やる気を出させるのは、上司の仕事?

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
「部下のやる気を引き出したい」
「もっと意欲的に取り組んでほしい」
管理職の方なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
「必要なことはやっているんだけどね」「あっさりしていて...」という声も耳にします。
やる気が成果につながることは確かにあります。
ただ、人の気持ちを変えるのは簡単ではありません。
そこで、少し発想を変えてみませんか?
■ 気持ちではなく、行動に目を向ける
例えば、部下に「もっと主体的に取り組んでほしい」と伝える代わりに、実際の行動について話してみます。
・何ができて、何ができなかったか
・何が良かったか
・これから何をしていくか
行動ベースで振り返り、次の一手を一緒に考えるのです。
■ 行動を振り返ると、気持ちが変わることも
20代〜30代前半の方とのキャリア面談では、はじめは「今の仕事は自分に合っていない」「やる気が出ず、仕事を変えたほうがよいのか迷っている」と話していた方も、これまでの仕事を振り返るうちに、
「意外と苦手ではないのかもしれない」
「この仕事はこの仕事でいいのかなと思えてきた」
「モチベーションにつながりそうなことが見えてきた」
と、気持ちの変化を語ってくれることが少なくありません。
職場から与えられた業務であっても、一つひとつ挑戦し、試行錯誤しながら取り組んできた。
その結果、できるようになったことがあり、今に至っている。
その歩みを自己認識することで、自分自身や仕事の捉え方が変わっていきます。
■ やる気は、行動の先にある
やる気を出させることは、上司の仕事ではないのかもしれません。
上司にできるのは、行動を一緒に振り返り、必要な行動を具体的にし、実行を後押しすることです。
次の面談で「最近、やってみてよかったことは?」と聞いてみてください。
何も出てこなければ、部下ができていることや、良かった点を、あなたから伝えてみてください。
その一歩一歩が、手応えや自信、そして成果につながります。