ポジティブ心理学とポジティブシンキングの誤解:その1/PERMA


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「ポジティブ心理学」と「ポジティブシンキング」

この2つは誤解されがちです。


「ポジティブシンキング」は、前向きに物事を考えればそれは実現し、

人生はうまくいく、という考え方、物事の良い面を見ようと努め、

「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す「思考法」です。


ポジティブな思考はポジティブな現実を生み、

ネガティブな思考はネガティブな現実をもたらすとされるため、

良い成果を出すのであれば、

<ネガティブをポジティブ>に変化させることが求められるでしょう。


「ポジティブ心理学」では、

ポジティブシンキングや従来の心理学との違いにおいて、

ネガティブを排除するのではなく、

ネガティブもポジティブも受容して取り扱うものとなります。


ネガティブな出来事は、目的の再認識や協力を得ることの大切さを知ったり、

ネガティブな感情を抱くことで、大事な価値観が明確になったり、

ネガティブな事実から成果を積み上げることで成長を実感することができるのです。


ネガティブを排除することに焦点を当てず、自分がどうしたら幸福感を感じることができるのか?

ポジティブ心理学では、そのテーマのひとつに「幸福感(Well-being)」を計測する

PERMAという指標があります。


POSITIVE EMOTION(ポジティブ感情):嬉しい、面白い、楽しい、感動、感激、感謝、希望等

ENGAGEMENT(没頭、夢中):積極的に関わる、没頭する

RELATIONSHIP(良い関係性):援助を受ける、与える、協力

MEANING(人生の意味・意義):意味、意義、目的

Accomplishment(達成、完遂):達成、成長、自己効力感


「嬉しいと感じているのか?楽しいと感じているのか?」

「時間を忘れてしまうくらい積極的になっているものはあるか?」

「良い関係性が築けているか?」

「目的をもっているか?」

「達成感があるか?成長したと感じているか?」


PERMAを意識した問いをもつことで、

現在の幸福感やモチベーションを上げるために

必要なことが見えてきます。


幸福感を感じるために、大切な指標はどれでしょうか?

自分のチームにはどんな指標が必要でしょうか?

ぜひ、考えてみて下さい!


(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)

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