何でもAIに相談する時代、管理職に求められること

261009gcsj.jpg 

銀座コーチングスクール(GCS)広報チーム 松本結花です。
 
仕事の進め方、メールの文面、ちょっとした調べもの。分からない時には、まずAIに尋ねてみる時代になりました。質問を入力すれば、数秒で整理された答えが返ってきます。

■それでも「答え」を求めて相談に来る部下

一方で、管理職の方からはこんな声も聞こえてきます。「部下が何でも相談にくる」「自分で考えて進めてくれればいいのに...」。

AIが身近になっても、上司に正解を求める部下は少なくありません。

相談されるとつい答えを渡してしまう。そうすると、その場は早く片づきますが、また同じように相談にくる。そうした繰り返しに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

■AIは「答えを出す」のが得意

答えを出すことに関しては、AIは非常に優秀です。もし上司の役割が「答えを渡すこと」だけなら、AIでも代わりが利くのかもしれません。

けれども、部下が上司のもとに来る理由は、答えが欲しいからだけとは限りません。

「自分の判断で大丈夫だろうか」という不安や、「失敗してはいけない」という怖さ。答えを求める言葉の奥には、こうした感情が隠れていることがあります。

AIは、言葉にされた質問には答えられますが、言葉にならない気持ちまでは受け止められません。部下の思いに向き合えるのは、日頃から関わっている上司だからこそです。

■AI時代の管理職の役割とは?

これからの管理職に求められるのは、答えを渡す人ではなく、部下が自分で答えを見つけて活動する基盤をつくる人です。

部下を「自分で考えられる人」として信頼し、向き合う。まずは話を聴き、一緒に考え、出てきた答えを承認し、実行を後押しする。

こうした関わりを続けていくと、部下は安心して自分の考えを話せるようになり、相談の前に「自分ならどうするか」を考えるようになります。

やがて相談の中身も「どうすればいいですか」から「こうしようと思います」へと変わり、自分で考え、判断し、行動できる部下へと育っていきます。


答えがすぐに手に入る時代だからこそ、部下の気持ちに寄り添い、考える力や実行力を引き出すこと。それが、AIには担えない管理職ならではの役割ではないでしょうか。

 

コーチング無料体験講座の
詳細・お申し込み