づけること自体、すでに変化の入り口に立っています。
さらにコーチングを学ぶことで、対話の本質を理解することができ、1on1だけでなく、日常のあらゆるコミュニケーションが、自分にとっても相手にとっても、より心地のいいものになっていきます。
・「聴く」ことの価値を体感できる
・安心して話せる場をつくれるようになる
・相手の中にある答えを引き出す質問の技術が身につく
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