Coach Interview - 小賦 和美 コーチ(後編)船橋クラス代表

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 アンテレクトの在宅スタッフとして仕事を始めてからコーチングに目覚め、コーチング認定、講師、そしてICFのACCを取得までした小賦和美コーチ。他で修行をするために離れていた時期を経て再び復帰したその理由などをお聴きしました。
(聞き手:山上 晴美コーチ)

インタビュー

目標設定よりも、やってみて面白かったことに全力投球

ーー いつのまにか船橋校から離れてしまったので、どちらに行ったのかと思っていました。

 船橋校を2年弱くらいやった2016年秋にGCSの体制が変わって、ICFのACCを取ったのをきっかけに一旦辞めました。他のコミュニケーションスクールで修行することにして、そのスクールが終わって1人でやろうと思っていたときに、あるコーチからGCSは認定制度もあるし信頼度が高いので戻ったらいいよって言われて戻ったのです。

ーー そうでしたか。そのコミュニケーションスクールではどんなことをしていたのですか?

 いろいろなコミュニケーションをやっていて、ボイストレーニングやメンタルトレーニングや話し方の先生がいました。私はコーチングをやり続けたいという思いがあったのですが、GCSではみんなが同じようにできるというベースがあるから、次は自分ならではのできることをやりたいと思いました。違うことをやってみたいということも理由のひとつです。 最終的にはコーチングの個別レッスンに繋げようと思いながら、そのためにフロントのセミナーを自分で考えてやったんですが、まるで修行のように身に付いたところもあります。そこで1年弱学んで、その後内容を考えながらセミナーをやったりしたんですが、なかなかコーチングに繋がらなかったんです。

ーー コーチングに繋がらないと言うのは?

 そこは若手のビジネスマン向けスクールで、お悩み事を解決するセミナーだと大勢来るんです。お悩み事の中でコーチングは低い位置にいるんです。例えば人前で話しても上がらない。上がり症を改善するセミナーとか。そういうのがすごい人気で、そうするとメンタル整えるとか、ボイストレーニングして実際に発してみてそれを治すとか、そういうことが人気のスクールでした。いい出会いもあって面白かったんですが、必要なスキルとして、コーチングだけじゃなくてボイストレーニングもできるようにしなさいって、そんなことも必要とされてくるので、そうなってくるとそもそも自分はコーチングをやりたいのに、ちょっと違うなって感じて昨年辞めました。

ーー今はコーチングを続けるという硬い意思を感じますが、最初はコーチングを知らずにアンテレクトに来て、そこからコーチングが面白そうなので認定を取って、講師になるつもりはないけど講師養成講座を受けて講師になったというふうに進んできましたね。お話をうかがっていると、何かコーチング界でこうなるぞっていうより、自然な流れで進んできたように見えます。

 やったら面白かった。そうしたら伝えていきたくなった。それでもう少し違うものも学んでいきたかったって。少しずつ面白いと感じたらやってみるという感じです。

ーー そうなんですね。ご自分のことを説明するとどんな感じですか?

 できてるできてないは別として、すごく根拠なき自信を持ったまま大人になれた感じがします。ダメだから良くしなきゃという感覚をあまり持ったことがないです。周りの方や親のありがたさを感じます。

ーー自分を信じるっていいですね。現在、船橋校でクラスの講師に戻って、それ以外にはどんなことをしているのですか。

 高校生のキャリア教育にボランティアで関わらせてもらっています。コーチングの可能性を広げられたらいいと思っています。 高校一年生に「高校生が就職活動・大学受験の為にコーチングを学んだら、どのように活かせるかプレゼンせよ」というミッションを与えて半年後にプレゼンしてもらう授業でした。こちらは沢山教えるというよりかは見守る感じです。その間、聴き力検定の3級も受講してもらいました。

ーー教えるより見守るなんですね。ところで、ICFの認定をとる前と後とでは、どんな変化がありましたか?

 認定を取って自信になったし、次を目指そうって目標ができました。コーチとしてのレベルの担保というか。上を目指していけばちょっとずつ進むし、さらに自信を持ってやっていけそうな気がします。プログラムでコアコンピテンシーに沿って深くやっていったので、セッションでも、より相手に意識を向けて注意するようになりました。GCSのプログラムもさらに深くわかったという感じです。

インタビュー

保健室の先生のように、いつもいますよというスタンスで

ーー これからやっていきたいことや広げていきたいことはどんなことですか?

 修行中にセミナーもやっていたので、コーチングクラスや個人セッションに繋げられるようなセミナーをやりたいです。PCCを取ってGCSでもICFを受けるクラスを教えられるようになりたいです。

ーー 小賦さんの人生を俯瞰してみたときに、その先にはどんなことが見えてきますか?

 今つながりつつあるんですが、企業でもお伝えしてリーダー層のメンターコーチをしながら、顧問コーチのように長く関わることをしたいです。イメージ的には学校の保健の先生みたいな感じです。その先は、キャンピングカーを買っていろいろなところに行って、セッションしたりゴルフをしたりしていきたいです。温泉入りながら全国を回りたい。運動したり動いたりすることが好きなので。

ーー 運動は何かしているのですか?

 今ボクシングをしています。一昨年の夏くらいから。そもそもはダイエット目的だったんですが、そこでスパーリング大会に出ることになって。そうしたら4キロくらいやせてダイエットにもつながりました。身体も整うしコーチングにもいいような気がします。ボクシングで感情を見るというか。そしてコーチとしてはニュートラルになるというバランスもとれるんじゃないかなって思いました。今話してて思ったんですが(笑)

ーー ボクシングの効用なのですね。後輩の皆さんにお伝えすることはありますか。

 コーチになってもあまりガチガチにならないでゆるく、それぞれのやり方でやったらいいと思います。コーチングを学んだからできなきゃいけないとか、会社でもちゃんとコーチングしなくちゃいけないとかではなくて、みなさんそれぞれのペースでやれたらいいと思います。人はそんなに完璧ではないので、そんなにとらわれないでやってみて、うまくいかなかったりうまくいったりするのだと思います。

ーー 本当にそうですね。小賦さんがもつ自然体という一面を知ることができました。キャンピングカーでの全国巡業ぜひ実現してください。ありがとうございました。

インタビュー

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Profile
小賦 和美 (おぶ かずみ)
コーチ
Coaching Office Wint 代表
ICF認定コーチ(ACC)
GCS認定講師
GCS認定プロフェッショナルコーチ
一般社団法人 聴き力検定協会 認定講師
大学卒業後働きたかったアパレル会社に入社。しかし当時は全くコミュケーションスキルがなかったため、頭に10円ハゲができるほどストレスを抱えていました。
会話を増やしながら徐々に上手く行き始め、社内結婚をし産休・育休を経て復帰しましたが、12年働くも会社の売上不振からリストラされることに。子どもが3人いて働かねばという思いからGCSを運営するアンテレクトに在宅秘書として入社。そこで初めてコーチングの存在を知り、学びはじめ、講師の資格を取得し、コーチングスクールGCS船橋校を共同代表として立ち上げさせていただきました。一度GCSを退き、コミュニケーションスクールでセミナー、個別レッスン、企業研修等修行をし、2020年より船橋クラスに出戻って参りました。
コーチングとは『なりたい自分になる』為のもの。必要な形で必要なコーチングをお伝えし、サポートしていきます!

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