部下のキャリアは上りタイプ?下りタイプ?
社内の面談や1on1ミーティングで
「1年後、どうなっていたらいいと思う?」という問いに部下が答えられないと、
意欲がない、やる気が感じられない、自己肯定感が低いなぁと感じる
管理職の方もいらっしゃるようです。
やりたいことがあるならサポートできるのに、
やりたいことがないなら、どんなサポートしてがいいかわからないじゃないか!
、、、と、
部下が主体的に仕事に取り組むように育成しようとしているので、
本人から自分の言葉で言ってくれないと困ってしまう。
という結果に陥ってしまうかもしれませんね。
ところで、キャリアに山登り(上り)タイプと、川下り(下り)タイプがあるのはご存知でしょうか?
キャリアの山登りとは、目標を定めて最適で効率的なルートを登っていくタイプ、
川下りは目標はなく流れに沿って前進していくタイプです。
これは人のタイプに当てはめた考え方ですが、
そもそも企業側が川下り(従順に仕事に取り組む)型なら、
「1年後、どうしたい?」と聞いても、
「会社の方針に従います」という反応になるかもしれませんし、
山登り型の部下は外に目を向け始めると、転職しちゃう可能性もありますね。
部下のやる気を、目標をもっているかどうかだけで、
決めつけていませんか?
川下り型のタイプにも、どんな川を下ってみたいのか、
川を下る目的があるはずです。
安易にやる気がないと決めつけずに、
部下のタイプが、
山登りなのか(目標型)、川下り型(目的型)なのか、
見定めてから、意欲を引き出していきましょう!
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