【元キャビンアテンダント(CA)×コーチング座談会】


 
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【座談会】:趙友貴コーチ(新宿校講師)、赤川美佐子コーチ(湘南鎌倉校講師)、鷲津有紀コーチ(品川校出身)、仲元紀子コーチ(心斎橋校)

-- (ファシリテーター:橋本ゆり香/GCS広報)
 広報チームインタビューの特別版として今日は元CAコーチの皆さんにお集まりいただいて座談会を開催します。よろしくお願いします。まずは順に自己紹介をお願いできますか。

(仲元紀子コーチ:以下、のんちゃん)
 皆さま、こんにちは。仲元紀子と申します。よろしくお願いいたします。私は、皆さんから紀子なので「のんちゃん」と呼ばれているので「のんちゃん」と呼んでください。私は元ANA(全日空)の客室乗務員でございまして、現在は、私のパートナー、夫なんですけれども夫が大阪で仲元総合法律事務所という法律事務所を経営しておりまして、そこで研修事業部みたいなのを立ち上げて、そこで私そこから研修講師として派遣されたりもしています。もし皆さま、よろしければ法律的なお悩みと同時に人材育成のお悩みございましたら、ぜひお知らせください。よろしくお願いいたします。
(趙友貴コーチ:以下、ウギちゃん)
 趙友貴と申します。GCSでは「ウギちゃん」と呼ばれています。なので躊躇なく、ウギちゃんって呼んでください。私は、日本エアシステムという航空会社に入社し、そこから今のJAL、そしてそこからの香港の航空会社キャセイパシフィック航空で客室乗務員をしておりました。今は、株式会社アプローズという研修会社を立ち上げまして、企業研修とか、あとはコーチング、、1on1とか人材育成全般を行う仕事をしております。またGCSでは新宿校の講師をしております。どうぞよろしくお願いいたします。
(鷲津有紀コーチ:以下、ゆきさん)
 みなさん、こんにちは。鷲津有紀と申します。私は、結婚相談所をやっています。元々は全日空の客室乗務員で、国内線・国際線、両方をフライトしていました。よろしくお願いします。
(赤川美佐子コーチ:以下、みさちゃん)
 こんにちは、赤川美佐子と申します。よろしくお願いします。「みさちゃん」と皆さんに呼ばれていますので、お気軽に読んでいただければと思います。今の仕事は銀座コーチングスクールでの講師のお仕事、湘南鎌倉校で講師をしています。あとは、フリーのコーチのお仕事とCA(キャビンアテンダント)とかグランドスタッフさんのセカンドキャリアを応援するような人材の会社に行ったりとか、そうですねという形でお仕事をさせていただいてますよろしくお願いします。


-- コーチングと出会われたきっかけをぜひ教えていただきたいなと思いますが、いかがですかか。

(のんちゃん)
 私が出会ったきっかけは、コロナ禍で自分の仕事である研修がすごく減ってしまったんですよ。減った時に何かこの時間を生かして仕事に役立てられる勉強ができたらいいなと思って、コーチングだったらきっと役立つはずと思いまして、勉強を始めたのがきっかけです。
(ウギちゃん)
 コーチングは8年くらい前に学んだんですけども、なんかもうだいぶ前なんですけどね、16年前から私は実は企業研修講師の仕事をしていてCA(キャビンアテンダント)上がりなんで、最初は接遇研修とか、あとはビジネスマナー研修がすごく多かったんですよね、そうする中で自分ではそんな気は全然ないんですけど、すごい怖い怖いと言われ、全然そんな気はないんですけど、そう全然そんなことないんですけどね、何かもっともっと受講生の皆さんの内発的動機付けといいますか、内側から本当にやりたいっていうことを促していきたいなて思ったときに、コーチングを知り、コーチングを学びました。あとはなく面談を頼まれることもすごく多いんですけど、今はやっぱりこのコーチングを学んでやっぱり8割「聴く」ですよね、できるようになってすごく研修も面談とかもすごく役立っているなと思ってます。
(ゆきさん)
 私はですね、結婚相談所を始めたのが5年くらい前だったんですけれども、なんか婚活している方たちが自分が本当に求めてる相手でない人を、あえて「私はこういう人がいいんです」とか「こういう結婚がいいんです」って言ってるのに気づいて、何かおかしいなって、で、「本当はどうなの?」とか普通に聞いていると、やっぱりなかなか本当のことが出てこなくて、でも知り合いにコーチングやったらあ?みたいなことを言われて、コーチって何?みたいな感じだったんですけど、学ぶうちに、これは!っていうか、最初はGCSって段階がAとかBとかCとかクラスが上がっていく段階があるじゃないですか、コーチングを学んでいくと、、Aだけとって、ちょっとさわりを学べばそれでいいかなって思ったんですけど、行ってみると「いや、これは深いな」と思って、話し方によって、聴き方によって、相手の反応って変わるんだっていうのをよくよくわかってそのまま認定までいってしまった感じですね。全然知らずに入ってみて、「これはすごい!」っていう感じで続いちゃったパターンです。


