Coach Interview - 沖津亮佑 コーチ

　塾の経営者であり、塾の講師もされていて、教育者という立場で育成のプロだった沖津亮介コーチ。コーチングを学び始めた時には、すでに実践していることもあったようですが、学んでいる最中からいろいろな手応えや結果が出始めたそうです。どんな成果が手に入ったのかお伺いしてみました。
（インタビュアー：葉山みなみコーチ/横浜校代表）

ーー コーチングの効果をどのように感じましたか？

　自分の中で、生徒のやる気を上げるとかモチベーションを上げることには、他の塾の先生によりはちょっと自信があったんです。ただ、人にはうまく伝えられていなくて、、、コーチングを学ぶことで自分のやってきたことがより言語化されて、さらに自分の言葉で自分を理解できるし、自分のことを他の人に伝えられるようになったと思うんです。なので、そのとき一緒に働いていた先生（スタッフ）だったりに、自分の言葉を伝えたり、あとは自分自身で自分がやっていることを言語化してノートで書くことを続けることで「第一志望合格100％」にもつながったと思います。

ーー 先生として、怒り方や叱り方に変化はありましたか？

　コーチングを学ぶ前、僕自身、あまり怒る方ではなかったけれども、「やるべきこと」をやってなかったということに対して、注意をすることはありました。極端な話、嘘をついた生徒に対して、叱ったりとかということはあったんですけれども、コーチングを学び始めてからほぼそれが「ゼロ」になりまして、、。どうしてかというと、「やっぱり嘘をついてしまう子供」とか「やるべきことやってこない子供」にも理由があって、それが正当性があるなしにかかわらず、それをしっかり聴くようにになりましたね。しっかり聴くようになって、自分自身でその子の「言い分」を聴くという方向性に変わったのが大きいかなと思います。そうすると、怒るという感情はなくなりましたね。

ーー 塾の先生（スタッフ）の定着も良くなったとか？

　そうですね。先生たちは、ウチの塾と他の塾をかけ持っていたり、他の塾を辞めてウチに来たりするケースがあるんですが、「自己成長」にフォーカスを当てている塾として価値を感じてくれているみたいです。僕も、アルバイトの子にも、もちろん塾をどういう風にしていきたいのは伝えているし、「ウチで働いてもらう以上、君たちが成長してもらうことが僕としての一番上の思いなので、君たちが成長して君たちが成長している姿を見せることで、生徒の成長を促していきましょう！」というのが理念としてあって、それに共感してくれたんじゃないかなって思っています。

インタビュー全編はyoutubeにてご覧ください！
スタッフを大事にすると生徒が成長し、生徒が成長すると塾が成長する！--沖津亮介コーチ