-- きっと面談も、コーチングしてから変わったんでしょうね。

(ゆきさん)
 そうですね、1回の面談というよりは、日々日々のやり取りから、ちょっとずつ考えてもらえるようになって、全然、今、やり取りしてない人からフッとLINEが来て、「私気づいたんですけど、私ってこうでした!」っていうのを降りてくるようになってきたので、それはすごく良かったなと思ってます。もちろん対面で対面というかオンラインだったりもするんですけど、直接話しているやりとりの中で変わっていくこともありますけど、だいたいが、やっぱり皆さんすごくよく考えて慎重に考えてあとから答えが出てくるっていうケースがとても多い気がしてます。

-- みさちゃんの出会いのきっかけは、どうですか。

(みさちゃん)
 私の出会ったきっかけなんですが、出会ったときはまだ現役でフライトをしているときでした。子どもが1歳くらいのときだったんですが、育児休暇をちょっと長めに取らせていただいていて、2人その間に子どもを産んで復帰したんですね。復帰したときに周りの同期はチーフパーサーにみんな上がっていて、私はちょっとまだ取れていないっていう状態でしたので、何か追いつかなきゃいけないみたいな形で、もちろん接遇のマナーとかも調べて取得までしたんですけど、もっと何か欲しいって思ったときに、インターネットでサーチをしたらコミュニケーションスキルが上がるって書いてあったので、「これだ!」と思って飛び込んだのがきっかけでした。なので、本当は最初は接遇のマナーを上げたいなと思って、お客様とも先輩後輩とも同僚とも良いコミュニケーションを築きたいなというところで、コーチングの門を叩いたっていう感じです。


-- CA(キャビンアテンダント)からコーチングという方が多いような気もします。何か働く上で共通点とか、人間性だったりとか、何かあるのかなって感じるのですが、実際に両方で仕事をされてみてどう感じますか。

(ウギちゃん)
 そうですね、もともと客室乗務員をする方って、やっぱり人をが好きな人が多いと思うんですよね。客室乗務員も、本当にはじめましての先輩たちと本当に短時間で信頼関係を築くとか、あとはお客さまともそうですよね、コミュニケーションを図りながらしっかりと良いサービスを提供していくっていう意味で、人好き、コミュニケーション好きっていうのがやっぱりコーチングにもつながっているのかなっていう気はすごくしています。
(ゆきさん)
 お客さまに対しても、例えばクレームの対応とか、通常のお話をする中でも、お客さまが気持ちよくフライト中に会話をするような話の流れを作っていくとか、あと対お客さまではなくて、クルーの中でてもお互いに全員が成長して、より良いサービスを求めていく中でやっぱり一定基準以上のスキルをみんなで持ちたいと思うと、お互いにコメントをし合ったりとかっていうのがあるので、その中でもより相手が伸びるような話し方とか、感じが悪くないような話し方とか、皆さん工夫されると思うんです。まずそういうコミュニケーションを上手にとっていく人と上手に話すだけじゃなくて、聴くというようなスキルをある程度体得しているんですよ。CAの方たちってモチベーションも高いし、勉強したいなっていう意欲もすごく高いですので、Nextステップに進むに際してコーチングを学ばれると、ものすごく次のステップで役に立つケースが多いんじゃないのかなと思います。


-- コメントするというのはコーチングでいうフィードバックみたいなことを日常的に仕事でされるっていう感じですか。

(ゆきさん)
 そうですね、特に新入の方が入ってくるとチームで面倒を見てスキルを上げていくとか、あと一対一でOJTみたいなこともあるんですけれども、その方に「これはどうだった?」「もっとこうした方がいいよ」「あなたはどう思う?」っていうようなことを対話をしながらスキルを上げていっていただくっていうのがあるので、それですかね。あの、、、感じ悪く、「あなたそんなんじゃいけませんよ」みたいに言うことはできるんですけど、やっぱりお互い社会人だし、より一定基準に気持ちよくいくような話し方をする、、皆さん考えて話されているのかなと思います。

-- なんか、、すごい失礼な話、女性が圧倒的に多い仕事だし、すっごい怖いのかななんて思ってましたけど、コーチング的なコミュニケーションがあって、みんなが主体的なコミュニケーション取られる方が多いんですね。

(のんちゃん)
 もうほんとに、認める、聴く、質問する、フィードバックする、すべてね、みんな対応してるっていう感じで、特に自分がチーフパーサーになってから、チーフパーサーをするようになって、もうこれが絶対に必要な、今、振り返ったらすごい大切なスキルっていうふうに思うんですよね。毎回、初めましてのメンバーでのフライトなので、相手のことを認めて、そしてしっかりお互いの話を聴いて、結構自発的に行動するように、やっぱりチーフパーサーとして人材育成にも関わってくるので、動いてもらうために結構「これして!」って言うよりも、「じゃあ、どう思う?」っていう感じで、パーサー、責任者、チーフパーサーの下のさらに責任者がいるんですけれども、「任せるから、じゃあどうしたらいいと思う?」とか「自分で考えてやって」みたいな感じで、そうお願いしたりもするし、さっきもゆきさんおっしゃってたように必ずフライトの後ってお互いにフィードバックを送るんですよ、それを次の目標設定に役立てていくっていうようなのをずっとやっていくんですよ。例えばフィードバックとかでも、フライト中も、私が新入社員の頃、かなりポンコツだったんでフィードバックされたんですけど、「なんか大丈夫?」って、「すごく焦っているように見えるけどどう?」とか「焦ってる,ように見えるけど、ちょっと落ち着いて」とか、まさにあれフィードバックっていうような場面って、すごいあったんですよね。いつもフライトの時に目標設定をフライトでもするし、個人でもするんですよ、「じゃあ、そのためにはどうしたらいいの」って、自分が考えて行動するっていうのは、まさにこれコーチングだなって思うんですよね。
(ゆきさん)
 上に行けば行くほど、、上っていう言い方もアレなんですけど、束ねる立場になればなるほど、絶対的に必要な条件だって、のりちゃんが言ったみたいにチーフパーサーとか、ちょっと束ねる立場の人たちは皆さん絶対的に必要で、おそらく先輩たちから教えられたり見て学んだりして体得してきてるけど、それをコーチとして自立してたときに伸ばしやすいのかなベースがあるから迷わないのかなっていう気はしました。
(みさちゃん)
 私が勤務していたころは、確かに、目標設定してフライト終わってフィードバックしたなっていうのをやってたなって、、今、振り返るとそう思いましたね。私は3社いましたが3社ともやってました。逆にウギちゃんとか外資の航空会社さんはどうなんですか?
(ウギちゃん)
 そうですね、外資に関しても、結構日本の航空会社と比べても一人一人の裁量というか自由度は高いような気がしました。皆さんが本当に思う「いいサービスをやってください」と。またすごく尊敬しているチーフパーサーの方が言ってくださったのが、本当によかったなと思うのが、ブリーフィングで「皆さんの思う通りにしてください。何かあったときの責任は私が負いますので」っていうのも、やっぱり格好いいですよね。そういうチーフパーサーの下で働いていたフライトの方がね、やっぱりお客さまからの感謝状が多かったりとか、みんながこう考えて動き出すんですよね、だからそっちの方がよっぽどいいフライトだったなって思います。

-- コーチングを学ぶことで、CA(キャビンアテンダント)としての、キャリアの次のNEXTステップにもいいんじゃないかという話が出てたかと思うのですが、CA(キャビンアテンダント)としてのセカンドキャリアってどういうものがありそうでしょうか。

(みさちゃん)
 CAのセカンドキャリア、、本当にいろんな道に進む方がいらっしゃると思うんですけど、やっぱりCAさんが一番得意なところって人とのコミュニケーションとか、人の話を聞けるところとかっていうところは、やっぱり非常に長所というか優れた方が多いなっていう感覚がありまして、そう言うと、やっぱりセカンドキャリアとしては、ウギちゃんとか、のんちゃんのような講師のお仕事とか、ゆきさんのような「人をサポートする」とか。あとは私が携わらせていただくお仕事には、秘書とか受付とか、アシスタント職とかっていうところが多いかなっていう感覚があるんですけど、やっぱりどれをとってもコーチングのスキルと少し似ているところはあるなと思います。認める・聴くのスキルってCAはとても長けていると思うので、そういったところを活かしてセカンドキャリアにつく方が多いのかなと個人的には思っております。

-- 先ほどお話しいただいたセカンドキャリアとしてに進まれている以外に、職業としてもコーチを取り入れるっというのはどうかなというのもありますが、皆さんいかがですか。

(ウギちゃん)
 私、研修会社は経営しているのですが、パートナー講師として登録されている方は元CAの方がすごく多いんですよ。元CAの方は、やはり講師になる方もいらっしゃいますし、あとはやっぱりこの1on1もですよね、そのコーチの方々に本当にオススメしているのが、この「コーチングを学ぶ」なんですよね。もちろん副業として1on1もされていますし、あとは今コロナになってオンラインで1on1をすることにほぼなっているので、それこそママさんもそうですし副業としてされる方とかも、すごく1on1をやりやすくなったのかなとか元CAの方々の強みも生かせているんじゃないかなと思ってます

-- CAさんが持っている素養というのは、もともと持っているリソースがコーチとしての必要なリソースに近いということですね。そろそろ時間が迫ってきましたので、最後に、皆さんの今後の目標だったり夢だったりをお伺いして今日はおしまいにさせていただければと思っています。

(のんちゃん)
 私の今後の夢っていうか、コーチングって別にCAに関わらず、どなたでも生かせられる「人生を豊かにするスキル」だと思うんですよね。セカンドキャリアとかに限らず、例えば日常生活の中でも、私はコーチングを学んだことによって子どもとか夫とのコミュニケーションも、以前より良くなったんじゃないかなって思うんです。ちょっとしたママ友との関係性なんかも、コーチングを取り入れることによって非常にスムーズにコミュニケーションがとれるようになったなっていうのを、肌で感じました。もちろん仕事もすごくやりやすくなったなっていうのが実感なので、もっともっとコミュニケーションをうまくスムーズにするように、今後も努めて、そして皆さんの人生を豊かにするお手伝いをするっていうのが、私の夢であり、野望です。
(ウギちゃん)
 弊社アプローズの、それこそミッション1つ目がコミュニケーションを通して働く人々の幸福度を上げるなんですね。2つ目が、誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに貢献するという、その2つなのですが、コーチングって、それこそ自分自身のリソースですよね、強みとか経験とか人脈とかある資源をどんどん掘り起こしてって、自分でそれをちゃんと認識して自分のありたい姿に近づくための武器にするといいますか、、、私は本当に企業内の人材育成においても、一人一人の強みを活かして、それを活かすことによってウェルビーイング、、働く人たちの幸福度を上げていければなと思ってます。
(ゆきさん)
 私は結婚相談所をやっておりまして、その私の目標なんですけれども、結婚相談所って一般的には結婚相手と出会うところって思われてると思うんですけど、誰と結婚してもいいわけではなくて、誰と結婚するかがすごい大問題なので、本当にその人と結婚をして将来に渡って「幸せな人生」を得ることができるかどうかっていうところに、私はとてもこだわりを持っているんですね。「いい人見つけたね、もう結婚しちゃいな」みたいなことは、もうまったくしてない結婚相談所なので、「よく考える・よく話す」それであなたが本当に求めるところは何ですか?っというのをきちんと見つけていただいて結婚をしてほしいと思っているんです。そういう自分を見つめたり、考えたり、自分の将来を想像して、そこに向かって頑張るみたいなことができるワンステップアップの結婚相談所になりたいなと思って、そこを目指しています。野望は、全員がめちゃめちゃ幸せな結婚をすることが野望です。
(みさちゃん)
 私、どちらかというとキャリア系のコーチをさせていただいてまして、キャリア支援とかセカンドキャリア支援とかがメインですので、私自身このキャリアデザインみたいなところにやっぱり女性って出産結婚出産とかっていうのを経てきたところで、そこのライフワークバランス非常に悩まれる方が多いと思うんですけれども、自分もそういう経験をして苦しんできたところを生かして、またコーチとして女性が働きやすい世の中だったりとか、誰しもが選択して自分で主体的に動ける世の中作っていきたいなと思ってます。そのためにコーチングがいろんな方に有効になって、合い言葉になるようなくらいまで世の中にコーチングという言葉が広がっていくといいなと思って、今講師の仕事もさせていただいてます。

-- 本当に今日は皆さんここにお集まりいただいて、いろんなお話を聞かせていただいてありがとうございました!これからの活躍を応援しております(ファシリテーター:橋本ゆり香/GCS広報)



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